冬城蒼生さんのレビュー一覧

永遠という名の愛 小説

冬城蒼生  石原理 

二XXX年、世界は核の炎につつまれた!!

♪YouはShock〜って始めたいくらい読み始めてからずっと北◯の拳が脳内エンドレス再生されて大変だった…と思いきや、肝心のユリアが出てこない(BLなので当たり前だが)ので30ページくらい読んだあたりからBGMはピタッと止まりました。
そして謎の記憶喪失キャラは実は人造人間だった。いきなり人外出てきた。しかもその衝撃展開?が起きてから9ページであっさり解決するの解せぬ…心の葛藤はその間若干2ペー…

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眠れない夜 小説

冬城蒼生  笠井あゆみ 

妖怪が大丈夫なら

初読み作家さんです。きっかけは笠井さんが挿絵を描かれているという事でした。
1996年発行なので、もう20年以上も前の作品ですが、文体も絵柄もそれほど古さは感じませんでした。
当時の流行言葉や電気機器がほとんど出てきていないせいかもしれません。

物語はほぼ大学生の朝彦が住むアパート周辺で起きることなので、朝彦は大学生ですが、学生という事を感じることはほとんどありませんでした。
この作品…

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甘い水苦い水 小説

冬城蒼生  不破慎理 

痛いけれどゆったりでも展開が早い……

 大阪を離れ、東京の大学に進学した高田知章には“あいつ”との忘れられない過去があった。
 けれど、記憶の中の“あいつ”とそっくりな喜多川智明と出会う。
 知章の方から声をかけ、なんとか友達になったけれど、次第に知章の想いは恋心へと変化して行く……というような話でした。

 そんな感じで、かなり痛くて重い話でした。
 そらね……最初がそんな始まりだったら、男も女も関係なく、傷付くよな……と…

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いつか夢になる日まで 小説

冬城蒼生  不破慎理 

痛み前提

ハッピーエンドが描かれている物語でも、
展開の前提に「痛み」があるのならば敬遠
されるかも知れない。
でもかつてはその痛みこそがボーイズラブの
愛の形だったのです。
色々と荒削りでした。性描写も、用語も。
展開自体は多分そう古びてはいないと思います。

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