渡海奈穂さんのレビュー一覧

追いかけようか? 小説

渡海奈穂  元ハルヒラ 

渡海さんらしい

渡海さんらしい作品で、ゆっくり読めるものでした。

カフェ店員の立花は、コミュニケーション力があまりない。
カフェに来るお客さんの西条のことが気になるのだけれど、
なかなか、話しかけたりなんてできず、
予期せぬタイミングで告白してしまう。
本当は、カフェの店舗研修が終わるタイミングで告白して、
「良い思い出」にしたかったのに・・・。

そして、恋愛なんて。と
恋愛離れ気味の20…

2

追いかけようか? 小説

渡海奈穂  元ハルヒラ 

萌えるすれ違い

 これはかなり、自分的萌えツボに入りました!

 思いは通じ合ってるはずなのに、片思いしてる話って好きだわ。

1

正しい恋の悩み方 小説

渡海奈穂  佐々木久美子 

横暴だけどまっすぐ!

 自称“竹を割ったような性格”のカズイと一途な尾崎は、高校からの腐れ縁の友人同士。
 一時期、連絡を取らないこともあったけれども、他の同級生と一緒lに、定期的に飲み会を開く仲であった。
 その帰り道、いつものとおり、カズイの家よりも通勤に便利な尾崎の家に泊まろうとしたところ、寝込みを襲われ、キスをされてしまう。カズイは疑問に思いながらも、眠気に負けてそのまま眠りに付くが、翌日、カズイが目覚める…

2

追いかけようか? 小説

渡海奈穂  元ハルヒラ 

終わらせた恋と始まる恋

不細工キャラのマスコットキャラでチェーン展開するカフェの本社社員で
店舗研修していた受け様と、カフェの常連客でリーマンの攻め様との
すれ違いラブストーリーでした。

このお話のポイントは片思いで見ているだけで十分だった受け様がちょっと勇気を
出して、研修終了日に思いだけでも伝えて、片思いの恋を終わらせようとして
でも、自分が大好きで思い入れのあるマスコットキャラを可愛いと言った攻め様の…

4

熱愛 小説

渡海奈穂  樹要 

「熱愛」ってほどじゃないかな

少女小説家としても有名な渡海さんですが、これはショタアンソロジー掲載作品
手広いですね~
男性向けアンソロだったのかな?BLとは何だか違う感じがします

埼玉がモデルの作品
埼玉生まれの私は、他県の人が考えるよりずっと田舎で若干閉鎖的な埼玉県が良く書けてるなと思いました

リストカットシーンがあるので注意

0

甘えたがりで意地っ張り 小説

渡海奈穂  三池ろむこ 

序盤はなんだかよくある話っぽくてつまらなかったのですが

振り向いてくれそうになかった好きな人に思いもかけず嫉妬されて嬉しいってあたりからの描写が上手くて、思わずニヤニヤしてしまいました。
でも、手帳に攻めの血液型とお誕生日を調べて書くのは乙女すぎるでしょ。

マイナス思考ウジウジ受けがお嫌いな方はダメかもしれないのですが
そこは攻めがちゃんとぶった切ってくれるので、そんなに嫌な感じじゃないですよ。
「他の誰にでも必要以上にいい顔するの、やめろ…

0

恋でクラクラ 小説

渡海奈穂  小鳩めばる 

かわいかった

超健康な陸上部員君と、超虚弱な保健室常連君の恋のお話。
このお話の良かったところは、健康君はただの傲慢君じゃなくて、病弱君もただの女々しい君じゃないところ。
小鳩さんの描く「命の火の小さそうな」平岡が、可哀想な見た目とは裏腹というか、病気で鍛え上げられた結構強靱な心を持っていたりするところが、なかなか痛快。
エッチな事したさに、体力増強を目指して教室で二人ラジオ体操に励んだりする発想も愉快。…

2

ロマンチストなろくでなし 小説

渡海奈穂  夏乃あゆみ 

攻かっこいい

姉に小説家を持っている和志は、姉の編集者である伊勢と出会うが、
どうも、この伊勢のことが苦手。

もともと和志は、ゲイであることを姉(家族を含む)にばれていて
そのダメ男ばかり好きになる残念な恋愛を
姉が小説にしているんですね~(笑)

で、伊勢は、その小説の主人公である
ダメ男ばかり好きになってしまう「ゆいこ」が好きだという。

和志は伊勢に惹かれはじめてしまうけれど、姉も伊…

1

正しい恋の悩み方 小説

渡海奈穂  佐々木久美子 

早く言ってよ!!

高校時代からの友人の2人。
攻のなが~~~い片思いのお話で、
周りの友人たちは、「もう付き合ってるんでしょ?」
と思われているように、喧嘩しつつ仲がいい2人。

でも、受が、鈍いというか、実直というか、天然というか、
全く、攻の気持ちも気づかず、周りにそう思われていることも気づかず、
で、攻を振り回すわけです。

受が、なよなよした、外見女の子みたいな設定だったら、
読む気を失…

0

たまには恋でも 小説

渡海奈穂  佐倉ハイジ 

萌と恋愛感情

爽やかイケメンの会社先輩(攻)に気に入られてしまい、迷惑な受。

受は、周りからは「オタク」に見えるということで、
爽やかイケメンの人種が違う人に絡まれるのは、
面倒なことでしかなかった。
でも、実は、その攻、本気のオタクだったんですよね。
そして、攻にとって、受の顔・性格は「萌」だと・・・。

ここで面白いのは、受はオタクに見られてしまうだけで、
そんなオタクではないのに、攻は…

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