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12/55(合計:546件)
渡海奈穂 笠井あゆみ
ふばば
ネタバレ
本作は、特殊設定というかSFというか、オカルトやホラー的要素もある作品です。 主人公は、引きこもりの28才・宮澤。 幼少期からひとには聞こえない/感じない様々な音のような声のような「何か」を聞いてしまう宮澤。 親や医者に訴えても訴えても理解してもらえない。 一人だけの苦しみの中でどうやらその声は動物の「感情」なのかも、と気づき… 一方、市内で人知れず動物の死骸が増えている事に気づ…
渡海奈穂 ミドリノエバ
渋茶
2021年刊。 実は数か月前に読んだ渡海さんのファンタジー作品が面白かった(*女の子が主人公の非BLですが)ので、今回の新刊は何気に期待を寄せていた。 今回はファンタジー、というよりも除霊ものだけどね。 しかし、 陸海 与志等(くがみ よしひと)、古久喜 温(こぐき ゆたか)、越阪部(おさかべ)、更に僅かしか顔出ししない脇役の東間(あずま)、志菜(ゆきな)と難しい名前のオンパレードだね…
窓月
好きな作家様なので例によってあらすじノーチェック。タイトルがトリッキーで、一体どんなお話だろうかとワクワクしながら読み始めたのですが… さらさらと読めてしまう文章、物語の構成、BLで描くオカルト、そして敵対関係にある二人が体を繋ぐエロス。どれもがあまりにも完璧すぎて、読後「神」評価ってなんだっけ?としばらく意味飽和状態でした。 オカルトと書きましたけど、代々憑き物によって繁栄してきた古…
てんてん
今回は憑き物払いを家業とする祓い屋と 憑き物を飼い続けてきた家の最後の当主のお話です。 憑き物を宿す受様が攻様との出会いで新たな関係を築くまで。 攻様は人に害をなす憑き物を祓う家に生まれます。 進んでやりたい仕事ではなくてもその力があり 成り行きで憑き物落としを繰り返してきた攻様は 一時期は会社勤めするものの今では こちらが本業としています。 憑き物は人の負の感情…
甘食
夏だ、ホラーだ、悪霊退治だ!という気分の時にピッタリな作品。キャラ文庫のホラーBL大好きです。渡海さんのホラーも怖くて好きだし、スタイリッシュなミドリノエバさんのイラストも素敵。 ホラーBLってホラーストーリー重視でエロは事件解決後の最後におまけ的にってパターンが多く、ホラージャンル好きなのでそのタイプも好きですが、今作はエロ配分がストーリーに沿っていて序盤から淫靡な雰囲気なのが良いです。憑…
kurinn
いやぁ面白かったです。あっという間に読了しました。とにかく設定も秀逸ならば読後感も良かったです。 ひと月前に「御曹司は獣の王子に溺れる」を読んだんですが、そちらと同じくらいに面白かったです。 温という少年がとにかく不憫で健気で可哀想なんです。 そしてそんな温を初めは厭い憎みさえしてた陸海が、彼の本質を知るに付けて絆されて行く様子に萌えました。 陸海の憑き物よりそれを利用しようとする人間…
ポッチ
渡海さんの新刊はファンタジーもの。 ファンタジーもの、と言うとちょっと語弊があるかな。オカルトな、といった方が正解か。ミドリノバエさんの描かれた表紙やタイトルにも興味を引かれ、発売を心待ちにしていました。 ネタバレ含んでいます。ご注意を。 人にとりついた「憑き物」を払う祓い屋を生業としている陸海は、祓い屋として高い能力を持ち、そして己の信念に従って祓い屋をして…
渡海奈穂 夏河シオリ
こちらの作品もChara BIRTHDAY FAIRの為に購入しました。一緒に購入したもう一つの異世界転生の作品より好みでした。 何故ならこちらの作品の遠藤がとにかく良かったんです。 ホワイトタイガーを愛する遠藤を最初はちょっと変態チックだと思っていたんですが、城の中で生き生きと働き出して逞しい様子がとても清々しい程でした。知性と行動力によってバスティアンの生活環境を改善して行く度に、読ん…
渡海奈穂 山田ノノノ
茶々丸53
面白くてあっという間に読了。従兄の落とし前をつけさせられそうになった所を逆に助けてもらった奏汰、門原は奏汰に絆されたんだな〜奏汰可愛いから守りたくなるの解る。そんな2人が同居しての恋の駆け引きが楽しかった!悪役にざまぁがあったのもすっきり。特に良かったのが後半で門原を解ってて我慢してる奏汰がもう切ない。自分も怖い目にあってるのにね、門原も余裕なくても奏汰を見てほしかった。お姉様方のサポートに救われ…
楽しみにしていたのですが、中立寄りです…。 攻めが受けを守るために、赤の他人同士がいきなり同居するところから物語はスタート。序盤は不穏なトーンが漂いますが、全体的に穏やかに楽しめる系統のお話でした。受けは普通に可愛いし、攻めは年上で色々と経験してきている大人の男性だし…、自分の中では特に盛り上がることもなく、エッチやラブラブもハァハァして堪能したというわけでもなく、さらーっと読了してしまった…