渡海奈穂さんのレビュー一覧

新書館創立60周年記念 ディアプラス文庫フェア特典書き下ろし小冊子 C グッズ

ディアプラスさんの番外編

全部で5編入ってて、以下2編が好きだったのでレビュー。
(フェアは終了しちゃってるので、気になった方は頑張って探してください・・・)

1.社史編纂室で恋をする 番外編
  大町が塚森常務の恋愛事情をあんまりにも気にするもんで嫉妬してしまう
  稲葉。そのことを塚森にからかわれていたら、塚森の恋人と鉢合わせする
  ところに居合わせて・・というお話。大町君好きなんですよ。ほんと優秀な

0

恋になるなら 小説

渡海奈穂  富士山ひょうた 

恋になるなら、「愛」にまで。

リーマンもので、先輩後輩もので、再会もので。
その上「◯◯もの」!あ〜ネタバレしてぇ…

…と言いたくなるくらい、思いがけない経過を辿る物語です。
主人公は、入社1年目、社内にも社外でも調子の良いお愛想が言えずいっぱいいっぱいの上村。
ある日、社内で思いがけない人物から声をかけられる。
それは中学の時のバスケ部の先輩・伴瀬で。
中学当時はほとんど親しくもなかったが、次第に毎週のように…

1

純潔ドロップ コミック

渡海奈穂  如月マナミ 

ドーテー×ドーテー

キスされて「きもちわるい」って涙目になるミサトくん可愛い、、!てか、そっちが受か!!と思ったらお前もドーテーなんかーい(*^◯^*)

次の日、、負けず嫌いなのか、早速仕掛けに来るミサトくん。高1っぽさが出ていてとても良い。可愛い。BLに限らず創作の世界のDKってみんなめちゃくちゃ遊んでるのにイケメンが二人揃ってドーテーとか世界の奇跡だな〜と思いながら読み進めました。

大人がこれだと色々…

0

抱いてくれてもいいのに 小説

渡海奈穂  山田ノノノ 

予想外でしたけど、楽しく萌えました。

渡海先生のお話は、予想外な流れで、私の萌えとちょっと違うな〜って時もあるのですが、こちらはいい萌え頂きました(///ω///)♪


受け様は、アパレル系の仕事に就いたばかりの社会人1年生の奏汰。
再婚した母親を気遣って、社会人となったタイミングで独り立ちしようとアパートを探していた時に、出張の間、自分のマンションにすまないか?と従兄弟が声をかけてくれる。
有難い、と越してみれば、鍵を持…

3

それは秘密の方がいい 小説

渡海奈穂  南月ゆう 

ホームドラマ家族こわい


学校一人気者(偽りの姿)とぼっちな秀才の割れ鍋に綴じ蓋カップル


女顔なのを幼少時からからかわれ続け他人とのかかわりを避けるようにボッチを貫いていた真宮(受け)は人当たりがよく運動も勉強もできる人気者の伊沢(攻め)が大嫌い。
そんな伊沢が2週間ほど付き合って別れた(まだ3日ほどしかたってない)元カノと放課後の教室でキスしているのを見て、逆上し脅してやろうと写真を撮ります。
でも、い…

2

憑き物ごと愛してよ 小説

渡海奈穂  ミドリノエバ 

滾って、泣けて、唸った

護摩業とかやられて苦しくて憑き物が体から滲み出ちゃったりする時の人の悶える様ってエロいと思っちゃうんですよ、私は。
薄暗い屋敷で衣擦れの音がした後に御簾から女人の長い髪が少しばかりはみ出したりするのとか、めっちゃくちゃエロいと思っちゃって鼻息が荒くなるのですよ、私は。

そう、渡海さんがこの本のあとがきに「淫靡な話という風情にしたかった」と書かれておりますが、私が滾るのはまさに『それ』!温の…

4

新書館創立60周年記念 ディアプラス文庫フェア特典書き下ろし小冊子 C グッズ

グッと来た作品がありました

こちらの小冊子の中で本編を読んだ事のあるお話は三作品でした。順番に感想を書きたいと思います。

まず最初は菅野彰先生の『色悪作家と校正者』シリーズ&『ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱』より「色悪作家とドリアン・グレイの大迷惑」です。ドリアン・グレイの方は雑誌に続編が出ているようですが、そちらは未読です。
タイトルから分かるように本シリーズとスピンオフの2CPが登場してます。白洲が新し…

1

恋はまさかでやってくる 小説

渡海奈穂  佳門サエコ 

ほんとに「よしよし」って言ってる

自分よりガタイのいい男をひんひんアンアン言わせたい、という嗜好の養護教諭・山田。
勤務する高校に好みど真ん中の数学教師・杉崎が赴任してきて、職場恋愛はしないと決めていたのに…
…というお話。
どノンケの巨根絶倫xバリタチゲイです。
杉崎をいただいちゃおう、と画策してたのに、いざその時に「抱かれる」という思考が全く無いノンケに体勢をひっくり返されて巨根を押し込まれ。
なんでこんな事に?と歯…

0

さよなら恋にならない日 小説

渡海奈穂  みずかねりょう 

毎回逆方向に曲がる物語

なんなんでしょうか…これは。
不思議すぎてずっと変な感じでした。

こう進んでくれたら気持ちいいっていう道がある
でもあえて毎回逆方向に曲がりますよ!
っていうことの連続で話が展開していくんです…
こんなこと感じたのは私だけ???

予想が付かなくて面白いっていうのとは違って、なんで!?ってなってしまって
誰にも共感できませんでした。

2

憑き物ごと愛してよ 小説

渡海奈穂  ミドリノエバ 

ラストは純愛かよ(///∇///)

何かの喩えじななく、本当に憑き物のお話。
2人の心情が切なくて、どうなるの〜と一気読みでした。


受け様は、17歳の温。
憑き物を飼っていた旧家の当主であり最期の1人。
取り憑いている憑き物を祓ってもらうために頼ったのが、攻め様である祓い屋の陸海。

大事な人を、憑き物やそれを使役する人間によって奪われた陸海。
身内により、贄のように当主にされ、飼い殺しのような生活を強いられて…

4
PAGE TOP