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4/4(合計:39件)
榎田尤利 杜山まこ
かにゃこ
ネタバレ
ハンサムでもてもてなのに女嫌いで、女癖が悪い男。 会社も辞め、母親の経営する美容室チェーンのうちの1つを与えられ カットもシャンプーも薬剤の調合も顧客管理もできないくせに店長をしているんですよ。 ろくに美容室についてわかってもいないし わかろうともしていないドラ息子の店長を カリスマ美容師(死語)でゲイのチーフが鍛えていくお話。 正直、いい歳した男が母親にここまでお膳立てされないと…
義月粧子 杜山まこ
むつこ
少しのタイミングのズレがいくつも重なることによってすれ違っていく二人。 すれ違いものはよくありますが、ここまで説得力のあるすれ違いを描いた作品はめったにないと思いました。 受けの思いが、攻めにだけじゃなく、周囲にまったく伝わっていないことが、誤解が膨らんでどうしようもない状態に追い込まれていく様子が、めちゃくちゃ切なかった。受けのその不器用さが愛おしくてたまらなかった。 『俺と奴の対峙する関係』…
杜山まこ
ミュウ
イメージ的に、リアルで本格派っぽい感じの話です。 誘い受け好きで、地に足のついた話が好きな方にはお勧めです。 表題作では、誘い受けスキルが上級な年上で仕事が出来る受けと、カナエさんのフェロモンに誘われちゃった純朴な真面目系の攻めが出てきます。 誘い受け耐性があまりないのでそこだけが苦手でしたが、話としての緩急があって全編面白かったです。 『誘惑の香り、君と手をつないで、星の降る夜』 …
遠野春日 杜山まこ
遠野春日が贈るスリリングな探偵物語。と謳ってるほど スリリングではなかったw 2001年作ということで・・・ベタさというか 昔のトレンディドラマみたいな匂いがしましたけども 遠野春日さんぽくお約束な感じで甘いお話でした。 ご都合主義の娯楽BLは、ストレス解消になりますv 探偵が調査対象者の隣にいたホストにひと目惚れしてしまうんですよ。 調査対象者じゃないのにホストの尾行したり…
2本立てで、どちらも攻めにイラっと出来る事は多分間違いないです。 地味だけど実は優秀な受けが自分もゲイなのに、ゲイ嫌いの差別主義と誤解される話と、合格請負人の凄腕な家庭教師の受けが好きな子とする時の為の実験に使われる話です。 さらっと書いただけでも受けの立場がとても切ない事は、わかると思います。 チームのリーダー・西垣剛 傲慢俺様攻め×プログラマー・杉山直哉 地味健気受け 杉山はチーム…
羊
大好きな遠野さんの、小品ですが素敵な作品です。 謎の美青年、雪彦がね~絶妙にいいんですよ~ うじじしたとこはなく、かといってツンともしていない・・・ 柔らかく、真面目そうなのに、どこか謎めいていて、誘うときは大胆。 尾行していてターゲットに惚れてしまった直哉の気持に気づいていて、 大胆にも近づいてくるのに、押しつけがましさやわざとらしさが全然ない。 バーでカードのサインをする際…
いやー、榎田尤利さんの小説、やっぱり面白いなー。10ページに1回はクックックッと肩揺らして笑いながら読んでた気がします。 主役の一人はゲイ嫌いの女たらしのノンケです。どうやったら男に惚れるねん!みたいなタイプが男に惚れてしまうという楽しさをたっぷり味わいました。 相手役は美貌の美容師。彼も遊び人です。嫌いなタイプはハンサム。 お互いにお互いがまったく趣味ではない状況ですね。 ノンケの店長(攻め)…
Coo
3年越しの恋人に振られたばかりで、 そのうえ利き腕まで骨折してしまった主人公・深秋。 怪我が治るまでと、アシスタントについた後輩、伏見に やたらと甘やかされるうちに、いつの間にか―。 穏やかな物腰、落ち着いた話し方の伏見がイイです。 なんだろうこのさりげなく自然で、細やかな世話の焼き方は…。 必殺甘やかし攻撃って感じでしょうか? 弱ってる時に、これは、惚れますって…(笑) …
かわいゆみこ 杜山まこ
十架
大蔵省主計局に務める桐原と司馬。経済界に強い影響力を持つ旧財閥の婿養子となった桐原は、約束された出世の道を進み、司馬もまた、後ろ盾を持つ桐原を同期として疎ましく思いながらも、キャリアを重ねていた。 -------------------------------------------------------- 司馬と桐原は仲が良い訳ではない同僚という関係だったので、どこから恋愛が始まるんだろ…