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天堂まひる
葡萄瓜
ネタバレ
表題作二篇及び同時収録作ともに主題も展開も 結構生々しい一冊ですが、絵柄で救われている 感じがありますね。 再会した父子の近親相姦を描く「My Dad My Son」は そのままの展開で絵柄を変えれば充分耽美でも 通じそうですが、絵柄の軽やかさ故にホーイズラブの 方に引き込まれたという感じです。 ボーイズラブの中だからこそ展開できる男の子の 可愛げに溢れた一冊です。ただ先の言葉…
収録作全編を一貫している主題は「愛の奴隷」と 読み取っておりますが、奴隷となっているのは さて受と攻どちらでしょう。 それぞれ愛を軸とした主従関係ではあるのですが、 隷属の関係ではないのですね。 需要と供給の均整はきちんと取れています。 そう言う関係を嫌味なく描けるという筆力をしみじみ 味わうのも一興かと。
借金苦の為当たり屋を企てた一ノ瀬ひかるは腕っ節を 当たった車に乗っていた八代グループ総帥に買われ、 借金全額返済を条件に御曹司・都貴久のボディーガードと して雇用される。 しかし都貴久はひかるの警護を不要と言い放ち、むしろ ひかるを夜の玩具として扱う始末。しかしその行動の 元には心の傷が隠されて居り…そして二人は…。 鬼畜もの、と言い切るにはコメディー色と甘々加減が 強い作品で…
幼稚園の頃より血縁のない叔父・佳之とともに 過ごす時間の長かった佑太。そしていつか二人は 恋人同士と言える関係になっていた。 佑太の受験を挟んで同棲状態に入った二人の 平穏な様で少し波乱含みの日々が始まる…。 絵柄を見ると単純にショタ気味と短絡しそうですが、 体躯描写はそれなりにがっしりしています。 作品のトーンとしては濃くもなく薄くもなく、読み易い 感じでしょうか。攻の佳之が…
評者は作品情報を書きこむ際、出来る限り受攻の氏名を 記す事を信条にしています。 それもまた作品を探す手掛かりとなるからです。 しかし、この作品に就いては敢えて攻の名前を記さずに情報を 入力しました。大きくネタバレに関係すると思われますので。 天真爛漫を通り越して天然ボケの域に入りそうな受の仁夢(ひとむ)。 彼がバスケットを始めたのはバスケット部の四天王の仲間入りを したかったから…