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天禅桃子
hepo
ネタバレ
よく「魔性の男」って出てきますよね、創作作品には。 だけど実際、実社会で会ったことある!っていう方はあんまりいないような…。 わたしの周辺にいないだけなのかな。 人たらしはふつうにいるけど、「魔性」ってまた別物って感じ。 「魔性」を持つと噂される永嶺が所長を務める営業所に異動が決まった赤江。 「異動」とは名ばかりで、海外赴任までした彼が地方の営業所に行かされることになった理由は「不倫…
この表紙に惹かれて、『ブーランジェリーの恋人』と一緒に購入したのが、天禅先生の作品との出会いでした。 食いしん坊ゆえ、食べ物が出てくる作品ばかり探し求めていたので、純粋なジャケ買いはこの作品が一番最初だったかも。 初読のときはだめでした。 頭が硬すぎて、松嶋の「誘われたら誰でも」設定が受け入れられず。 好きな相手を一途に思えないくらいなら、好きとか言うな!って思ってしまって。 ええ、…
天禅先生の作品って、最後のページの言葉でどっかーんと萌え度が上がるものが多い。 この作品も例に漏れず、最終ページで「おわー!」って鳥肌が立ちます。 担任の先生からいきなりダブりの比嘉の勉強を見てほしいと頼まれた(脅された?)野波。 面倒だと思っていたのに、いざ話してみると比嘉といるのは案外居心地が良くて…。 訳あり優等生と訳ありダブりくんです。 2人とも抱えている闇が結構深い。 …
思わせぶりな含みがたくさんあるストーリー。 表題作と同時収録で、必要な情報はある程度得られます。 ただその情報ですっきりするか、もやっと感が残るかは、読者の性格次第かなと思う1冊。 生き別れになった弟を探している孤児院育ちの三葉(みつは)。 彼にとって「故郷」と呼べるのは、孤児院のある町だけ。 数年ぶりにそこへ帰って来た三葉が出会った少年は…。 探している弟と同じ名前で呼ばれる…
真っ直ぐな恋愛を読むと心が洗われます。 余計なもだもだなしで、表紙のようなスカーっと晴れた青空のような気分になりたいときに最適です。 小学校の常勤講師になった杉浦秀(サカエ)。 新任教師紹介のときに、小学校の恩師・リュウ先生と再会して…。 再会もの、そして年の差です。 父親が母親や自分に暴力を振るうようになって、自分の無力さに傷付いていた秀に気付いて、手を差し伸べて、寄り添ってく…
ここしばらくそういうことがなかったので忘れてましたが、表題作より圧倒的に同時収録に萌える率が高いです。 音楽でもカップリングやアルバム収録曲の方が好き。 というわけで、この作品も後半の、つながりのある2CPの話の方が萌えます。 【オン ザ クワイエット】(前後編) 萌 鍵を忘れて兄と住むアパートに入れず、隣人に助けられた航。 紘弥は汚い部屋とは対照的に、どこか不思議な魅力を持った人…
なかなかヘヴィーな1冊なので、気軽に読み返せずにいました。 でも今回、本腰入れて本棚整理中で、とにかく持っているコミックスは片っ端からレビューを入れていくと決めたからには読み返さねば。 ルームシェア相手を探していた西野と、往復5時間かけて通学している真木。 友人を介して知り合った2人が、一緒に暮らして、仲良くなって…。 居心地の良い関係ってありますよね。 もう完全に「友情!」って…
2000年以前に描かれた作品も収録されているので、作画の振り幅が結構あります。 【純情と不埒】 萌2 親友のサトシから「宮澤先輩が好き」と打ち明けられた浩人。 男同士という以前に、浩人はナオ(宮澤)を抱いたばかりで…。 いやー、この話、ものっすごーーーーくその後が気になりませんか? 完全に当て馬になってしまったと言うか、思いがけず間に入って行ってしまった形になったサトシが、今後2人に…
「女子校マジック」という言葉を聞いたことがありますか? 女子校だと、若くて男性教師というだけで、一般的に考えたら「中の下〜下」のレベルのビジュアルでもモテるという魔法でございます。 今はスマホ持ちの子が多いから、女子校育ちでもふつうに同世代の男子と繋がれるけど、そんなことは全くない時代もあったわけです。 超面食いなわたしには全く効かない魔法でしたが…。 と言うわけでこの作品、まさにそん…
『wonderful days』で慎吾の相談役だった深津のスピンオフ。 前作を読んでいなくても問題なく読めます。 そして前作より萌えます。 居酒屋でバイトしつつ、3年遅れで大学に通う深津理一(21)。 居酒屋店長でバツイチの神田は、ふだん愛想がなくてとっつきにくいけど、あるとき、深津は彼の親しみやすい部分を知って…。 タイトルに『ロータス イーター』というのが深いです。 ギリシ…