せらさんのレビュー一覧

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

雨降ってスパダリ固まる

「新婚さん」とタイトルにあるし、表紙も爽やかエレガント。順風満帆風。
なので、もう出来上がっている二人の話なのかと思ったら…新婚どころじゃなかった。
付き合っているのに、付き合ってないです。
一応恋人という枠組みで同棲しています。
身体の関係もお互いへの好意も確かにあります。
でも、心が通じ合ってない状態なんです。

受の冬人は御曹司で会社社長。馨と付き合うまで攻の経験しかなかったゲ…

4

裸族の花嫁 コミック

せら 

褐色肌にこの白抜きは厳しい。でも葉っぱがナイスな役割

まず言語のディスコミュニケーションが生み出すズレで笑かしてくれます。
いつも「帰りたい帰りたい」言ってるから名前をカエリタと勘違いされてたり、「後ろに入れてもいいよ?」の発音が現地の言語では「乳首だけでイかせて?」笑と伝わっていたり。
また、裸族の会話は全て絵文字を組み合わせたものだけなのになんか意味がわかってしまうのも面白い(とくにミチルのちんこが勃った時のやつ)。

終始クラシックな、…

2

夜に濡れる蝶 小説

高尾理一  せら 

高尾先生の得意なパターン

高尾先生単発モノお得意のパターン。
大前提として攻めはハイスペック&エネルギッシュ、受けは美人&仕事ができる。
そしてハッピーエンド。

1、理不尽なまでに攻めに嫌われシャットアウトされる受け
2、アクシデントをきっかけに受けへのエロ感情が芽生える
3、エネルギッシュ攻め、下半身にエナジーを送り続けワリカシ早めに下半身の意見に忠実に従う。受けの意見は参考程度。
4、ガッツンガッツンエ…

0

裸族の花嫁 コミック

せら 

ミラクルすぎる!

ソムリエがオススメしてたので読んでみました。
何これ!!!ミラクルすぎて面白すぎでしょう!

新人俳優ミチルがジャングルに裸族の村を探しに行ったら仲間とはぐれて、裸族に助けられ?なんと村一番のイケメンロディの花嫁にされちゃった!

毎日ロディにエッチなことをされてほだされていくミチル。ロディはとても優しくて大事にしてくれて。でもこの村ではどうも本番はしないみたいで
そうこうしているうち…

2

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

新婚さんではない

これタイトルに偽りあり……だと思います。
攻めは世界的芸術家で、受けは社長なのでハイスペックな二人ではあるけど、スパダリ感は殆どなかったです。
スパダリ感を楽しむ作品ではなく、恋をしちゃえば世界的な芸術家であろうが、社長であろうが、ただのヘタレになってしまう…というハイスペ同士&ヘタレ同士のお話でした。

そして新婚さんではない!
出会ってから20年近くもの長い長〜い遠回りをした末に恋人…

5

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

思いやりが染みる

両片思いのすれ違いラブは大好きなので読む前から割と期待大。
攻め男同士のマウント取り合い合戦みたいなお話だったらどうしよう…とタイトルに若干不安を感じていましたが杞憂でした。自立した大人の男たちによる何とも初々しい恋愛でございました。

お目当てのすれ違いっぷりはもちろん楽しめましたが、それとは別に好きなシーンが一つ。疲労困憊の馨に仮眠を取らせ、その間におにぎりと飲み物を用意し、仕事に戻る車…

2

新婚さんはスパダリ同士! 小説

小中大豆  せら 

お互い様

確かにスパダリ同士ですけど冬人目線のせいか冬人はスパダリという感じがそんなにしませんね。

表紙の意味は?結婚式挙げたのかな?それとも母の?

20年愛ですね。切ないです。冬人目線なので冬人が切なくて、素直になろうよ!本音をぶつけてみなよ、と何度思ったか。
いやいや、きっと本当は馨も冬人を本気で好きなんだろうそうでなきゃ!BLだし!と思いつつ気持ちがわからず。ちょっとはそんな片鱗もありま…

4

裸族の花嫁 コミック

せら 

はぁあ〜平和だわ〜

タイトル通りのアホアホ・エロコメディです。
この手のモノは結構絵が雑だったり、吹き出しが多かったりして読み辛いものもあるのですが、こちらは絵も綺麗ですし、内容のアホさ加減とは裏腹にとても丁寧に描かれていて。作者の並々ならぬ愛情を感じられます。キャラもそれぞれ素直で可愛いですし♡
なので、サラサラ〜っと読めます。そして何より、こんなトンデモ設定なのに⁈ なんだか優しさに溢れていて、ほのぼの感が凄…

5

M 小説

いとう由貴  せら 

結末に好みが分かれる

表紙がすごい凝っていて素敵です。
タイトルもすごく惹かれました。

いとう由貴先生のお話しは、受けが酷い目にあうものが多い気がします。

今回の受け明人も性癖がMで身体は喜んでいますが、攻めヴィタリーと攻めの弟に振り回されて散々な目にあいます。

もっともヴィタリーのやり方は愛があり、明人の様子を見ながら明人が喜びそうに酷いめにあわせてますが。

でも仕事を辞めさせて南の島に永住…

4

ラブ・メロディ -情熱の旋律- 小説

妃川螢  せら 

前向きに自分の足で歩ける強さを培っていく姿に好感

執着の旋律の続編です。

ピアニストへの未練と
過去にライバルだった男やヴァイオリニストとして活躍する妹への嫉妬、
ヒット曲を出し注目を浴びる恋人のそばにいることへの存在理由などで
葛藤する和音を中心に描かれています。

このままじゃいけないと立ち上がり再度ピアニストであるべく努力をして
空回りや焦りの中、恋人や友人の後押しでアレンジャーとして活躍の場を広げることでピアニストとして…

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