せらさんのレビュー一覧

略奪者の純愛 小説

妃川螢  せら 

静かなる執着と懺悔

結果的に言えば甘いストーリーだと思うのですが、最後の最後まで受け様は攻め様の
真意を測りかねて、片思いの切なさとホテル経営の苦しさでもがいているようなお話。

受け様が一人で苦しんでいる時に攻め様も同じく苦しんでいるけれど、全ては受け様を
守る為に奔走している展開なのですが、元ハゲタカと言われただけあって、
攻め様には敵も多く、その為に兄が事故で車いす生活になってしまう。
このことが切…

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縛るなら残酷な愛で 小説

早乙女彩乃  せら 

王道

BL的に王道な設定です。
父親の会社の土地を奪い会社が潰れた原因を作った男と再開し、殴りかかってしまったことで弱みを握られ、警察に連れて行かれない代わりに蘇芳の部屋に連れ込まれる。
そのまま犯され撮られた写真で脅され、度々呼び出される…みたいな話。

最初に犯された時はかなり強引で泣かされた淳平ですが、
次に呼び出された淳平が前回の恐怖で怯えてしまっているのを見て怖がらせないように優しく…

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恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

許せてしまう!

他の作品で同じような展開が起きると
「え!?」と思い、興味が引いてしまうこともあるのに、
何故だろう。この作品では、最後まで楽しんで読むことができました。
作家さんの上手さでしょうか。

ゲイを自覚し、もう恋をしないと決めた高校教師、花宮と
新任教師、細菌オタクで冴えない鐘崎の物語。
最初は、鐘崎にとってみれば、花宮は口うるさく、めんどくさい
存在なのですが、花宮の悩む姿を知り、

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夜に濡れる蝶 小説

高尾理一  せら 

ワクワクする展開

 傲慢な攻めがぎゃふんという展開が大好きなので、すごく楽しく読めました♪
 攻め受け両視点あるので、両片思いのじれったさを味わうこともできました。
 自分で期限付きの身体だけの関係だと言いながら、アルフレッドはどうみてもどんどん直希に夢中になってるのに、プライドの高さと、愛を知らない心の貧しさで、自分でそのことに気づいていません。直希が早く自分にすがってくればいいのに、なんて勝手なことを思いな…

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恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

ちょっとした衝撃でした(笑)

ノンケばかりを好きなってしまうゲイの花宮。
辛い恋はもうたくさんだ!とばかりに恋はしないと決め、高校教師として生きる日々。
新任教師・鐘崎の担当となるも、鐘崎は細菌オタクで人間嫌いで花宮のこともけ無駄がっているようだったのだが…。

途中で物語のトリック?的な部分の答えはわかってしまうんですが、それぞれに相手に感情を抱いていて。
けれど、それをうまく伝えられなくて。
擦れ違ってせつなく…

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天使にくちづけを 番外編書下ろしペーパー グッズ

ふたりのこれから

ヴィンセントは殺し屋家業を卒業して二人とも新しいアイデンティティと共に末永く幸せに暮らしていくのだろうと思わせるラブラブな番外編でした。

ヴィンセントの本当の名前がいつ出てくるのだろう?と思っていたところなのでこのペーパーを読んですっきり!しました。

タカヤって天使のような子のはずなのに、小悪魔的にヴィンセントをメロメロにして操っていると思いました。ヴィンセントは殺し屋だったのにすっか…

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天使にくちづけを 小説

高尾理一  せら 

甘い話を読みたいのなら...

高尾先生の作品の攻は受が大好きで大好きで強引にエッチに持ち込むタイプが多いですが、この作品の攻は受を天使のように愛する事が長かったからか、なかなか手を出さない辛抱強い攻でしたw

ヴィンセントはタカヤがマフィアに狙われている事を知りタカヤを救いますが、自分が殺し屋であるせいでタカヤが自分を怖がるだろうという思いから最初はタカヤに近づく事さえ慎重になっています。タカヤもヴィンセントを信用していい…

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天使にくちづけを 番外編書下ろしペーパー グッズ

攻様の本当のお名前は・・・

初めに。高尾先生はショートが本当にお上手だ~
申し訳ないですがどうでもいいショートを書く作家様も多い中、ショート読めて幸せ~って
気分にいつもしてくれます。
小冊子の方が読むことが出来なくてとても残念です。
こちらのペーパーでは攻様・ヴィンセントの本当の名前を受様・タカヤが教えてとせがんで
おります。殺し屋のヴィンセントは偽名を名乗っているので親が付けた本当の名前は
とうの昔に捨ててい…

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天使にくちづけを 小説

高尾理一  せら 

高尾先生ー癒されます!大好き!

甘いお話がお好きな方には高尾先生は絶対お薦めです!
こちらの作品は殺し屋が攻様の職業です。
お話自体は王道ですかね。ヘマをして死にかけていたところを天使のような7歳の受様に
見つかって、怪我を負っている攻様をみても恐がらず、くっついていたのを見た受様の
爺様が助けてくれたと。
その恩義を忘れず2人を見守っていた攻様がマフィアがらみの厄介ごとに巻き込まれた受様を
助けにくるのですが・・・…

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恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

この作品もっと評価あってもいいのでは

あらすじが気に入って購入して読んで見たら凄く面白かった作品。だいぶ前に読みましたが再読。まあ、何回も読んでいるのですが、設定がやっぱり面白い。
李丘先生の書くキャクターが結構好きです。
この作品の攻様は鐘崎と本田という2つの顔を持っております。素は只の菌おたくですがwww
この作品の醍醐味はなんといっても両思いになってからの鐘崎の台詞ではないでしょうか。
結構ヘタレはいってて、普段は敬語だ…

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