せのおあきさんのレビュー一覧

いばらの王子さま 小説

渡海奈穂  せのおあき 

ツンデレでヤンデレな受け様

好き嫌いで言えばダメな部類のストーリー、ってことはリアル系の話だと言う事。
従兄弟同士の、まさしく茨の道を歩く二人のお話です。

従兄弟同士で、毎年のように攻め様の本家に遊びに行っていた受け様。
3歳離れた、生意気で綺麗な従兄弟に逆らえない攻め様。
それは自分でも気が付かないうちに受け様の事を他の従兄弟たちとは区別して甘やかし
同性なのに、劣情込の感情を抱いていた。
それでも、この攻…

5

いばらの王子さま 小説

渡海奈穂  せのおあき 

渡海さんのイメージ

渡海さんも、好きな作者さんなのですが、
今回は少しいつもとテイストが違うように感じました。
ストーリーとしては面白いのですが、
個人的に苦手な展開であったことが、
評価が「萌」になった理由です。

BLでは、夢のような「ザ・ファンタジー」な場合と、
地に足がついているストーリーの場合があると思うのですが、
本作は、しっかり地に足がついていて、
だからこそ、少し重い仕上がりになって…

4

裏の祠の狐憑き コミック

せのおあき 

ファンタジーが詰まってます。

獣とか人外とか大好きなんですが、1冊丸々好きな感じにまとまってました。
狐って尻尾がもふもふでやっぱりかわいーです!

『裏の祠の狐憑き』
【その壱】矢敷×習ちゃん 
矢敷がいつも御供えするお狐様が矢敷と習ちゃんの縁結びに奮闘?します。
人によって見える姿を変えてるため、恋愛に奥手な習ちゃんを煽ります。

【その弍】泉水×子狐  
矢敷と習ちゃんは子狐の視線が気になり家の中でエッ…

3

裏の祠の狐憑き コミック

せのおあき 

小汚い子狐は超和服美形?!

けもの耳や尻尾が出てくる作品はどうしても個人的な趣味から高評価になりがち、
そして今回のこの作品もファンタジー&メルヘンチックで乙女心(笑)を擽ります。
乙女と言うより老婆心なのですが・・・それはさておき、今回出てくるのは可愛い狐。
そうです、鳥居などで見かけるお狐様なんです。
主役のお一人漫画家アシスタントの矢敷は、いつも家の近くにある祠にお参りしてる。
そして、同じアパートに暮らす隣…

3

裏の祠の狐憑き コミック

せのおあき 

信じるものは救われる!?

真ん中の1本を除いて、人外とかのファンタジーで出来た1冊。
不思議な浮遊感のある作品でした。
絵の感じと話がマッチしています。

表題は合計で2組のカプができあがります。
まず最初・・・
いつも裏の祠にお参りしている同じアパートに住む会社員の習に惚れているマンガ家アシスタントをしている矢敷の元に、神様の使いで、彼の片思いを成就するためだと狐がやってくる。
矢敷には子狐に見えるのに、習…

7

夜中に台所で コミック

せのおあき 

あっさりしてて読みやすい。

何すんのさ?!と期待しちゃうタイトル(笑)
BLのタイトルって、うまいなーと思うものが多いです。
タイトル自体が"煽り"になってますよね。
レジに出すのがこっぱずかしいものもありますが(笑)

初読みの作家さんでしたが
絵もストーリーもあっさりしていて読みやすかった。
絵は、ムダな線がなくて今時な感じ。
クールビューティで大分好きなキャラクターやストーリー設定なんだけど、
なぜ…

0

空から降るもの コミック

せのおあき 

あっさりな作風なんですが。

せのおさんは、短編作家さんなのかなー。
今までのコミックスを拝見した限りでは。
そして、1冊の中に「うわコレきた!!」っていう
ツボるお話があって、それがたまらなく好き!!

こちらのコミックスで好きなのが
「絶対条件」高校生でクラスメイトもの。
席替えしてから気が付いた、理想の黒子の持ち主は男で、
しかもゲイだった…。
異常なまでの黒子フェチさに笑えますが
…いやいや、やっぱ…

2

僕は僕の道を行く。 コミック

せのおあき 

かわいいお話です

表題作は、麻生玲子さんの同人誌の小説の作品を漫画化したものだそうです。
同級生の高校生が主人公なんですが、なんかかわいい作品でした。
恋に手馴れたモテル高校生が、同級生に片恋しちゃったのですが、夏休みの3日間の補修で一緒に勉強することに。
なれない恋をしている感じの館林と、全然気づいてない早川がかわいかった~。

「雨天決行!」は怪談が怖い高校生と雷が怖いクラスの委員長のお話。
合宿オ…

1

夜中に台所で コミック

せのおあき 

表紙買い

表紙の雰囲気に惹かれて買ってみて、
中身を読んで……
って事もままあるけど、
これはなかなかヒットでした。

基本的に、この手の繊細な絵が好き。
お顔の造作のバランスも、狂いのないプロポーションも好み。

キャラクターも、ちょっと捻くれたようでいて、実は純情なメインキャラに、
食えない感じの脇キャラ。

エチも、このストーリーや絵の雰囲気には、このくらいあっさりした、ぬるいエ…

1

晴れの雨。 小説

朝丘戻  せのおあき 

泣いたよ܂ۂ

みんながちょっと物足りないとレビューされてたが、そんなの気にならないほどストーリーにのめり込んだ܂ۂ朝丘先生、あんまり泣かせないで欲しいよ(;_;)イラッと来るときもあったが、それが先輩と光の出会いの為、惹かれ合う為だと想うと、必要悪に思えた。最終章は要らなかったが、最後の一節と光に残した遺書を何回も繰り返し読んで、涙が止まらなかった(ρ_;)ただキス一つだけの愛

1
PAGE TOP