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椎崎夕 高星麻子
satoki
信じていた人間に裏切られた哲は療養のため、叔父の別荘で一人暮らしている。 そんな彼の前に突然現われた青年、羽島は不遜な態度で哲の静かな生活をぶちこわした。 初めただただ迷惑に思っていた哲は、いつの間にかこの青年と過ごす時間を楽しみに思うようになる。 しかし、羽島が売り出し中の俳優であることがわかり、すれ違い始める二人だったが…… 芸能人×若隠居(笑) 不器用な二人がお互いちょっとずつ…
椎崎夕 竹美家らら
けもけもぱぷ
一冊目はよかったんですが、二冊目になっても同じようなことで受けがグルグルと思い悩んでいるので、もういいよ、という気分に。 ちょっと残念でした。 耐えるというか、耐えまくりな攻めはよかったんですけどね。
再文庫化というだけあって、なんとなく昔っぽいノリですが、反発しながらも惹かれていくじれったい関係を楽しめる人にはお勧めです。 とにかく、受けがウザいほど、じれったいです。
椎崎夕 佐々成美
まったくいやらしい言葉ではないのに、そこはかとなくただようエロス! 隣の若奥さんと同じ、と言った人がいましたが、まさにBL的にはそうですね。弟の親友なんて恋に落ちちゃダメダメ感がありまくりで、その背徳感がよかった。 イラストも、内容に合っていました。
椎崎夕 北畠あけ乃
大学生の柾には8歳年上の同居人がいる。 彼の名前は瀬尾。柾の父親がよこしたお目付役だ。 幼い頃誰よりも大切な存在だった瀬尾だが、今の柾には厄介なだけ……そのはずだった。 お目付役×坊ちゃん。 意地っ張りな主人公と生真面目な瀬尾のすれ違いが切ない。 好きだから素直になれない。好きだからお目付役としての瀬尾に反発してしまう。 そんなすれ違いのお話。 椎崎さんの書く丁寧な感情描写の王道…
椎崎夕 青石ももこ
竹@松
ネタバレ
悩む~~)( ̄^ ̄)( 「神」か……「萌」か……。 と、いつまでもグズグズ悩んでいる私とは違い、本書の受け、馨(カオル)の「悩む」は気持ちが良い! 「悩む」で、気持ちが良いってのは、なんか変…でも、そうとしか言えないんですよねぇ~。 「悩む」というよりも「考える」というのかしら? うん。「考える」のほうがしっくりくるな。 「悩む」という言葉にあるような暗さではなく、もっと前向きな……ひ…
椎崎夕 佐々木久美子
むつこ
攻めがセックスをしてくることについて「何故こんなことをするのだろう?」とぐるぐる悩む受けなのですが、「かつて自分に真摯に愛の告白をしてきた攻めがまだ自分を好きである可能性」についてだけは絶対に考えようとしないのが不自然に思えました。 あれだけ執着されてたら、普通はまずその可能性について考えると思うんだけどな。 優しくされても、情熱的なセックスをされても、逃げ出したのに追いかけてこられても、いつまで…
ゆうな
と、叫びたい気分になりました この作家先生、大好きなんです で、もちろん古本屋を巡ってノベルズも持っていましたが 文庫化にバンザイ!こういうところ、ルチルさんはいい仕事されます で、読んで感想ですが、ノベルズのときよりも 底辺に流れる空気が明るくなったというか 幸せになった感じがしました これは、読み終わっているからなのか 書き直しのせいなのかがわからなかったので もう一度ノベル…
usamomo
実は前回の「壁際のキス」はあまり気に入らなかったんですよね~♪ 大抵椎崎さんの本はしっくりくるんだけど・・前回の攻め君にイマイチ好感が持てなかったんですよね~♪ しかし、今回も出てきてました前回主役の雄生が・・でも、今回の彼にはとっても好感を抱きましたね~・・ なんでだろ?由哉の事をとっても大事に、大切にしてました・・ かなり対人関係に難あり、そして、トラウマ?ではないですね~…
文章全体の空気感とか、トーンがとても好きな作家さんです 新刊も期待を裏切らず、いやむしろその上をいく素敵な作品でした 前作とのスピンオフはあまり気にせず読めます 前作とは、空気の温度が異なる感じです しかし、リズム感と言うか、流れが止まらないのに きらめくようなシーンがちりばめられています ほんとうに、大好きな作家さまを追いかける楽しみを 満喫させていただきました 大洋図書…