椎崎夕さんのレビュー一覧

はじめてのひと 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

泣けた……

帯『好きになってはいけない、恋してはいけない相手だなんて、知らなかった-』

やばい時期に読んでしまいました、もっそい泣けました。
身内が入院して同じ様に弱っていって病院で亡くなってからそう時間たってないので、無茶苦茶泣けました。
自分も真巳の様にもっと優しくして面倒みてあげれば良かったなあ。
仕事の忙しさとかにかまけないでもっともっといくらでも優しくしてあげれば良かったともう号泣。

6

三十二番目の初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

BL本読むのがやっとだって!

むっちゃ私事ですが片手骨折して最近までギプス状態でしたー。
その状態で再読してたんで「信田、お前無茶言うなーー!!一度手骨折してみろーー!!」と信田へのムカつき度が過去最高マックスでした。
BL本読むだけでも大変なのに(←おい)鋏持ってカットなんざ出来る訳ないだろー!!!
骨折描写部分で想に妙にシンクロしつつ読んだのでもっそい物語に入り込みました。

しかし改めて読むと想はホントにロクデ…

2

スペアの恋 小説

椎崎夕  陵クミコ 

都合のイイ男・・・だったのか否か

はい、今自分的に(世間的にも?)キている子連れモノです~♪
本当、子供が出るといい具合に転ぶんだ!コレがww
しかし、このお話、そうそう都合よくは進みませんでした。
全く持って攻めの心がわからない!
むしろ怒ってるんじゃないか?子供が懐くから仕様がなくなんじゃないか?っていうくらい、心の所在が不明です。
そして受けちゃん、すごくイイ奴なんだけど色々と問題を抱えていて、それらから逃げること…

0

年下の男 小説

椎崎夕  高久尚子 

ちょっともやっと

朝から通勤電車で痴漢と間違われた敬。
出勤した会社で新しい部下として紹介されたのは、敬を痴漢扱いした張本人、館上だった。
最悪の出会いにもかかわらず、仕事では館上はとても使える男だった。
人嫌いの敬も館上の友好的な態度に少しずつ態度を軟化させていくが、ある日酔った勢いでゲイだという館上と寝てしまい……

プログラマー同士で、部下×上司。
人当たりと外面はパーフェクトな攻の内面はてんでお…

1

ひとでなし 小説

椎崎夕  佐々成美 

執着攻

タイトル通り、ひとでなしです。
出向先の上司、里見[攻]に左遷戻りの長峰は一夜の強姦を切っ掛けとしてとことん執着されまくります。
長峰が性格的に冷めている部分もあるのでそれ程に緊張感や悲惨さな無いのがこの作品の良さでもあり欠点でもあり。
里見のペットとして存在する事を強要され、尚かつ彼を陥れようと色々な事が起こるのですが長峰自身が怒ったりはするもののどこか甘いので、普通ならこうじわじわ怖い部…

2

ひとでなし 小説

椎崎夕  佐々成美 

「ひとでなし」のオンパレード

「ひとでなし」で「ロクデナシ」な奴らがザクザク登場します。
色々と突っ込みどころは満載なんですが、そういうのをとりあえず置いておいて、そのひとでなしっぷりを楽しむお話です。
逆に一度「ん?」と引っかかってしまえば、全部が全部鼻についちゃうお話だったかもしれません。

監禁・陵辱を繰り返しビデオに撮って脅す、粘着質な攻め。
ストーキングに嫌がらせ、挙句殺人未遂までしちゃう、職場の上司。

6

はじめてのひと 小説

椎崎夕  穂波ゆきね 

涙が出ちゃうのはズルイヨー!

大洋図書での二カ月連続刊行の二冊目は何と二段組み!!
思わずビビって、中々手を出せないでいましたがこれが読んでみると案外スラスラと一気にいってしまえました。
面白く読むためにあらすじも一切見ず、チラ読みも速読も止めてじっくりいきましたが、この作戦は正解。
派手さはないけれど、丁寧に綴られているので二段組になってしまったんだな、と思いますが、
主人公と祖父の関係、
主人公と喫茶店のマスター…

10

仕切り直しの初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

三十二番目の初恋のスピンアウト

見習い美容師の陽平は、最低な店長のいた前の店を辞め面倒見はいいが男女かまわず手を出すと噂の仁科の店に就職した。
ノリは軽いが仕事には真面目な仁科に次第に惹かれていく陽平だったが、ある日酔った勢いで仁科と寝てしまう。
そんな時に前の店の店長からの嫌がらせがエスカレートしてきた。
できるだけ自分の力で解決しようと奮闘する陽平だったが……

三十二番目の初恋のスピンアウト。
前作の主人公、想…

3

帰る場所 小説

椎崎夕  竹美家らら 

大切なものを守るために

室瀬玲一のたった二つの生き甲斐は姉の残した小さな喫茶店と、彼女の忘れ形見の姪、桃子の成長を見守ること。
この小さくてささやかな世界を守ることだけに心を砕く玲一の前に、一人の男が現われた。
ある日店の前に倒れていた男は自分に関する記憶がないという。
その状況は七年前に姿を消した桃子の父親の時に酷似していた。
そんな時喫茶店が地上げの標的になって嫌がらせが始まって……

生まれ育ちのせいで…

1

ひとでなし 小説

椎崎夕  佐々成美 

『ひとでなし』だらけ・・・。

お話は結構きつい?お話なはずなんですが、酷い仕打ちを受けている長峰が前向き?というより、なんだろ?ヘコタレない、落ち込まないというよりも、投げやりな感じの強い受けでしたので、しんどいお話にはなりませんでした。佐々の挿絵の通りカッコいい受けというより、攻めといってもいい感じのビジュアルでしたね。昔は攻めだったみたいですね。

長峰の周りはなんか、粘着質な人が集まりやすいのか?それとも彼が引き寄せ…

3
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