椎崎夕さんのレビュー一覧

名前のない関係 小説

椎崎夕  青石ももこ 

このネガティブは無理。

馨(受)にも笠原(攻)にも、まったく感情移入できませんでした。とにかく馨が自虐的で、後ろ向きで陰気なんですが、それ自体は構わないんですよ。

私はネガティブな受も、暗い(不幸な)過去を背負った受も、それ自体は別に嫌じゃない、というよりむしろ好き要素なんですが、椎崎さんのこういうキャラクターは、自分でもなんで?と思うくらい好きになれません。苛立つのみ。

なんというか、椎崎さんの作品ってスト…

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弟の親友 小説

椎崎夕  佐々成美 

あっさり

まあいわゆる『すれ違いもの』なんですが、あんまりいいとは思えませんでした。椎崎さんは、キャラクターが好きになれないことが非常に多いですね。

しっとりして切ないストーリーなのは間違いないのですが、意外性はないです。ありがちというか、思った通りに展開していく感じですね。でもそれが問題ではないんです。王道も好きなので。ただ、ストーリーの流れに入り込めませんでした。

理屈ではなくて、私が椎…

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本当のことは言えない 小説

椎崎夕  街子マドカ 

キャラクターがダメだった。

限りなく『しゅみじゃない』に近い『中立』です。

スピンオフ元の『あなたの声が聴きたい』はまあそれほど悪くもなかったんですが、この作品は晴臣(受)がどうしても好きになれませんでした。『あなたの声が聴きたい』のときからキライでしたが、あちらではまあある意味『悪役』といってもいいくらいですからまだしも、メインになってもダメっていうのはね~。

とにかくうっとうしい!『後ろ向きぐるぐる受』自体は…

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仕切り直しの初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

続編ですよ。

『三十二番目の初恋』のスピンオフですが、事実上続編といった方がいいのでは?と思いました。

これも結構好きです。椎崎さんはどうもキャラクターが好きになれないんですが、この作品は仁科(攻)も陽平(受)もまあそれなりによかったですから。ただ、私はやっぱり前作のCPの方が好きなので、本編(仁科×陽平)よりも梶山×想の後日談(?)の方が楽しめました。

相変わらず、脇(悪役)の信田が気持ち悪さ全開…

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三十二番目の初恋 小説

椎崎夕  金ひかる 

(私にとって)椎崎作品の例外。

たぶん、椎崎さんでは一番(というよりほぼ唯一。もうひとつはスピンオフの『仕切り直しの初恋』ですから)好きな作品です。これはキャラクターがよかったんですよ(単に私の好みとの符合で)。

なんというか、脇キャラクターやエピソードがいちいち陰湿なんですよね。そこは椎崎さんらしいと思うんですが、この作品は珍しく主要キャラクターが私の好みに合っていたんですよ。
確かに想(受)はダメ(アホ)なんですが、…

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不器用な策略 小説

椎崎夕  高星麻子 

まじでw不器用ww萌えた

はじめの攻め様と受け様の関係もグッと来ました^^
ああいう犬猿関係好きです。
あと、攻め様の言葉攻めたまんないっす’W‘
最後のほうはいい人でしたが。
個人的に話の展開が好きでした
二人を取り巻く環境(人間関係)も幅があって飽きさせなかった(個人的に)
お互いの気持ちが分かり合うまで時間がかかるのはすきです。
じっくりと。みたいな
遠回りも悪くないっすよ’W’

最後に、もっと…

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愛人関係 初恋 小説

椎崎夕  水名瀬雅良 

いきなりコレから読み始めてしまった

愛人関係ってシリーズものだったんですね…。いきなりこの最終編から読み始めてしまった。
でも、面白かったですよ。

BLという枠にはまらず、人と人との関係、あるいはある種の「原罪」めいたストーリー展開に引きこまれて、結局、一気読みしてしまいました。
智之の自虐的ともいえるトラウマへのこだわり、自罰的な思いには途中、正直かなーりイラッときましたw わかりやすくいえば、「過去の過失をいつまでもひ…

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愛人関係 初恋 小説

椎崎夕  水名瀬雅良 

傷つけあう関係に終止符を

シリーズ3作目の完結篇になる今回のお話、泥沼に嵌ったように
愛人関係を続ける二人なんですが、3作目でいよいよ攻め様の方が
精神的に壊れてくる感じでお話が進んでいきます。
前作まではあまりに受け様が可哀そうで子供時分の責任なんて
ある訳ないと思いつつ読んだ作品ですが今回はラストで救われる
関係になっていたのでほっとして読み進める事が出来ましたね。

憎みながらも、自分が言いがかりに近い…

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愛人関係 初恋 小説

椎崎夕  水名瀬雅良 

智之はマゾ?

巻数を重ねるたびに、ハラハラしてイライラしながらも次へ次へと期待が高まっていたこの愛憎物語もこの巻で完結を迎えました。
しつこすぎるくらい丁寧な描写で、しかし衝撃的な「愛人」という立場へ智之を突き落し一成の憎しみの対象であることが明らかにされた第二巻から、今回は一気に物語が動きます。

そこには理不尽で傲慢で、復讐にしては異常なほどの束縛という執着を見せる一成の仕打ちと、それを当たり前のよう…

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本当のことは言えない 小説

椎崎夕  街子マドカ 

かなり読み返し率の高い作品

「不器用な策略」読んだら何故かこれ思い出して引っ張り出して読み返し。
さばさばした受と当たりは柔らかいけど強引な攻が共通してるからかな~と思ったら受の通り名が「カズキ」でしたw

敬語理詰め学者肌攻×ツンデレ眼鏡受…なんという萌え組み合わせ。
いや、受攻単体でも萌えツボキャラなんだけど。
攻の一見飄々として見えて一歩間違ったらヤンデレwな振り回されて振り回している感じとか。
敬語でヤン…

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