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椎崎夕 葛西リカコ
marun
ネタバレ
綺麗だと言われる容姿をしている受けになる大和は、一回り歳の離れた叔父が オーナをしているギャラリーで事務をしながら子供のような手のかかる叔父の面倒も 見る生活をしているのですが、そんな時に叔父の作品を買いたいとギャラリーに やって来た攻めになる田宮と出会うが、互いに印象は最悪な感じでした。 ギャラリーではカフェも一応やってはいるけれど、カフェの客は皆無で殆どは オーナーの友人か、ギャ…
snowblack
ルチルの冊子のタイトルは、毎回rutile souvenirに何か一言加えたものだが、 この一冊の一言は「宝物」。 その中から、一穂先生「藍より甘く」の番外編のみのレビューです。 : サラリーマンとして働く暁行は、急な代役で九州に出張に行く。 なんとか仕事はうまくいき、その後の取引先社長の家のガーデンパーティ、 庭に咲いた小さな青い花を見て遙を思い…
「街の灯ひとつ」番外編のみのレビューです。 初鹿野が築と一緒に京都に出張した帰り道新幹線で雷雨に見舞われ、 片喰のもとへ駆けつける話。 平和に京都駅でお土産を調達し、新幹線に乗ったものの途中から鳴り出した雷鳴に 恋人の事を思っていても立ってもいられなくなる。 かつて雷に打たれた経験を持つ片喰にとっての雷は、想像を絶する恐怖だ。 新幹線の中からかけた電話にも出ない(出られない)恋…
椎崎夕 穂波ゆきね
若丸
超ストレートなタイトルです^^ 兄弟物で、「兄に男の恋人がいることを知って」とかいう文句があることから、なんか相当ドロドロしたラブストーリーが繰り広げられるような予感がありましたが、いい意味であっさり、というか甘い感じでしたね。 受けの高校生が予想に反してかなり行動的なのと、脇役の弟がいい味出してたりとか、最初は全く感情を見せなかった兄が変貌する様子とか、受けがところどころ絶妙に天然なとこ…
東雲月虹
この度もミチさんお目当てでゲットしたので、 『街の灯ひとつ』番外編、『Golden Dew』のみで失礼致します。 片喰×初鹿野となると俄然テンションMAX!!になってしまう為、 落ち着かなくちゃとは思うのですが やはり落ち着くなんて事は出来ないので諦めます(何を) 葛井と共に京都の“先端バイオ産業フェア”へ1泊2日で向かった初鹿野、 帰りにお土産を買おうと百貨店に寄ります。 葛…
アンソロですが、ミチさんがお目当てだったので 『藍より甘く』の番外編、『クラッシュド・ブルー』のみで失礼致します。 上司の代理で向かった九州出張。 無事商談もまとまり、 最後は取引先会長のご自宅でのガーデンパーティに出席する入江です。 庭の片隅に見つけた“忘れな草”で遥を想い、 会長に「季語は“藍微塵”だ」と教えられる。 声を掛けられた時に力の加減で摘んでしまったそれを ハン…
椎崎夕 陵クミコ
ポルカ
椎崎さんの書かれる、不遇の中でも健気な受けが好きでよく読むのですが、そんな受けが今回は攻めを誘惑するとあったので期待して購入しました。 でも、誘惑…して…る? 終始加藤が慎をリードしていて、誘惑に引っかかってるのはむしろ慎の方のような。うーん、期待していた分、ちょっと肩すかしだったかな。 あと、加藤の本音を最後にもってくるためでしょうけど、加藤の内面がわかりにくく、慎を好きになったことにいまい…
茶鬼
血のつながらない兄弟が、互いのブラコンの質と方向は違えど、若干兄の執着が勝る形で恋人関係になった義兄弟モノの続編。 1作目のデキあがるその「気持ち」というものに疑問を抱いて評価は低めとなりましたが、続編ともなるとそれが確固たるものになる過程を描くので、そういった意味での不満足感はありません。 椎崎さんらしい(?)と思える地に足のついた堅実な設定と展開だけに、やはり派手さはなく、あっと驚くものも…
キト
「ブラザーコンプレックス」の続編です。 血は繋がらないけど、子どもの頃から一緒にいた兄×弟ものですね。 前作でくっついて、恋人同士になってからの二人の話。 登場人物もBLにしては多く、前作と繋がりがある人もいるので、これ単品では若干読みづらいかもしれません。 尚志(受)が進路を決めるという時期。 兄である俊和(攻)の側に居たいがために進路を変更しよとするんだけれども、俊和にそれを…
「ブラザーコンプレックス」の義兄弟もの続編になる今作は秘密の恋人同士になった 二人がやっと思いが通じ合った前作のその後のお話なのですが、高校生の受け様は 受験の事や攻め様と一緒にいる時間が取れなくなるとか色々悩み始める時期なのです。 それに、受け様にとっては初めて好きになって関係を持った相手だけれど、 攻め様の過去が気になりだしてしまう、恋する心は臆病で疑心になりがちな展開です。 そ…