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鳥人ヒロミ
フランク
ネタバレ
2巻全部読み終わっての率直な感想は「読むのにパワーがいる」という事です。元気な時に読んだほうがいいというアドバイスを事前に頂いてましたけど、これは本当でした。 気が弱っているときは読んではいけない。 何故ならカップルの一人、喜多川の背景がめちゃくちゃヘビーなんです。(この作品は普通にリバしてますので、攻め受け固定なしです。) ネタバレします。 自分でも読んでいてごちゃごちゃになった…
ふばば
おすすめを受けて読みました。読み応えのある短編集です。 「グッドナイト」 友達のタツローがゲイだった。タツローがカレと喧嘩して、恋人同士で行くはずだった旅行になぜか慰め役で行く事になったキクは……という展開。 友達がゲイという衝撃も冷めやらぬまま、あれよあれよと旅館にて並んだ布団を見つめて冷や汗のキクだけど、ノンケ男が偏見や誤解や思い込みやそんなものを一気に脳内に溢れさせ、グルグルし、最…
bonny
腐海に戻って間もなく鳥人先生の『成層圏の灯』を読み、コ、コレだぁ〜っっっ!!!と、やおい原点の萌えを掘り起こしてもらったのですが、思い入れが強すぎて未だレビューができません。短編も長編も上手な先生ですよね。 表題作と描き下ろしは最後に収録されています。 「6月のピアス」 わたしの中では近親ものといえば鳥人先生。双子ものです。個人的にガチな近親ものにハピエンは望まないので、こういう決着…
fiona0109
鳥人さんのいきな和服男性をたっぷり堪能した直後に読んだせいもあるかもしれませんが、スーツより和服の方が鳥人さんは好きだなぁ~と思ってしまった作品。 個人的にはテーラーという職業はかなりの萌えツボではあるのですが、受け様と受け様の情人の安西に余り色香を感じられなかったです。 スーツが似合う男性は大好きなのですが、多分私個人の好みがもっと胸板が厚くてウェストが引き締まったラインが好きだからかもしれ…
この表紙、『彩おとこ 1』の表紙の蘇芳のポーズの岩吾ヴァージョンなんですね。読んでから気づきました。 タイトルが示す通り、本編のパラレルのお話になっています。 本編3巻のラストに収録されていた「番外編」の2人が初めて出会った時とその後再開した時に岩吾が一計を図った時のお話です。 最初に作者さんの注意書きで「本編でのカップリングが違います。本編でのカップリング推奨の方はあまり読まない方が良いか…
シリーズ5冊目。完結編です。 1巻が出てから5年経っているんですね。一気読みで読んだのですが、多少の絵柄の変化は感じましたが、作品の中の雰囲気も、熱さも、重さも、明るさも、最初から最後まで全く違和感なく読めて、作品完成までの5年の月日の長さは感じませんでした。 この作品、1巻の始まりから5巻のラスト近くの東京駅でのシーンまで、実際の月日は1年位なのですが、石井家に関しては蘇芳と丁子が小さな子供…
蘇芳と五道、丁子と岩吾、クリスマスを一時の逢瀬にしたのですが、それが裏目に出てしまい、結局また距離をあけてしまうことになります。 受け様2人が攻め様を忘れようと懸命に努力しているのが切ない。 邪魔者の攻め様達がいなくなって、家族円満に見える石川家ですが、紅丸に加え今度は三男の藍、下女のカヨも加わって、なんとかもう一度蘇芳と丁子の気を外に向けようと画策します。 そしてとうとう、攻め様達が動きま…
2巻に引き続き、石川家の過去が淡々と語られます。 1巻で巷での蘇芳の噂が出ていましたが、あれは全く根拠のなかったことではなかったんですね…。 紅丸の話を聞いて愕然とする五道ですが、どうしても蘇芳の事が気になってしまう様子が、朴念仁なのですが可愛いです。 それにしても禁忌なのですが本命同士で結ばれた蘇芳と丁子が幸せそうで…もうこれでいいじゃん!と思ってしまいました。 岩吾との取引で丁子が身を…
前巻の終わりで蘇芳と五道がキスするシーンで終わっているのですが、2巻の冒頭はそのキスシーンから始まります。 2年後には神父になる道に進む、と言っている五道ですが、魅惑的な蘇芳とのキスに夢中になり、心中穏やかでない様子は傍目から見てももう堕ちてるだろうと思わせるのですが、どうなんでしょうね? この巻は2組のカップルの進展よりも石井家の過去に焦点が当てられています。 蘇芳と丁子がまだ10才にもな…
鳥人さんは好きな作家さんなのですが、この作品はちるちるさんで攻め・受けをちらっと見て、ちょっと複雑そうなお話だったので、読むのを後まわしにしていた作品です。 でもやっぱり鳥人さん面白いですね。 受け様が複数の人と体の関係を持つというのは読む前から分かっていたのですが、切ないですね。 こういうお話で複数と関係を持つというのは切なさが増すので、むしろ好きな設定でした。 もっと早く読んでおけばよ…