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榊花月 鳥人ヒロミ
窓月
ネタバレ
にゃんとまぁ、切なくて理不尽なラブストーリーでしょう… 主人公は猫です。ご主人が大好きで、一度だけでいいから人間の姿になりたい…という願いがなぜか叶ってしまった⁉︎ そんな状況から唐突に始まるファンタジック・コメディですが、作者様が描く恋模様には1ミリのブレもありません笑 ご主人は、レイアと名付けて可愛がっていたボンベイ種の猫が家出した、と悲しんでいます。愛猫がいなくなってからも…
木原音瀬 鳥人ヒロミ
H3PO4
木原音瀬さんは好きな作家さんで、巷に言われるような痛い、辛いだけじゃないことは知ってますが、これはうーん、多分ヒモがあかんかったんですかね。 ストーリーは良いし、さすが!と思うんですが、もう、ヒモに対する嫌悪感が勝ってしまって。単純に趣味の問題ですね(苦笑) 就活用?のスーツまで作ってもらって、やっとこさバイトする気になって、、、結果は元カノの店でって。その前に小田に相談したらねー。 …
ましゅ
発売が1998年!ポケベルに懐かしさを感じました。 特に順番考えず木原先生の作品は読んでいるのですが、どの時代でも根本部分は変わっていないんだな…としみじみしました。 だからこそどの作品読んでもストライクゾーンに入ってくるんですよね。 攻めは医者。 受けはヒモ。胸を張れる大人では到底ないのですが、更生していくみたいな真っ当な話の展開にはならないところが癖強くて好きです。 そん…
鳥人ヒロミ
あさだ2枚
◾︎喜瀬川英(大学生→カメラマンアシスタント) ◾︎佐伯徹(大学生→会社員) 第三者の読者だからこそ突っ込める点で、登場人物は敢えてスルーなのか知る人が極端に少ないのかわかりませんが、英が語る過去と、聖が回想するように描かれる過去とが微妙に違うのがじんわりきました。当たり前ですけど、英は聖に暴力を振るった過去を積極的に佐伯には話していないんではなかろうか。佐伯は一方的に聖を加害者視してると…
1巻と2巻の感想が混ざったらすみません!気をつけますが、完結まで未読の方はご注意いただきたく。 ◾︎喜瀬川英(大学生→カメラマンアシスタント) ◾︎佐伯徹(大学生→会社員) 文庫版では2巻完結の人間ドラマです。このお値段でこのボリュームが読めると思うと大変お値打ち。 人が死ねば、病気になれば、虐待にあえば、ドラッグやってれば人間ドラマなのかっていうと決してそうではなく、安易にそういうテ…
ふばば
「成層圏の灯」シリーズの文庫版(2)、完結巻です。 こちらも短篇を積み重ねていくスタイル。 元々遊び人の徹は、やりたい事・目的がはっきりしている英に気後れ?劣等感を感じ、別れようとします。 やり方は結構ひどくて、親がガンだから地元で就職する、と。 英は捨てないで、と縋るけど、徹もその時はかなり冷めてたんでしょうね…結局地元に帰ってしまう。 そのあとは、お互い苦い想いを抱えながらもそれ…
ビブロスの1巻目だけではシリーズ全てを網羅できないので、文庫版をポチリ。 この文庫版の「1」は、ビブロス版収録作プラス「SEASON」「赤い鳥」「文庫版あとがき」の追加で構成されています。 このレビューでは、追加分のみで。 「SEASON」 これこそがこの「成層圏の灯」の根幹、喜瀬川英の子供時代(6才〜)を描いたエピソード。 視点は叔父(母親の弟)で画家志望の喜瀬川聖(ひじり)。 …
リバーシブル大好きの私は、鳥人ヒロミ先生の「成層圏の灯」シリーズがリバ作品と聞き、探して探して、やっとこの「鳥人弥巳」名義のこの1冊だけを見つけました。 実際は主人公の過去やら別れている時の他の人とのあれこれとか、かなり大河的な物語で、リバどうこうを超えて超絶的な読み応えの作品です。 内容は、時間軸が様々な短編を積み重ねるスタイル。 「アジアの片隅で」 すべての「成層圏の灯」シリーズを…
この作品には色んな萌えが詰まっています。 年上ビッチ受け、年下強気攻め、スーツ萌え、声萌え、育成萌え、寝盗り萌え…などなど。 父親が有名アナウンサーで傲慢なお坊ちゃんの大学生・陸が、父に連れられて行った「テーラー・ヒイラギ」の店長兼テーラーの柊麒一(ひいらぎ きいち)と出会い、惹かれ、成長していくお話…なのですが、何といってもこの「柊麒一」の魅力というか存在感が、この作品のすべてのような気…
フランク
バブル弾けた後の就職氷河期という事もあり就職活動に苦戦する佐伯。そもそもその時が楽しければという理由で、お気軽にドラッグをやっていたような人物で特にやりたい職業がある訳でもなく、今まで真剣に考えてこなかったツケが回ってきている様子です。 一方、喜瀬川は写真家への道を目指す事になり、一緒にいると佐伯の劣等感はますます刺激されてしまう。 そして同性と付き合っている事の親バレ(佐伯はノンケ)などの覚…