長門サイチさんのレビュー一覧

灼熱のハイシーズン 小説

秀香穂里  長門サイチ 

夜の虹

ファーストレビューの久江羽さんも書かれているとおり、
「この二人の今後はどうなるのっ!?」という展開ではありません。
バーの耀子ママ目線で見守るように読むというのがいちばんですね。

この作品の読みどころは、きちんと描かれた旅行会社のお仕事内容。
花形と捉えられることの多いツアコンではなく、一般の利用客の目にはなかなか触れることのない企画部です。
仕事も恋もまだまだ初心者の工藤が鉄仮面…

1

深く静かに潜れ 小説

  長門サイチ 

もっと面白くできそう

麻薬捜査官という大好きなシチュエーションのお話なので、期待も大きかったのですが、会話中心な分お話に厚みが足りなかったかなっと思います。

剣崎は黒、アレンは透明、デューク(捜査対象者)は赤いイメージがあります。どれが誰だっけ?といった戸惑いも無く、大変読みやすいので、後もう一つ何かが欲しい。
潜入捜査のこともしっかり書かれてはいるのですが、展開が早すぎるのかな?もうちょっとじらされてもいいか…

4

間の楔 1 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

待ってました♪

随分前から興味のあった作品です。
1990年初版で長らく絶版になっていたのですが、改めてキャラ文庫さんのほうで出た作品です。

歓楽都市ミダスの郊外にあるケレス。スラムと呼ばれるそこで、不良グループ"バイソン"を取り仕切っていたリキは、ある人物につかまってしまいます。彼を捕まえたのは中央と死タナグラをすべるエリートの金髪(ブロンディー)イアソン・ミンク。本当ならば決してで…

3

幸運の理髪師 コミック

長門サイチ 

昭和の少女マンガの絵ですが

超・超面白い。デビューコミックですが相当面白い 。

美容師でなく、理容師ということで、地域密着型。性格がよく親しみのわく美人さん。それにしっぽぶんぶん振りまくりのワンコ攻め。お客のじいちゃんたちもいい味だしてます。

さえないワンコが、ぴっかぴかに磨かれて、人気俳優になったはいいものの、ヘタレと童貞には変わりなく(笑) そのギャップがいつまでも可愛かったです。

二人とも、とってもお…

3

幸運の理髪師 コミック

長門サイチ 

なんだこの二人ラブラブじゃないか!

楽しみにしていた「幸運の理髪師」
どこに行っても置いてねええええええ!!!!!
3日も本屋ばっかり回ったのに置いてねええええええ!!!
あれか。最初のコミックスは入手しにくいですよってあれですか。
と途方にくれてネットで頼もとか思ってたら、意外なところで発見!!!

狂喜乱舞で読み読みしました。

本誌の方で読んでいたにもかかわらず、この大きいイケメンワンコと
綺麗な理髪師の恋模…

5

幸運の理髪師 コミック

長門サイチ 

安心して読めるお話

評価的には神に一歩足りないくらいです。
人と目を合わせるのが苦手な大男・司が、理容師・那智に散髪してもらったことによりすっかりいい男に変身。
とんとん拍子で芸能界の人気者になったのですが、基本は寡黙な超奥手で、一目惚れした那智に告白もできないまま、オフの日は理容店のお手伝いに通っています。
那智は那智で司が好きなのに、ゲイである自分がお荷物になってしまってはいけないと我慢をしていたのでありま…

4

幸運の理髪師 コミック

長門サイチ 

期待以上!

水壬さんの『桜姫』を思い浮かべてしまう長門さんの初コミックス。
「イラストはいいんだけど、マンガになると……」という経験を持っていて、ちょっと懐疑的に読み始めたんですけど、すみません、素直に面白かったです。

奥手で地味だった司が、那智の手により垢抜けただけでなく、俳優として人気が出たけれど、密かに好きな那智の店の手伝いに通い……というお話。
那智も実は司のことを好きでいたけれど、自分は年…

5

幸運の理髪師 コミック

長門サイチ 

幸運の理髪師

楽しみにしていた初コミックス!
短編集じゃないんだね~
9/10くらいは表題作の、俳優×理容師です!(残りはすごい短いロックバンドの話)
サイチさんの絵はちょっと古いんだけど(モノクロん時感じる)めっちゃ綺麗~カラーの綺麗さはやばいね!!
年下攻めだから、受けが攻めのことを随所で「可愛い~v」ってなってるんだよね。
デカくてごつい人に可愛いとか…それがまた可愛くて萌えるっつの!!笑
少…

5

発明家に手を出すな 小説

烏城あきら  長門サイチ 

職業愛

ひたすら興味の赴くまま研究する発明家・原田と発明家の権利を守るために奔走する弁理士・平井、2人の働く男の物語です。

弁理士事務所を営む祖父がぎっくり腰になり、仕事を続けられなくなったので、平井はしばらくの間代わりに仕事をすることになりました。そこで発明家の原田と出会います。平井は天才としかいいようのない原田を発明家として尊敬するようになり、憧れと愛情がごっちゃごちゃになっていきます。
そん…

2

灼熱のハイシーズン 小説

秀香穂里  長門サイチ 

真面目なふたり

今度は旅行会社です。皆さんよく働きます。プロフェッショナルなので当たり前だとは思いますが、みんな複数の外国語がしゃべれるものなんでしょうか?尊敬しちゃう。

さて、セックスが合わないと彼女に振られた工藤が、行きずりの男・仁科と優しい一夜を過ごし、その男が職場の先輩だったからさあ大変っていうお話なのですが、これからの展開をハラハラドキドキ楽しむタイプではなく、気持ちとしては既に両想いの二人がどん…

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