町屋はとこさんのレビュー一覧

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

若者組の結末は…

すれ違いカップル二組が同時進行で進むコラボ作、
雪のクリスマスに出逢った若者組の方の、最終巻です。

ボタンのかけ違いで、思い合っているのに離れてしまった二人。
ハッピーエンドの終着点は予想きるものだし、話としてはそれほど目新しさはないのですが
読んでいて心が温かくなるような最終巻でした。

個人的にツボだったのは、すれ違いの中違う組み合わせでそれぞれが寝てしまうところと、
両思い…

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恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

やきのりちゃんが結ぶ縁

心に傷を負った二人の男を出会わせたのは、キュートな子猫のやきのりちゃん。
淳平が雪の中でやきのりちゃんを抱いていなければ、
やきのりちゃんが、うるうる目で英を見つめなければ、
英は110番するだけで、淳平を拾わなかったんじゃないでしょうか。

なんとなくそのまま英の家に居候する事になった淳平。
武居の出現で英がゲイであることが発覚しますが、
淳平はゲイに対して偏見はなかった様子。

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愛とは言えない(3) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

クリスマスの頃に

こちらのシリーズをクリスマス間近の最近に
一気読みしました。
丁度、良い時期に読めたなと思います。
このシリーズはクリスマスに
2カップルの出会い(再会)がありますが
特に、この巻に収録されている
「クリスマスキャロルの頃に~」が好きです。
初めての恋愛に、色々と気をまわしたり悩んだり
時には冷静に考えて落ち込むサガンが愛おしい。
そして、この時の橘高が良い!
背中に爪痕・・・…

1

恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

ホッとしました

夜中に一気読みするくらい、良かったです。
本当、ボタンのかけ違えって最後にならないとわからないものですよね。
勘違いとか、思い込みとかって恋愛物には欠かせないし
それがあるから物語は面白くなるのですが、正直このすれ違いは
小説版を読んでいる時、とても辛かったです。
小説版とコミックを交互に読み進めていたので、この展開は分かっていましたが
コミックで、その後の2カップルが読めてホッとしま…

2

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

俺得!

榎田先生と町屋先生のコラボとかどんだけ俺得かと。
こんな神コラボもう無いっていうくらい神コラボでした。
色々なコラボがありますが、私の中では神の領域のコラボです。
もう自分の感性で赴くままに好きって言っちゃうYO!
まずメガネですよ。
受メガネは自分の中の萌えツボにひっかかっております。
その次にやっぱりワンコ系?な攻。
って言いながらやっぱり一番ツボなのはやきのりちゃんなんじゃない…

2

愛とは言えない(4) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

ゴォォォール

サガンの頑なさはあるしゅの罪とバツの構造ですよね。
これって実は日本人には馴染み薄い意識なんじゃないかって思うことが時々あります。
人を殺してしまった、という罪の意識は相当苦しいと思うけれども、
一方で不思議に思うことがあるのです。
自分が殺したと思っていたから恋愛を自戒してるわけですが、
自分のせいじゃなかったと分かったら恋愛してもいい?
相手は死んでしまっているから?
死んだ相手…

1

愛とは言えない(4) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

頁をめくる手を止められない!!

シリーズ完結という事で、
ようやく一気読みしました。町屋さんのコミックスも含めて。
完結していないと、「早く次をー!!」ってなっちゃうし、
熱が冷めないうちにって感じもあるもので…。
そして、シリーズものだと読み始めるまでに
結構躊躇いを感じてしまうのですよ。

でも流石の榎田さんです!!
突飛な設定が無くても、
各キャラの個性がしっかりしているし、
よどみがない文であっという…

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恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

寒い夜に、心あたたまる本

完結編を読む前に、復習とばかりに読み返しました。
最初の巻。
実は原作者の榎田先生のお作は結構読んでいるものの、町屋先生の作品は初読みです。

こちらでは脇役の大人組カップル(橘高と目・サガン)が主人公の
小説「愛とは言えない」とコラボになっていて(個人的な好みは大人組の方♪)、
違う視点から読むとまた話に厚みが出るという、素敵な仕掛けの本です。

雪の降るクリスマスの夜に、アパー…

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愛とは言えない(4) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

サガンのデレッ!

ノベルズ版も終わりましたね。
最初はコミックしか読んでなかったのですが、やっぱり「恋愛シリーズ」は両方読むと深さが違います。
橘高とサガンの学生時代からの腐れ縁や、サガンの抱える闇の深さ。
コミックではさらっと流されたエピソードの中にアダルトカップルだけのストーリーがありました。

最終巻ではみんなが過ちをおかしてしまった夜から、それぞれが自分の心に向き合います。
何があってもサガンの…

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恋とは呼べない (3) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

よかったです!

お互いに好きなのにすれ違って…。
この人ではないと気づいてるのに、そばにいる温もりにすがってしまう。このシーンは台詞ではなくモノローグで描かれているのですが、これが胸にぐっときて切なくて泣きましたー。

全員がすぐに間違いに気づいて、恋人にはなれないけれど、出会えた「友人」に感謝してるところはよかったな。
そこから軌道修正するには、淳平の病気や橘高の怪我という痛い思いをしなければなんですが…

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