朝南かつみさんのレビュー一覧

囚われた極東の華 小説

バーバラ片桐  朝南かつみ 

軍人たるもの

時代は、イギリスとの和平条約を結ぶ少し前。条約をつなぐために船で大使を迎える大事な役目を任された高尾と、大使アーノルドとのお話し。
政治からめて~なお話しになってはくるので、色的には少し小難しい書き方にはなっているものの、読みにくいという印象はなく。ザックリ読めて面白かったです。
「今夜はお前が伽においで」
アーノルドのこのセリフが好きですww
貴族の余裕というのでしょうか、優雅(#^-^#)
そ…

3

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

枯れたエロスだだ漏れ

これはやべぇ
めっちゃ萌えた
36歳というと実際ここまでおっさんじゃないけど、精神的に隠居したおやじ受けとしては激しく萌える。
しかもセクシーわんこ攻め。
攻が普通にいそうな雰囲気でよかったです。ヤモメいいよね。

完全にずれたおっさんが年若い男とプレイ的なセックスに溺れる描写がたまらん
゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜

いろいろなエピソードはあったはずなのですが、も…

2

くるおしく、きみを想う 小説

沙野風結子  朝南かつみ 

兄の代用品

受けが健気すぎる!
航希は隣の家に住む5歳年上の莉一のことが好きなのですが、莉一は航希の兄・采登のことが気にいっています。
そしてある日航希は莉一が采登にキスするとこを見てしまい、それがバレ航希は莉一に殺されそうになります。
そんなトラウマがある航希は何年かし、莉一と再会。
兄の采登が行方不明になってしまい、莉一は航希に兄の身代わりになれと言われてしまいます。

切なかった。
しかも…

4

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

オヤジ受け

オヤジと聞いて連想する作家さんと言えば、そうです、中原さんです。
いつもは“オヤジ攻め”な中原さんですが、今回は“オヤジ受け”
まだ36歳なのに、くたびれ涸れているオヤジ・袴田。
この袴田が、中学生のときに見たアダルトビデオの影響で、男女にかかわらず年上好きになってしまったイケメンで仕事も出来る池田に惚れられ、迫られることとなります。

いろんなことを、そう深く考えず「ま、いっか」とやり…

5

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

年齢より性格のせいだと思う。

袴田は、36歳にしてまるでご隠居一歩手前のような枯れた男。
「36歳」という年齢は10代や20代半ばくらいの人からみたら立派なオヤジかもしれませんが、実際はオヤジというのは可哀相だと個人的には思います。
それに袴田の枯れ具合は年齢よりも性格的なものっぽい。
10代の頃から袴田はきっとこんなヤツだったんでは・・・。

夢は縁側で昆布茶でひなたぼっこ・・・と覇気がなく、面倒臭がりで「ま、いっ…

9

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

中原先生のオヤジ受け!!!!!!!

 きゃ~~~~。萌え萌え~~~。

 中原先生の新刊は、全て買います。最近は刊行ペースが速くて、ファンにはありがたいです。

 中原先生といえば、攻めのオヤジのフェロモンだだもれ、でやられまくるのですが今回はオヤジ受けですよ! はぁはぁ。(変態か!)

 オヤジのひょうひょうとした感じとか、若い攻めの一途な感じとか(でもやっぱりフェロモンは出てる)、とってもよかったのですが、何より攻め…

3

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

“よくある”話ですが、面白い

大抵が作家買いのため、あらすじとか関係なく買ってきちゃうんですが、まさかこんなにコメディタッチだとは思いませんでした。いい意味で裏切られたし、楽しかった。

昼行灯というかご隠居様というか、万事に覇気がない業務部の課長・袴田(垣間見える仕事ぶりからは、無能だとは思えない)が、気がついたら外商部の若手ホープ・池田にいただかれちゃって・・・という“よくある”エピソードから始まるお話。

何から…

4

天女の眠る庭 小説

鳩村衣杏  朝南かつみ 

天女の眠る庭

イギリスとハーフの日本画家×過去に恋人を亡くしたお医者さん。
うん、なかなか良かったと思いますv
昔死に別れてしまった恋人と雰囲気が似てることで、恋と未練をしてるんじゃ?的な!
日本画家の攻めの見た目と性格がめちゃくちゃ好みだった(*´Д`*)
名前「閑(シズカ)」だし!!女みたいな名前の男って好きだ。
ただ、二話じゃなくて一話にしてもっとじっくり書けばもっと良かったと思う~
もとは雑…

3

天女の眠る庭 小説

鳩村衣杏  朝南かつみ 

死んだ恋人以上になろうってたいへんよねぇ・・

主人公嶺一郎(りょういちろう)には誰にも言えない恋人との逢瀬を続けていましたが、彼の突然の死によって、それは閉ざされてしまいます。
密やかな恋だったから、その死について誰にも辛い気持ちを打ち明けられず、また恋人が死んだのは自分の最後の言葉が原因でないかと深く傷ついてしまいました。
死んだ恋人との苦い思い出に苦しむ主人公、相手がすでにいないので、取り返しはつかないし、やり直すこともできない、後悔…

6

天狼は宝珠に酔う 小説

浅見茉莉  朝南かつみ 

天狼は宝珠に酔う

何か実はシリーズものだったっぽい?
でもビブロス時代に出たみたい…
HNLRシリーズ(一体何の略なんだ)という、歴史ものを取り扱ったシリーズらしいです~
小さいけれど価値のある国の王子が、異国に人質として捧げられる話。
この王子が左右金と銀とで色の違う瞳と金糸のような美しい長い髪を持っていて…
うん、吉田珠姫の神官シリーズに似てるな;
話し方とかストーリーも似てるんだよなあ…ぬーん

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