朝南かつみさんのレビュー一覧

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

羞恥奴隷

電車で痴漢されたことをきっかけに、
2人の男に調教されていく物語。

この2人、理想の羞恥奴隷になかなか出会えない中、
ついに平凡な会社員・佳樹を見つけたのです。

そんなお話なので、エチの多い本となっております。
羞恥を感じると「感じてしまう」という点で、
佳樹の隠された性癖を見つけてしまうのも才能ですね。

おもしろいのは、2人が佳樹にはまっていってしまう様子も
見逃せま…

1

俺と奴の対峙する関係 小説

義月粧子  朝南かつみ 

対峙する2人

片方が、片方を守り切るというのも素敵ですが、
「対峙する」という設定をできるところが
BLの面白い点にもなると思います。

しかも、攻も、ヘタレにはならず、最後まで
どっしりしていた点がすごい(笑)

実家の旅館の経営問題から、実家に一時帰宅した志岐と
昔からひともんちゃくあった老舗呉服屋経営の黒田の物語。

志岐は、黒田のことが好きだったのだけれど、
志岐「黒田は自分の兄が…

4

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

積木の

人の優しさ、暖かさ、愛を知らない受が、目いっぱい愛されて~なお話。
各地で評価が良かった作品なので、読みたいな~読みたいなぁ
と常々思っていた作品のひとつでした。
面白かった。
男相手の恋愛詐欺。
いつものようにお金を巻き上げて、おさらばする予定が
これでもか!これでもか!と優しさに漬けられて最終落とされてしまうというな。
でもな、こういう子が愛されて、甘やかされてふやふやにされるっ…

6

捜査官は愛を語らない 発売記念ペーパー グッズ

ロクデナシが改心してる?

本編では甘さの欠片もないような攻め様でしたが            
ショートでは愛しさ全開モードで甘い雰囲気でしたね。         
そして受け様の緊張してる様はやっぱり初々しいかも!         
本気で攻め様が大好きなんだって思えるんです。            
好きだから、好きすぎてるから相手を見れないなんて          
かなり可愛いくて萌えキャラさんですね。 …

1

捜査官は愛を語らない 小説

義月粧子  朝南かつみ 

器の小さいロクデナシの攻め様かも

ロクデナシの捜査官とサイキッカーの捜査官とのちょっとキチクな
大人の関係に殺人事件を背景に描かれている海外ドラマみたいな話
なかなかテンポよく読み進める事が出来るストーリーだったけど
後半は大急ぎ状態でちょっと物足りない感じがしましたね。
これも海外ドラマ風かな?(笑)

二人の関係もロクデナシに翻弄されてる一途な受け様がこれからも
きっとやるせない思いをしちゃうんだろうと思える内容…

4

ワイルド&セクシー 小説

高岡ミズミ  朝南かつみ 

ダーティーヒーロー?

朝南先生のセクシーな表紙にときめきます。
あらすじを読んで、どんだけダーティーな攻め様かと、わくわくしながら読み始めました。
周囲の人々を惑わすような魅力的な受け様。でもその内面は、とてもストイックで、恋愛にも理想を持っているため、気になる人はいてもなかなか新しい恋に踏み込めない。ある意味、うぶ?
破滅型の受け様もいいけど、こういうタイプも好き。
そんな受け様を翻弄する、謎の男。さあどんな…

5

捜査官は愛を語らない 発売記念ペーパー グッズ

えろくでなしが甘くなってる!

ほんの短いショートストーリーですが、甘さが満載。
本編ではやっとラストのラストで櫂の気持ちに応える形で収まった久慈川。
ろくでなしも、櫂の気を引きたくてという実にジャイアンな面があった彼ですが、、、
久慈川の部屋で仕事帰り一緒に食事をしてるシーン。
櫂は普段は遠慮がちに、恋人であるがゆえの甘さとか慣れ合いとかそういうモノを全く出さないから、久慈川の煽る言葉がつい意地悪に見えちゃうンdけど、…

1

捜査官は愛を語らない 小説

義月粧子  朝南かつみ 

ろくでなし攻めが魅力だったり♪

朝南かつみ絵の魅力全開は、この表紙をめくったカラー口絵でいきなり沸騰します!!
エロス、エロス!何かエロスでときめいたの久しぶりかも?
また、自分好きなろくでなし野郎が攻めだったりするのでなおさらかもしれません♪
いつもお仕事がっつりの義月作品、今回は警察でもあるんですが、架空の部署設定にして、事件の謎を解くのもガッツリ☆
美麗な男達が活躍するのでワクワクして、そしてろくでなしのせいでハラ…

8

「神に弄ばれた恋~Andalucia~」書下ろしショートストーリー グッズ

ドイツ車とイタリア車の勝敗は?

本編後の茨の道を歩む二人の日常のお話です。             
相変わらず二人で闘牛の興業地を車で回ってる時の出来事で       
受け様に独占欲を匂わせる物騒な軽口をたたきながらも         
それなりに幸せなんだろうと感じさせる内容です。           
そして同じ闘牛士であるロサリオが闘牛後にインタビューで
応えた「醜い牛と戦うくらいなら闘牛場で裸踊りしたほがマ…

2

神に弄ばれた恋 ~Andalucia~ 小説

華藤えれな  朝南かつみ 

死神と悪霊が運命の出会いをするとき

魂の底から惹かれあう二人、でもその二人が共に或ることで
互いを呪縛しているかのような狂気にも似た執着が不幸を連鎖的に
呼び込んでしまう。
互いを思い合うゆえの行為が互いを不幸にしてしまうお話で
離れなければ安寧の道が見えないという悲しく苦しい愛の形です。

良く当たると言う占い師に幼い時に不吉な未来を示された二人
攻め様にとって受け様は死神、受け様にとっての攻め様は悪霊
神に祝福さ…

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