朝丘戻さんのレビュー一覧

エデンの太陽 小説

朝丘戻  カズアキ 

エデンシリーズ

エデンシリーズは、3冊。
丁寧な描写だと、この頁数になると思う。三冊とも分厚い。
迷った時に読むと、ヒントをえられるかもしれないシリーズだと思う。
自分を優先しない選択について、考えてしまった。

①夜明けの嘘と青とブランコ 眞山聡士 楠木志生
2015/12/12

②エデンの初恋 柏樹透 佐東要 レンタルショップ『エデン』
2018年11月13日

③エデンの太陽  前山…

2

Heaven's Rain 天国の雨 Limited Edition 小説

朝丘戻  yoco 

リンが羨ましい 

YOCO先生絵師本をコレクションしているため、ブックオフで購入。
凄く分厚い本。小冊子がついていなかったので、電子版を購入。重いので、電子版のほうが楽。
あとがきにある「あめが消えるところ」も、読んでみたい。

「天使だった男と紡ぐ、永遠に続く幸福への旅路。」
「人間の幸不幸を学ぶ必要のある者が天使に選ばれる」
「涙は魂の叫び」
・・・意味不明な説明文だけど、とにかく読んだ。

2

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

「わがね」で泣いた

坂道のソラがよかったのでこちらも購入。同じアニマルパークの世界だったので、ソラに登場したキャラクターも出てきて嬉しかったです。穏やかな攻が好きなのでソラの賢治さんの方が好みの攻ですが、こちらも本当に素晴らしいお話でした。
人の死としっかり向き合ったお話。絶対両思いなのにどうしてなかなか進まないんだというものどかしさも含めて醍醐味ですし、理由が納得できるものだったのもよかった。
お父さんとユキの…

1

夜明けの嘘と青とブランコ 小説

朝丘戻  カズアキ 

受けの強さに救われる

初読作者様です。

大学3年生と1年生のCPで、何ていうか…とてもリアルだなと感じました。お互いに中学時代にトラウマがあって、そこを克服しながら成長し、お互いになくてはならない存在になっていくお話でした。

きっかけは強引な提案から始まったとはいえ、人ってこんなふうに人を好きになるんだなっていうのがほんとにリアルに丁寧に描かれていて、自分まで学生時代に戻ったような、くすぐったい、甘酸っぱい…

2

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

コミコミさんの小冊子まで読んでください

小冊子までが本編です。ぜひ有給を取って作品に浸っていただきたいです。

アニパーシリーズ、エデンシリーズから、少しずつ作風に変化を感じます。年々、朝丘先生の作品はボーイズ界の垣根を越えようとしているのではないかと。BLにとらわれない、一般文芸のような作品だと私は感じました。だからこそ、くっつくまでじゃなくて、2人の人生が見たいと思う読者様には刺さる深い作品なのではないでしょうか。さらさら読める…

3

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

会話メインのストーリー

評判が良くて読みました。

しかしページを開くとページの半分はキャラのセリフと会話で、情景説明や主人公の心象を表現する文章は少なく感じました。

「セリフ」
「セリフ」
——回想セリフ
——回想セリフ
——回想セリフ
——回想セリフ
「セリフ」
「セリフ」
心象説明
「セリフ」

極端ではありますが、このようなテンポで進みます。高校生が趣味で書く小説を思い出しました。…

8

サヨナラ・リアル(表題作 恋する鳥は空を飛べない) 小説

朝丘戻   

「リアル」

表紙絵のイメージで、獣人が住む世界観の物語と理解して購入したのですが、
著者が言う「リアル」の意味する概念が良く理解できなかった。
獣人世界を描くファンタジーになぜ「リアル」?

表題作は、「恋する鳥は空を飛べない」

あとがきには、
『普通の人と少し違う獣人』
『人外とは差別用語』
「人は「違う人」にはいつだって残酷」
死生観も「差別のうえに重なる差別」
・・とあって、ファ…

0

夜明けの嘘と青とブランコ 小説

朝丘戻  カズアキ 

初恋の苦さと甘さと

大学生同士が初めて同性と付き合う話です。
1ヶ月の期間限定で付き合ってから、その先がどうなるのか…見守る気持ちで読みました。



朝丘先生の作品は大好きで、感動する作品も沢山あるのですが、私の心がおばさんになってしまったせいか、感動する場面はあまりなく、本作は一冊を読み切るのにとても時間がかかりました…。
理由としては、2人の恋愛の話以外にも、例えば聡士(攻)がゲイであることがきっか…

0

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

読んでから読むか読まずに読むか

購入をためらっている場合帯の文句が決め手になることがあるので参考にする場合あるのですが、買うことを決めているときは読まないようにしています。
それに引きづられてミスリードされるのが嫌なので。
全然違うじゃないかと感じられるのはともかく、結果的にその通りだったとしても読みながら自分で知っていきたいので後から読んでなるほどと思いたい派です。
この作品の場合、帯の言葉を知って読むか、いろいろ想像を…

1

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

先生の挑戦を感じました

作家買いです。
元々浅丘先生の作品はページ数が多めかつ丁寧に描写をされているので、その点に関しては全く苦痛ではなかったのですが、申し訳ないことに私はあまり浸れなかった側です。
それでも萌評価にしたのは、学と唯愛の暴力的なまでの無垢さといいましょうか、頑なとも取れる揺るぎない想いに萌えました。異星人という人間とは全く違う価値観の生物をどう描くかにもすごく挑戦されていると思えました。
唯一、不変…

0
PAGE TOP