朝丘戻さんのレビュー一覧

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

独特な雰囲気があります

今まで読んでいた小説のほうが結構激しかったもので
朝丘さんのようなふんわりとした小説は初めて読みました。

初めはなれなくて読み進めるのに結構苦労しましたが
途中からははまりまくり!!!

二人の掛け合いが本当に心地よくて、
先生の包み込むような愛が伝わってくるようでしたね。

評価が高い通りに、泣きました!泣きました!

2

ドラマ 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

少年は分別を覚え、大人は見守る

コバルトで05年に出された作品の新装なのですね。
麻生ミツ晃さんの初めての挿絵のお仕事だそうで、中の白黒カットはほとんど手直しなしに当時のまま再掲載だそうです。

一応お話としては悲恋ものになっており、互いに気持ちを残したままの納得づくの終わりになっております。
主人公達がドラマの主役で、しかもそのドラマが同性愛を扱ったもので。
役に入り込んで、本来の素と役柄と本人は見分けを付けているつ…

7

ドラマ 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

誰も傷つけない恋?

新装版書下ろしをプラスしての再販の切ないラブストーリー。
コバルトから6年ぐらい前に出版されていた時は神評価が
かなり高かった作品ですが個人的には苦手な本です。
でも、泣かせるお話でもありますね。
物理的にいつも共にあるのがハッピーエンドなら間違いなく
アン ハッピーな結末のお話です。
互いを思いあって周りの人たちを傷つけないで
好きだから、好きすぎるから別れを選ぶ悲恋的ストーリー。…

4

春恋。 小説

朝丘戻  前田とも 

こども時代の終わり

この切なさは、どうしてくれよう。

家庭教師に恋した高校生君の、切ない切ない恋のお話。

高校生の美里は、家庭教師のアキが好き。
アキは、意地悪しながら気まぐれに美里を抱く。
美里はアキのそんな意地悪に傷つきながらも、それでも好きで、嫌われたくなくて、どんなことも受け入れて、泣きながら、うれしくて、かなしくて、

自分の「好き」で精一杯の美里と、自分の心に気付かないアキ。
二人共…

1

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

誠実であること

レンタルビデオ店のバイト仲間の大学生に恋をした高校生のお話。

大学生・本田は生い立ちの所為もあって同時にたくさんの女の子と付き合っても、それはあくまでもセフレ、恋愛からは目を背けている。
高校生の優太郎は、高校生になっても母親と母手作りのケーキを食べなからおしゃべりをするような、素直ないい子。
この優太郎が、ちょっとしたきっかけで、初めて好きになった相手が本田。
優太郎君は、素直で誠実…

8

君に降る白 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

本当によかった。

切なく美しいお話を書くことに定評がある作者の朝丘戻。さんの作品です。

私はこの方の本が本当に好きで、よく読みます。
切なくて、透明感があって、綺麗なこの方の文章が、物語が、大好きです。
ですが、一つだけ不満がありました。
それは、物語の最後がハッピーエンドにならないということです。
正確に言うと、ハッピーエンドではあるけれど二人が一緒にならない。ですね。
とにかく受けと攻めが2人が…

4

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

思い出し泣き必須!!!!

本当になんて作品書いてくれたんだ朝丘先生・・・・!

何というか、ぶっちゃけ今表紙見たり、内容を思い出すだけで涙が出てくる状態なんですけど、この感動は
冷める前に伝えておかなければ、と思い目に涙をためつつ今PCに向かっています。


第一章、「先生へ」

これは、まだ千歳の中に「あめちゃん」があるときのお話。
「あめちゃん」と先生の出会いから、お互いがかけがえのない存在になるまで…

20

星を泳ぐサカナ 小説

朝丘戻  葛西リカコ 

年下のほうが年上みたいですよ♪

やっぱりね、何も突っ込まずに素直に彼等を受け入れてこそ感じられる感動とか喜びとかがあるのですよ。
いちいち重箱の隅をつっつけば、あれやこれやきっとあるんだけど、それをつついても尚それを超える胸キュンの数々や恋の切なさがあるからこれが好きって言える。
まだ「君に降る白」からしか作者さんの作品を知らないけれど、そういう作品を書く作家さんなんだなって思います。
またまた今回も、主人公の少年にちょっ…

9

猫のためいき。 小説

朝丘戻  井上ナヲ 

未読了ですが・・・

すみません、あと十数ページ残してます。

話のテンポや会話やシチュが、自分に馴染まないままでした。
ここのキャラ達は、電車の中、ニャン語でイチャイチャチュッチュッしているカップル、そういう感じかな・・・
それを見て、友人は「別に気にしない」と言い、自分は「ゲッキモッ」と思う。
許容出来る出来ないは人それぞれでしょう。
それと、日本語のセリフの文字数が多くて大仰なアメリカドラマも頭に浮か…

2

あめの帰るところ 小説

朝丘戻  テクノサマタ 

神作品

自分はこれが初めてのBL小説でした。
絵も素敵で内容も最高でした。

これを読んで何度も泣いてしまいましたし
もうこれは神作品と呼べる小説だと自分は思っています。

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