total review:291535today:15
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
33/44(合計:438件)
朝丘戻 小椋ムク
茶鬼
ネタバレ
『春恋』のラストで5年目の再会をしたアキと美里の二人。 その後の彼等がまとまるまでのこの本作は、コピーの文字「そしてアキの色に、染まるまで」たしかにそうかもしれない。 同性愛がマイノリティーであること、まだ学生という年齢であったこと、その他青年期のあれやこれやがテーマだった前作は非常に現実を帯びたものだったのに、 この作品では、主人公二人は「BL」の主人公となり、 彼等を取り巻く、マリ…
朝丘戻 yoco
ココナッツ
イラストが好みだったので購入。 本当にイラストは素敵! 朝丘さんの作品を読むのは確か三冊目です。 受けの一吹は高校生で母子家庭。 母親が海外赴任中のため、一人暮らし。 自分がゲイだと他人に打ち明けられず、友人を作るのも苦手。 攻めの賢司はSNSを運営する会社の経営陣のひとりで、一吹と同じバスで通勤している。 バスで知り合った一吹をSNS『アニマルパーク』へ招待する。 ま…
pika3720
「春へ」のCDですが、ドラマCDではなくダリアさんとリブレさん共同フェアの特典朗読CDです。 「春へ」に出てくる画家の旭が高校生の恋人、十希に「遺言」のような気持ちで声のメッセージを残すという設定です。 冒頭から何を話そうかそわそわする鳥海さんにかわいさを覚えてしまいます。 でも落ち着いたらちゃんと年上で頼りがいがある所を聞かせてくれます。 自分が天国に行き十希の両親に会ったら…
marun
この作品はサイト掲載作で後にコバルトで文庫になった作品だそうです。 相変わらず切なさと登場人物の心理描写が大変緻密だなと感じますがやはり個人的には この繊細で切なく苦しみながら成長していくBLと言うより同性愛ときっちり 活字にした方がしっくりくる作品は苦手であります。 BLにファンタジーを求め、読み終えた後にすっきりしない作品は内容が良い悪い 関係なくやはり楽しめないのが本音。 こ…
アキが恋人と別れたと話し、とうとう本当の恋人になれたその時。 その直後、すぐに二人は引き離されてしまうのですが、その一瞬の蜜月の時間に思いだした美里がアキに恋をした瞬間のエピソード。 本編ではさらっとしか触れられてないエピソードですので、この話があることにより、より一層美里のアキへの想いの始まりが明確になります。 やっと恋人になれて抱きあった後、美里はアキが前足に怪我をした猫の絵を見せて…
高校生と家庭教師の大学生の苦しい恋のお話。 一読目、勢いで一気読みの時点では切ない片想いが、添い遂げられない結末が切なくて切なくてとても苦しかった。 そうして、心を落ち着けて読みかえすと色々見えてくる。 作者さんがあとがきで書かれたこの本で描きたかったテーマ「恋・同性愛・愛」それは間違いなく描かれている。 高校3年生の美里についた家庭教師は絵を描いている大学3年生のアキ。 彼の絵…
雀影
なんだか普通にアホな、男子高校生の日常ネタ。 昼休み、教室で一吹は林田と嶋野の三人と、揃ってそれぞれ自分のスマホをいじっています。 一吹は賢司と『アニパー』でチャット中。 賢司は昼休みでまわりに人もいないし、仕事も余裕があるらしくて、段々話はあやしげな方向へ、 チャットセックスなんて単語がでてきて、どうしよう?って、 学校の、後15分しかない昼休み。 迷うこと自体がって言うか、ほと…
あーーーー 読んでいる最中も、読後感も、 頭の中をこだまするフレーズは ・・・・・・・・ああ・・・朝丘戻。 モノローグで語られる、十希の想い。 文章的にはとっても切なきれいで、 文章からきれいな映像イメージがキラキラサラサラあふれ出てくる。 テーマが絵画だし、この絵画的な世界は、それはそれで素晴らしい。 で、そんな映像世界に酔っている分にはいいんだけども、ふと、…
朝丘戻 山田シロ
M
これは絶対しっとり系のいい話だ! と思って読んだら、やっぱりしっとり系のいい話でした。 こういうので当たりを引くとワクワクしますよね! 物語の主人公は岩瀬一。 一って書いて「いち」。 一には真という姉が一人いて、その姉は一度、二十歳の時に結婚し、その三年後に離婚した。 一は、その姉の元夫である元義兄のことが大好きで、元義兄の玖珂逸人の元に通い詰める日々だった。 逸…
はなみなは
しっとりしていていいお話だったと思います。 文章が瑞々しくて、キャラクターに合っていました。 引き込まれて一気に読みきるのではなく、 なる前に一日少しずつ読み進めていったので 最後まで読んで章のタイトルのからくりを知ると とってもじんわりしました。 途中ちょっとキャラクターが掴みづらかったので 萌×2にしたけど、お話は神評価です。 主人公(受)がしっかりしているからなのか 年の差…