total review:280973today:32
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
96/101(合計:1003件)
中村明日美子
ともじ
ネタバレ
友人に「多分ともじは好きじゃないと思うけど」と言われた作品です。 中村明日美子さんの絵があまり得意じゃない上に、ビジュアル的に受の髪型がダメだからです。(前髪が眉上の受には萌えないの法則)20年来の腐友だけに私の好みをよく把握しています。 しかーし! このお話は、高校時代の2人から始まっていたのです。ほんのちょっとだけど。で、高校時代のミツオ(受)は黒髪で前髪ふさふさで超可愛いの・・・これで…
ぎが
云わずと知れた、中村明日美子氏の人気を不動のものにしたであろう本作について、今更ではあるが一言もの申そうと思う。 内容はすでに多くのレビューでも紹介されているように、ちょっとちゃらいバンド少年・草壁と真面目一辺倒のメガネ少年・佐条の恋と、佐条に心惹かれ草壁にひっそりと対抗する音楽教師・原の関係がじっくりと描かれる。 特に物語の前半は草壁視点優勢で物語が進行する点が好ましい。 不安発作…
英田サキ 中村明日美子
COBE
ちょっとカタカナが苦手な私は最初、国の名前や、人名を覚えるのにちょっと戸惑いました・・ しか~し!! 広い世界でした!入り込みやすくて常に続きが気になるお話でした。 竜が伝説のものではなかった時代・・楽しかったです!! 続きが出たら絶対に読みたいです! そして最後の盛り上がりが私の胸にはキュンキュン来ました! ジーンとも来ました! ドキドキもしました! ジェイドの忠実心には…
ミュウ
表紙ののっぺりした黒髪が気になって、評判がよくても躊躇していました。 読んでみればそんなことはどこへやらで、とても惹きこまれて独特の表現とコマ使いに夢中で読みました。 個人的主観ですが、モノクロ絵の方が綺麗で繊細で好きです。 なんだ、このたまらん甘酸っぱい萌えは!!!と、久々の大興奮本です。 この甘酸っぱさをぎゅぎゅっと、味わいつくして欲しいです。 同級生の高校生男子好きは、見かけた…
もと
なんだか痛いシーンが多かったですねー。基本あまりに痛いのと、アウトローが出てくるのとかは好きではないんですが、これは別物でしたね。 高校の卒業以来音信不通だったのに、ミツオにいきなり連絡してきたみつお。二人は漢字が違うけれど同姓同名で、高校時代ミツオはみつおに何かと目をつけられていじめられていて、その時みつおの犬になると約束させられてた仲でもありました。 みつおは勢いでなんとなく付き合ってた女…
もこ
前評判の高い作家さんですが、今回は特に凄かった。 作品にグイグイ引き込まれました。 出会いは高校。同姓同名のみつおとミツオ。 接点のなかった2人の関係はあからさまに変化する。 犬と主人。SとM。 対局に有るような2人は気づかないように重なり合う。 有る意味不思議空間。だが不快ではない。 この空間が好き。 過程として、殺人・ヤクザ・女。もろもろ有りますが、それでいて最後のまとまりは、心すっきりハッピ…
藤棚
どちらが支配し、支配されるのか。 逆転に次ぐ逆転、ミツオとみつおの駆け引きやせめぎ合いが スリリングで、息をつく暇もありませんでした……! 相手への強すぎる執着は狂気と毒を持ち、痛々しいのですが。 愛憎の行きつく先に、美しい二人だけの世界を手に入れた ラストが清々しくて。読後感は非常に爽やかでした。 同時収録作品の『温室の果実』は、先生がラブリーで(笑) 先生のひざ枕にドキド…
久江羽
痛かったです。 帯に“SとM”という表記があったがために読むことにしたのですが、大変痛いSとMでした。そこに愛はあるのか?と問いたくなるくらい。 ピカレスクと言ってもいいのでしょうか? 小悪党・光央と彼にベタ惚れの光夫の高校時代から国外逃亡するまでのお話です。 同姓同名だから惹かれあっただけではないのでしょうが、光央の魅力的なところだけでなくダメなところまで全て受け入れてしまう光夫は相…
ともふみ
↑というあらすじの通り、みつおとミツオ=ダブルミンツのお話。 萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近し) ベターハーフという言葉よりも、どこまでも一蓮托生な運命共同体という言葉が似合う彼らの狂気じみた愛が、壮絶な色香を放ちながら展開しています。 面白いのは、半身といいつつ片やタチの悪いチンピラのみつお、 片や出会わなければ平穏な人生だっただろう平凡なミツオ という実に対照的な人間像に仕立て上…
ホモ子・アンドリュー
チンピラとその犬の話です。 服従と被服従、 支配と被支配、 どちらがより狂っているのか、 どちらがより欲しているのか。 それらがめまぐるしく入れ替わり、 読みながら何度も二人の力関係の訂正を余儀なくされる、 とてもスリリングな読書体験でした。 また、中村先生の絵がたまらなく美しいので、こちらも注視してしまいました。 何気ないコマのさりげない視線の動き、 それだけでもドキ…