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84/100(合計:998件)
中村明日美子
ぎが
なかなかレビューできずにいたが、小冊子が届いたまさに今が適時と、約半年遅れでレビューすることにする。 前作『同級生』ですっかり中村明日美子にはまってからというもの、『OPERA』で本作の一部始終を追いかけていた。 連載途中、すでにページ数は十分であるにもかかわらず、どうして単行本化しないのだろうと考えたこともあったが、こうして『冬』『春』の2冊を通して読むと、当時の私の浅薄さが思い知らされ…
サガン。
ネタバレ
遂に待ちに待ってた明日美子さんの小冊子が届きましたよー。 小冊子だけども装丁がキレイで、表紙絵にもきゅんv 中身は明日美子さんのマンガとキャラへの質問コーナーとゲストさんたちのマンガやイラスト。 「はつ恋」 明日美子さんのマンガです。 遠恋中の2人ですね。 初恋エピソードを話すんですが。 ねぇ、佐条って真性だったの? 初恋相手、これ、男だよね? まぁ、佐条ったら…。 そんな…
ますたーど
某青年誌で連載中の話が、今月発売になるから買いに行かなくちゃ~等と思っていた矢先に届きました。 まるで、お中元のよう。 草壁が佐条に”初恋はいつだったか”と問いかけたことで、佐条は過去を回想していくのですが、初恋の相手が6年生男子だったということに驚くより、1年生のカワイイ利人くんの姿に目が釘付けになってしまいました!! 顔も今よりふっくらとして、眼も大きくて… 顔を赤らめつつ、好きな…
ともふみ
いよいよ佐条が京都へ出発の日。 もちろん見送りについてきた草壁。 「はつ恋っていつ?」と会話しながら、新幹線が来るまでのひとときを待合室で過ごすふたり、というショート漫画です。 佐条の初恋は小学一年生らしいのですが、その回想に登場するちっこい佐条がまた、どえりゃー か わ い い のなんの。 ミニ佐条(三頭身くらい?笑)がホホ染めて、ラジオ体操のハンコを貰おうと見上げる姿は、たった2コ…
雀影
コミックス「卒業生」発売記念の小冊子。 書き下ろし、利人と光のショートストーリーは、京都行き新幹線を待っている二人のお話。 光が利人に、はつ恋はいつ?と尋ねると、、、 利人の初恋は、幼い、恋とも言えないような恋。 そして、逆に、利人に問われた光の答えは、、、 光くん、別れ際のそれは、反則過ぎるでしょう。 とぎすまされた画面構成と、伏せた睫毛の1本1本までが、切なく美しいです。 …
茶鬼
すっかり忘れていました、この冊子が届く時期を。 奇しくも、つい先日中村明日美子さんは心身の不調により期限なしの休筆ということで、HPも閉鎖されてしまい、ファンとしてはゆっくりと静養されると共に、また作品を読ませて欲しいという希望を持ち、見守っていきたいと思ったばかりでしたので、なんだか中村明日美子さんの、お休み前のプレゼントのような気さえしました。 内容は、、再びキュンキュンさせてくれる短…
ゆたか
題名にもある通り[深い]です。自分にはまだ難しかったかなと思いました。大人の方にお勧めです。同姓同名の壱河光夫→ミツオと市川光央→みつおの物語。高校時代ある事がきっかけでミツオはみつおの犬になります。そんなこんなで話が展開していくのですが、自分にはこの話を表現できるだけの能力が備わっていません。これは誰かの意見に惑わされないで自分の主観で純粋に読んで頂きたいです。ただ一つだけ…市川光央には独特の色…
萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 見事なまでにラブコメ一直線の3本立てですね。明るくさくさく進んで、脳味噌使わずにのほほーんと読了。 この耽美な絵柄で思いっきりコメディされると、ギャップの妙で面白さが付加されますね。絵力すげぇです。 表最作シリーズは結婚詐欺師(七海)×刑事(高千穂)なのに、こっちが戸惑うほどの平和な空気にゲラゲラ。特に高千穂、こんな流されまくりのお間抜けさんで刑事とし…
『Jの総て』の番外的ストーリー、ポールとモーガンの出会いと邂逅です。 こちらを先に読むより、本編3巻を読まれてから見られた方が、この本の立ち位置やら存在感、影響など納得できる部分が出てきてよいと思います。 ポールの生い立ち。 父がユダヤであるがゆえの心の奥に持つ悲しみとうっ屈。 モーガンの家柄。 市長である父への反発。 それぞれの持つものがあるがゆえの、二人の反発と特にモーガンがポ…
NYを出て刑務所に入ったJ そして、再びそこでギムナジウム時代のポールとモーガンと再会を果たし、Jの運命がやっと救われるのです。 ここで見えてくるモーガンの優しさ。 彼はポールが好きだった(プラトニック)、だからポールが好きだったJを守りたい、それがJとポールを再会させるきっかけになるのです。 ポールがJへの気持ちを、自らをゲイだと自覚することから話が進んでいく。 なりふり構わずJの…