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70/101(合計:1003件)
中村明日美子
咲人
ネタバレ
痛いのは生きてる証拠、なんて小学生の頃に言うやつがいたけど(笑) あながち馬鹿にできない言葉だと思うことがあります。 攻めの光夫は受けの光央から与えられる痛みを自分に刻み込んで喜んでしまう人。 与えられる苦痛が全て愛しさにつながるこの狂気。 普通に考えたら受けの光央のほうが暴力的だし、人殺しだし、いわゆるロクデナシなんですが、 狂っているかどうかで言えば攻めの光夫のほうが狂ってい…
トリもち粉
個人的に特徴のある絵に惹かれるというのもあってか 絵柄が魅力的に感じます。 絵が得意な方でも真似をするのは難しいのではないかと((+_+)) ストーリーはとてもかわいらしくて空気感が好きです。 純粋でとても現実的な好青年。 BL界によく君臨している(笑)女々しい受けとは 一味、二味違います(ー_ー)!! きっとこれを読んだ後は ”つづき(卒業生)も読みたいかも…”となる…
*kinako*
『あなたのためならどこまでも』 知り合いから、面白いし黒髪超イケメンだよ!と勧められつつ 読んだんですが、本当に面白かったし七海が超イケメンでした。 何よりも、ドジな高千穂と高千穂をからかいながらもベタ惚れな七海の、 じゃれあいというなのギャグが個人的に好きで好きで。特に高千穂さんが かなり良い仕事してると思います。(コメディ的な意味で)とてもじゃない けど、お互い刑事と犯人という…
響律
同級生・卒業生シリーズにはまって悩んだ末に購入。 買ってよかったよ…。 明日美子さんのカラーイラストはどういう風に描いているのか すごく気になっていたのでその点もすごくよかった。 何この丁寧なしごとは!とものすごく感銘を受けました。 描き下ろしマンガに悶え、 CDレポや特典にはくすりとし、 年表にいちいち納得。 明日美子さんの丁寧なお仕事に、 自分自身もいろんなものに…
タイトルどおりに、好きと言わなくても通じていて。 伝わらないところは、じれったいながらもちゃんと伝えようとする。 すれ違っても、修正しようと心を砕く。 草壁のまっすぐさ、 佐条の不器用さ、 ふたりの真剣さ、 ハラセンの切なさ。 みんな本気で表現の仕方が違うだけで、 誰の思いが一番だ、とかそういうんじゃないんだよなぁと じんわりくるお話でした。 明日美子さんのコマ割り…
心を掴まれて徐々にぎゅ~~~っと握られる、 そんな感じです。 出てくる登場人物がそれぞれにとても魅力的で ぐいぐい引き込まれます。 佐条ママの入院っていう大きな事件が ふたりを揺さぶるけど、 草壁の気持ちも、佐条の気持ちも ちくちくと刺すみたいに自分に迫ってきて 共感してしまうんだよなー。 草壁、本当に優しくて気遣いのできるいいオトコ。 そして、ハラセンがじわじわくる!…
「同級生・卒業生」シリーズ、通してまさに神本。 私がBLに足を踏み込んだきっかけです。 (しかしファーストBLが萌えレベル高すぎて これ以降を探すのが大変でもあるのだ…) 明日美子さんご自身は知っていたけれど、 この作品を何で知ったのか… 読んだ後の衝撃が強すぎてきっかけが吹っ飛んでしまいました。 多分ネットでの高評価を見たからだったのかな? もう今までに何十回と読んでま…
2巻は1巻より絵柄も内容も読みやすくなっているように思います。 しかし相変わらず黒く美しく痛々しい世界観です。 トリノスはオオナギという外交官に買われて、そして名前をタケオと名乗らされます。 そしてこの家にいても酷い仕打ちを受けるだけで、トリノスは救われることはありませんでした。 結局、オオナギはトリノスとの関係に破綻が生じ、彼を開放します。 その後のミシェル・ボランジェ(オオナ…
中村明日美子先生の初単行本作品です。 黒く美しく時に残酷で痛くてグロい物語でした。 中村明日美子先生と言えばBLでは「同級生」「卒業生」シリーズあたりが人気ですが、 「らしさ」で言えば、この作品はとても中村先生らしい作品だと感じます。 多分人気のあのシリーズの方が中村先生にしては爽やかな内容だと言えるかも。 今では毒気が随分抜けてそちらの路線が色濃くなりましたが。(もちろんそっちも好…
nekonyanko
絵柄は苦手な部類の作家さんですが 色気はあるのですすんでよむことが多いです 表題の作品は、現実からがんがん頭を切り替えてよむと 楽しめました 坊主頭でも色気がある七海には やられました 他短編がぎゅっとつまっています 全体的に明るくテンポがとても良い子作品はばかりでした この短編感とねっとり爽快感は 中村さんの作品が好きな方であれば 間違いなくすーーと入れる面白…