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雪代鞠絵 早川麻百合 中村明日美子 ラナ・マクレガー
やまいも
ネタバレ
細くてひ弱なで、高校時代にスポーツマンに苛められていたトラウマがあるアダムとゲイだと誰にもカミングアウトできずにいたジョシュ。 ひょんなことから互いの性癖が発覚したルームメイトの二人。 お互い手探りで、ゆっくり段階を踏みながら、それでいて濃厚にアブノーマルにプレイに挑戦していく姿が初々しくて刺激的でたまりませんでした。 ジョシュはサドなのに、思いやりがあって行動の端々からアダムへの想いと優し…
中村明日美子
みみみ。
弟の死をきっかけに「羽」を失くしたブランコ乗りの<トリノス>が星空とは真逆に位置する地上へとゆっくり墜落していく過程が1巻だとすれば、2巻はトリノスが再び飛翔するまでの人間らしい迷いと葛藤を丁寧に描いた巻だと思います。 1巻を読まれた方は、ぜひ2巻の最後のページまで読まれてみてください。 それまでの暗く黒い世界に、眩しいくらいに光が射し込みます。 以下、ざっくりネタバレ含む内容です。 …
楠本まきさんが大好きで、テイストの似た作家さんを探していた時に出会ったのがこちらの作品でした。 現代のシルク・ドゥ・ソレイユのような新しいサーカスが生まれる少し前の、サーカス文化の過渡期(伝統サーカスの衰退期)が舞台となっており、全編を通して暗く退廃的です。 内容については先のレビュアーさん方が既にくわしく触れられていますので割愛するとしまして、 この作品ではストーリーの随所に散りば…
ピピン
おお、ハーレクインロマンスと同じ版型だ。しかし装丁が… キッツイわあー。広い帯がイラストで飾られていて、本体のタイトルとマッチングしている。一見美しいですが、本棚に他の本と一緒に並べたら、擦れて傷みやすいんじゃないかなあ、と、ちょっと心配。 雪代鞠絵さんの超訳の新作ということで、読みました。ホントは雪代さんオリジナルの小説が読みたいんだけど。 本の背には、雪代鞠絵さんの文字が大きくて、原作…
はるのさくら
1の表紙もそうだけど、2の表紙もまたいいです。 表紙から想像力をかきたてられます。 このシリーズへの思いは、自分の思いをうまく言葉にできないっていうか、伝えきれないです。 好きなシーンはたくさんあるけど、やっぱり何と言ってもラストの「光と利人」ですね。 谷君のデキ婚報告を受けて、草壁君に対し父親になる未来もあったはずなのに、と言う佐条君に対して、「なにもかもは無理でしょ」「欲張りだ…
同級生シリーズの3組のカップルのその後の様子が見られます。 私はやっぱり草壁君と佐条君が大好きなので、卒業して遠恋になる二人のその後の姿が見れてとてもシアワセです。 なんかお互い想い想われて、を自覚してるから二人して優しいなー、と思いました。 特に佐条君、高校生の時よりまるくなってかわいくなった。 草壁君への気持ちを表に出して甘えてるんだよなぁ。 微笑ましいっていうか、なんだか親目線で…
あー、お二人が卒業しちゃった。 もうね、読み終わった時、きゅーんとしちゃって本を胸に抱きしめちゃいました。 青春の甘さ、切なさ、つまってます。 京都での夜、どっちもかわいくていいわー。 かわいいけど、かっこいい。 うん、二人ともかっこよく成長しててそこがまた胸にきゅんとくるんだよ。 卒業式で本音をぶつけあう二人。 一度は「ないだろ」と佐条くんに拒否られてたプロポーズを決…
やっぱり何度読み返してもいいですわー。 草壁君と佐条君の間にある青さ、熱、甘さ。 もうホント、大好き。 私は受様が愛されてる話が好きなので、攻様がやきもち焼く姿、大好き。 だから「冬のはじまり」「手ぶくろを買いに」はきゅんきゅんでした。 ホテルのベットで草壁君が「妬けて妬けて狂いそうになる」なんて言ってる時の切ないお顔。 胸どっきゅん打ち抜かれましたよ。 このままいくのかと思…
snowblack
自分にとっての初海外BL。 中村明日美子さんの挿絵、雪代鞠絵さんの「超訳」、 評価の高さもあって、自ずと期待は高まろうというもの。 アダムは哲学科の学生。 いかにも文系な彼は家族にカミングアウトしているゲイだが、 そのことは彼のこころに影を落とし、恋とは無縁に生きている。 そんな彼が、ひょんなことから ルームメイト・ジョシュのPCのゲイポルノを見つけてしまい スポーツ万能の人気…
私が始めて手にとったBLコミックであり、どっぷりBLにハマるきっかけになった一冊です。 まじめにゆっくり恋をしよう、という中村先生のテーマ通り、高校生の草壁君と佐条君がちょっとずつ距離感を縮めていってる。 一番好きなシーンはやっぱりライブ帰りの公園の砂場。 砂場に寝転んでる佐条君。 その眺めてる星空がにじんで、佐条君の口元がきゅっと引き絞られて。 これでにじむ涙をこらえて…