total review:285242today:16
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
34/101(合計:1005件)
中村明日美子
みみみ。
「あなたのためならどこまでも」のパラレル作品ってことで、どゆこと?と思いながら読んだのですが、同じカップリングで描かれてるってだけで、これはこれでまた一つの作品。 あなどこ読んでなくても読めます。 シティハンター世代が好きそうなノリだねこれは。 少年マンガのラッキースケベ的な「ムフフ♡」がいっぱいで楽しい(°▽°) その代わり、少女マンガ的なキュンはあんまりないので、萌え度はあなどこよ…
榎田ユウリ 中村明日美子
maruchan
こちらを読んだのは数年前ですが、それでも単行本にまとまってからでした。その時も思ったのですが、これは連載時に読みたかったなぁ。…できれば一般の雑誌で。"a○an"とか…要するにBLとかなんとか全く関係ない媒体で、です。 コラボしている2人の作家様の特性からいって、ほんのりBL感が漂うのは仕方ありませんが、その程度はいいスパイスになるんじゃないかなぁ、と。 まとめて読んで…
となりのヤングジャンプサイトで本作が公開されているのを見て、「あれ? これ前にぽこぽこで…」と思ったのですが、ぽこぽこってサイトの形態が変わっていたのですね。ともあれ、ウルトラジャンプで新連載&前日譚であるこちらも再公開とのこと、嬉しい限りです。 オールカラーで美しく綴られた「アードルテとアーダルテ」。双子の王子の物語は童話のようでもあり、神話のようでもあり。一つ一つのコマが絵画のよ…
ネタバレ
楽園くんかわいい、楽園くんかわいい、はー楽園くんかわいい! …読後はもれなくこんな具合でしょ!? 「私」は楽園くんのクラスメイトで、たぶん仲がよくて。 読み手と対話するようなスタイルで進む珍しいスタイルの一冊です。楽園くんに話しかけている「私」は、最初は「クラスメイトだろう」ということ以外は性別すら分かりません。しかし会話が進む中で、少しずつ関係性や何かが窺えてきて。 こういったスタ…
BLというジャンルの漫画作品であるというよりは、凝った絵本や単館系シネマの方が近いような性質の作品です。ストーリーが軽視されているというわけではありませんが、粗筋やプロットの面白さを云々するよりは、一コマ一コマ、一ページ一ページの絵の美しさと、印象的な小物使い、そこから香り立つ気配を堪能するためのものに思えました。(上巻のレビューにも書きましたが、本当にこれは紙で購入して正解でした) ラスト…
ここ数年、BLジャンルの作品は電子書籍で購入することが多いのですが(子どもが居ますのでね…)、明日美子さんの本は出来る限り紙書籍で購入しております。絵をしみじみと手にとって眺めたいですからね。 表紙のデザイン、紙の質感…完璧です。漆黒から浮かび上がる白い肌、目隠しのリボン…。デザイン性が本当に高くて、上巻時点から下巻のデザインまできっちり作りこんであるのに感服します。 舞台は(たぶん)…
zww
同級生、卒業生冬・春読了後はかなり心を持っていかれました。しばらくは何をしていても想いを馳せてしまう。佐条くんと草壁くんの未来に。そして何より原先生の幸せを。 物語終了後に推しの幸せを祈る事で次の展開が生まれる、そして願いが叶うという稀有な流れでありがたい事です。感想とか願望を発信していくのって大事ですね。 そこらへんの感動を噛み締めるためにも同級生、卒業生2冊読んでからこの本を、そしてO.B…
溝口彰子 中村明日美子
ずっとべったりではないけれど、BLという言葉なんて無く「やおい」「耽美」「June」etc…と言われていた時代から、同性愛を扱った作品を読んできた世代である私にとって、著者の通ってきた読書遍歴は被る部分も多いので「そうそう!」と膝を打ちながら楽しく読みました。 特に自分が仕事の状況その他のせいで、こういったジャンルから離れていた時期(と言っても、その間も完全にノータッチだったわけではありませんが…
ダーク明日美子ワールドが大好きで、高校時代なんてもう忘れるような昔の話だし(むしろ息子でもおかしくない)、そもそも覚えていたとしてもキラッキラした青春エピなんて皆無な地味で暗い時代だったし…とそんな感じのおばちゃんなのですが、これは認めざるを得ないし、キュンキュンせざるを得ないのです。 人生のダークさや肉欲のもどかしさとか、そんなことは当然知っている大人だからこそ、このピュアさの価値がよりし…
ダークでショッキング、堕ちていくふたりのある意味においての純愛。単なる性愛や恋を超えたところにある魂のベターハーフを探すロード・ムーヴィー風でもあります。 作品に流れ続けているのは、映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の楽曲「The Origin Of Love」、そしてその曲のモチーフとなっているプラトンの「饗宴」の中でアリストパネスが語る男と女、そしてアンドロギュヌスの物語。自分の片…