中村春菊さんのレビュー一覧

純愛エゴイスト(3) 小説

藤崎都  中村春菊 

3~

エゴ組小説3冊目ですっ


今回は、

バレンタインに、夏祭りに、見合いにてんこ盛りですっ

バレンタイン編は、
バレンタインで、プリクラとりに行くんです。

王道かな~と思って読んでいたのでプリクラかよってすごいびっくりしました。

チュープリとかすごい可愛いです。

夏祭りは、
具合が悪くなり、職場で倒れてしまった弘樹。

出掛ける約束をしてたのに、行けなくな…

2

満月物語 コミック

中村春菊 

笑いも、涙も

もともと8年も前の作品です。
ビブロス版を読んでいるのに買っちゃって、積読だったんです。
それにしてもいつ読んでも面白い。

お話は「かぐや姫」や「牛若丸」などのパロディーのように見えますが、その時代に生きる様々な境遇の人たちの悲喜こもごもが語られていると思います。

不本意に解官されて無職になった隆明(そもそも変わり者)然り、
明朗快活(単純バカとも言う)な成人(実は辛い過去あり)…

2

満月物語 コミック

中村春菊 

中村春菊の歴史書

この満月物語は、2001年にZERO COMICSから出版されていて、その再録がこのコミックのようです。

物語は、平安時代の貴族のお話。
藤原隆明や藤原成人やかぐや姫(笑)などの登場人物が織り成す痛快時代劇(?)。

僕としては、こういう時代物を読むのは、おそらく初体験だったので、少し抵抗がありましたが、そんなことはお構いなしで、一気に読めて、かつ面白かったです。

最初に謎を振っ…

4

純情ロマンチカ(1) コミック

中村春菊 

年下攻のポイントを心得た「純情エゴイスト」

エロス:★☆☆☆☆
好み度:★★★★★(MAX!)

『俺はヒロさんの泣き顔に惚れました。
 でもヒロさんには、笑っていて欲しいんです。』

幼馴染で、同じ「男」である宇佐見秋彦の事が好きな上條弘樹。
だが、宇佐見には、別に片想いの「男」がいる。
互いに、報われないせつない片想い。
そこで弘樹は、
その片想いの相手を想像させてやるっと、宇佐美を誘い、
一度は肌を合わせる事にな…

6

月は闇夜に隠るが如く コミック

中村春菊 

語られないもの

勘案の末、評者は初期設定で敢えて受攻分類を
外しました。
そう言う枠組みに填めて割り切れる様な仲ではない、
と判断しましたので。

過去を割り切ろうとする様に暗殺を請け負う信乃。
信乃の過去を理解しつつ暗殺を依頼し、時には
とぼけつつ時には静かに寄り添う半十郎。
そして、信乃の心の中にある美しさに惹かれて
しまったテツ。
語られているのは彼等の物語のごく一部にしか
過ぎません…

4

Hybrid child コミック

中村春菊 

中村先生の中で1番

中村先生の作品は、元々好きでしたが、
この作品は1番好きかもしれません。

確かに、
泣ける程、ではないのですが、
切ないです。

「純情ロマンチカ」は甘いですが、
この作品は糖度は高くないですし、どちらかというと低めです。
Hシーンも少なく、初心者にもオススメできますね。

皆さん、3話目が1番のお気に入りの様ですが、
私は1話目が1番好きです。
主人公の健気な所がとて…

10

Hybrid child コミック

中村春菊 

愛情によって変わるH・C

中村春菊先生が大好きで、純情ロマンチカの後に読んだ作品
なんですが、おもしろかったです!

―この作品はシリーズ3部作からなる(Hybrid Child)のお話です。―


確かに泣けるほどではないですが、けっこう切なくなりましたね。
とくに第3話の黒田と月島のお話は、月島を愛してるのに悲しい現実を突きつけられる黒田は可哀想でした。
身分によって責任を取らされる月島…昔はそういうも…

2

誰が袖 (タガソデ) 小説

火崎勇  中村春菊 

良かったぁぁ

ちるちるさんの貸本サービスを利用して五冊借りましたが、正直四冊まではスカでした(すいませんw)
でも勿論、タダで五人ぶんの作家さんを実験的に読めるのはありがたいのです。とくに私は、気に入った作家さんの本を大人買いするタイプなもんで。表紙買いどころか、あらすじ買いもあまりしたことがない。

で、この一冊は、キました。火崎勇さんは初読みの作家さんだったんですが、あと二、三冊試してみて、好みなら大人買い…

0

純情ロマンチカ(1) コミック

中村春菊 

ただの王道ではない

純情ロマンチカを知ったのはアニメから。
こんな堂々とテレビでBLアニメが見れるとは…と軽い気持ちで見た1,2,3話で号泣。
すぐ本屋に直行してまとめ買いしてしまいました。
私のBL本一冊目となった作品。

昔の少女漫画以上のベタすぎる設定と展開が逆に新鮮に思えてくる…不思議です。
しかし王道を突っ走る純情ロマンチカは、ただの王道でない。
理由は中村春菊先生の言葉の選び方にあるじゃない…

1

純愛ロマンチカ 小説

藤崎都  中村春菊 

正直、微妙

「純情ロマンチカ」の作中作として成立したのが
今作であります。
ツボを押さえていて美味しい小説の筈なのですが、
どうも今一つ乗り切れ無い。それは本編の存在が
どうしてもちらついてしまうからです。

「純情ロマンチカ」の愛読者アイテムとしてなら
賛辞しか浮かばない出来です。
でもこうして独立した小説と言う形態を一応とって
いる限りでは…今一つパンチに欠けた出来だと
認識せざるを得…

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