中原一也さんのレビュー一覧

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

中原さんの心意気に拍手

マグロ延縄漁船第六十四豊永丸。
漁労長がクリスチャンで、あまり理由を問うことなく船員を引き受けちゃうもんだから、船内はワケアリな男どもがゴロゴロ。
中でも25歳の志岐は、『イイ匂い』がする『魔性』な男。36歳になる浅倉船長も、いろいろと気になって仕方のない存在です。

というメインカップルもさることながら、脇キャラに大笑いさせてもらいました。
一番最初に志岐に手を出そうとしていた剛三。

3

野良猫とカサブランカ 小説

中原一也  実相寺紫子 

子猫ちゅぁん!


義理に父親からの暴力から逃れるために家出を繰り返し、
中学を卒業する頃少年性愛者・山辺の手に堕ち
約2年間おもちゃになっていた過去を持つ仲井律は
ある日突然訪ねてきた傲慢な刑事・須田隆利に
"俺の犬になれ"と捜査協力を頼まれる。

美貌と線の細い躰に反して生意気な律を
おもしろがり、挑発してくる須田に
仕込まれまれたテクを披露してみろよと言われ
抱かれてし…

5

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

惜しいっ

うわーっ、マグロ漁船でのBでLですよ?
挿絵は高階祐さんときたもんだから
すげぇ期待しすぎちゃったのかも・・・。

マグロ漁船には不似合いな美しさをもつ
新入りの志岐
なにやらワケアリ?

船長の浅倉は、元ヤクザ。
アウトローだけども面倒見がよくてテクニシャンv

荒くれ者ども中、猫のように立ち回る志岐が
ものすごく良くてv
だからワケアリの“ワケ”の種明かしが楽しみでし…

5

肩ガ触レルホド 小説

中原一也  岩崎陽子 

大型ワンコ、しかもヘタレ

攻・滝川総司(20)
受・瀬田翠(21)

大学生。
出会いは高1と中3。

トラブルを引き寄せる体質の瀬田は、本人の意思とは無関係に「伝説」が出来てしまっていた。
その「伝説」に挑戦してきたのが、中学3年生の滝川でした。

瀬田よりもチビだった滝川を追い返したのですが、翌年、追いかけて同じ高校に入った滝川は…瀬田よりもデカく成長してました。
ウエイトが違うため試合はできないが…

1

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

労働問題と、ハードボイルドと、ファンタジーと、環境問題と

マグロ漁船だ、間違いなく男だけの世界です。

【ワケアリ】では、
艶かしい美しさのある若い男・志岐の“ワケアリ”な部分と、
乗組員の男たちを惑わすような色気が元で引き起こされる問題と、
彼にどんどん惹かれていく船長・浅倉のお話が描かれています。

マグロ漁の壮絶な様子、志岐の過去と現在、最終的には過去から解き放たれることになるわけですが、登場人物がそれなりに多くて個性的なためか、漁船…

5

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

この後、二人はどうなるの?


マグロ漁船!
それも遠洋!

ワケアりな男ばかりの船の中
とくに目を引く美青年・志岐

マグロとの死闘もすごいけど、
志岐の「ワケ」が、なかなかのもので、銃撃戦での殺し合い、

書き下ろし「帝王」は、地球環境にまで思いを馳せる、壮大なストーリー。
クジラの歌だって歌います。

そして、なんと言っても、
エロスイッチ入った朝倉の、本気のオヤジセックスが、愛情もたっぷりで…

7

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

もうちょっと包容力を!もうちょっと大人げを!

舞台は大海原をひた走るマグロ漁船。
船員だけで30人弱いる延縄漁業の大きな船のなかは、様々な人間ドラマが繰り広げられています。
幹部である船長というポジションにいる浅倉は、少し前に来たぺーぺー船員・志岐が気になります。
綺麗で男のくせにいい匂いがして…笑
他の船員にも秋波を向けられている彼が、少しだけ心配な模様…。
なおかつ、浅倉自身もたしかに志岐の美しさと心根に惹かれているのです。

4

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

マグロ漁船にエロおやじ

「愛しているにもほどがある」の後書きで、次はマグロ漁船ですよ
の予告に、その登場人物青葉の漁船時代の話かと思っておりましたら、
船長朝倉と、その名の通りワケアリの美成年志岐のお話。

あんな狭い船室の中で、あんなエロエロしちゃっていいの?
思わず心配してしまいました、余計なお世話。
フェロモンで船員を悩殺する志岐は、きれいなだけでなくちゃんと力仕事もこなせる青年です。
彼は中国マフィ…

7

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

大変楽しゅうございました。

攻・マグロ漁船の船長 浅倉(36)
受・マグロ漁船新人の乗組員 菅原志岐(25)

マグロ漁船に乗り込んでくるのは、一攫千金を狙うものか、陸には居られない理由を持つ者か。
存在自体が卑猥な新人船員の菅原志岐には「ワケアリ」のニオイがありました。

ヒゲ、筋肉、ガテン系のオヤジばかりが押し込められたマグロ漁船に、細身の体、恵まれた容姿、女形の役者が持つような色気のある25歳が乗り込んだら…

5

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

萌はあれど…。

オヤジ受けという設定には萌たけど、お互いどこをそこまで好きなのかいまいちわからない。
「一目惚れで追いかける」「情があってセックスがいいから離れられない」って、実際リアルでの恋愛の始まりはこんなもんかと思いながらも、小説としてはもっと納得いく決定打がほしかった。

しかも元妻が意外と健気で強いいい女で好感がもてたのに、袴田が池田に対する恋を自覚して元妻に嫉妬するのが、彼女を守ろうとした後だっ…

3
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