中原一也さんのレビュー一覧

欲望の犬 小説

中原一也  奈良千春 

大型の黒いドーベルマン犬登場

おやじの中原さんの、20代の男たちのお話です。
主人公が検事という固い職業なんですが、割とポジティブなゲイが欲望に溺れて、、などというお話なのでガッツリエロです。
奈良絵と併せてとても楽しめました。

検事の水上は今まで年上の男性と、しかも渇望を満たすといっても、あくまでもお上品なSEXしかしてこなかった人です。
そんな彼が雨の日拾った男に、欲情している目に誘われたといって犯られちゃうの…

7

水底に揺れる恋 小説

中原一也  立石涼 

悪ガキあがりの漁師とおまわりさん。青春群像モノです。

漁師×警察官(*>ω<*)=3
ふたりは、ヤンキーあがりなんですよw

親友でありライバルであり・・・誰よりも大切に思う存在。
でも、ふたりは漢すぎて
親友という距離すら保てず離れてしまって
そして大人になって再会するんですよー。

単なる再会再燃モノかとおもいきや
受けを警察官にした理由もちゃんとあったし
攻めが漁師っていう理由もちゃんとあったw

友人の事件…

3

酔いどれ金魚と野獣 小説

中原一也  北上れん 

金魚の魅力

絵師買いでございます
んふ~ 期待通りセクシーです 堪能しました♪

この作家さん たぶん初めてよみました
文章が読みやすいし 比喩がおもしろいです
一気に読んじゃいました
話の流れには直接は関係ないけど 門脇と来々軒の丁丁発止がわらえる

ながされ侍の門脇 優柔不断で 単純で 意地っ張りなところもあって
でもヤクザにぼったくり料金ふっかけるなんて 意外と根性すわってると思うん…

0

ミクロレベルまで愛して 小説

中原一也  夏目イサク 

ミクロってそういう・・・?

人によっては好みが分かれるかもしれません。
ちょっとマニアックな設定。
でも軽いノリだったので結構楽しめました。
お、ちょっと新しいBL?みたいな感じで。

攻め様は主人公に精子を提供させ、顕微鏡で覗くマニアな趣味があるのです。
一言でいえばヘンタイ。
しかし身長高くて顔良くて、お金持ち、女にモテる王子様。
主人公は友人の彼に嫌々ながらも、彼の悩みが男としては重いため(ここがポイン…

0

傷痕 小説

中原一也  石田育絵 

刑事×マトリと心の闇のシリアスで渋い男達

正直、これを読んで「エス」(英田サキ)の世界がチラついて(悪役の登場設定など)どうしても比較してしまうのを否めませんでした。
しかし、中原さんお得意の無精ひげのおやじがちゃんと出てきますし萌えどころも違いますから、似て非なる作品として認めます。

麻薬取締り捜査官の黒木は、小さい頃から異母兄の哲平が好きで、それは家族としてではなく男として愛している。
ただし、その気持ちは深く閉じ込められて…

1

A・KI・RA~路地裏の迷い猫~ 小説

中原一也  楠本弘樹 

意外と社会派なお話だよ

施設を逃げ出し身体を売りながら生きてきた明良を保護したフリーライターの葛城。
正義感溢れ、モラルをはずれまいとする葛城と、温かい家庭を知らない明良のアパート生活が始まります。

ソープ嬢美紅をはじめとする個性溢れるアパートの住人たち、葛城の取材を妨害しようとする男たち、2話目では葛城の兄の子・友喜が絡まって、守り守られるだけの関係から、どうにも我慢ができなくなる状況に発展していくのです。

2

水底に揺れる恋 小説

中原一也  立石涼 

ちょっともったいなかった

志堂から高校を中退することを知らされなかったことが面白くなく、東京の大学へ行くことを前日まで教えなかった高田。
それから10年。父親の病気をきっかけに、地元へと戻って来た高田。志堂とは帰ってきてからも、すんなりと仲直り……というわけには行かず、どこかぎこちなさが残っています。
幼馴染みでもある達夫や進と一緒に、4人で久しぶりに飲み、中退することをなぜ知らされなかったのかという理由を友人から教え…

2

フルスピードで恋をして 小説

中原一也  藤井咲耶 

職業的に、いかがなものかと…

攻・駿河恭弥(21) メッセンジャー
受・松浦直人(22) メッセンジャー

新入りの駿河は教育係の直人にツンケンしてます。
新人とは言っても、駿河はアメリカで自転車便の仕事をしていた経験もあり、シロウトではありません。

年下とは思えないふてぶてしい態度の駿河に苛立つ直人。
放っておけばよいという同僚の言葉に頷きながらも、ついつい面倒を見てしまうお節介でお人好しです。

素行の…

1

愛は憎しみに背いて 小説

中原一也  小山田あみ 

男前淫乱襲い受け

受けの陣乃は、中原さん評して男前淫乱襲い受けだそうです。
確かに積極的でした。

高校の頃関係していた蘇芳との関係がバレ、蘇芳の父が二人を別れさせるために、陣乃の父にありもしない罪を着せて、無理やり引き裂かれたのを知らず、ずっと蘇芳を憎み続けていたのです。
離れていたはずなのに、蘇芳の病院の元患者の家族が医療ミスで病院を訴える件の弁護を担当することになり、再び蘇芳に再会することに。

2

罪に濡れる夜に 小説

中原一也  片岡ケイコ 

聖職者の恋

攻・大森大地(29) 工務店跡取り息子
受・芹沢十夜(29) 神父

幼なじみで高校時代の同級生です。

子供の頃からの親友の2人。
父親が倒れたことから進学を諦めて工務店に入った大地と、学生時代から聖職者をめざしていた十夜。
故郷の教会で司祭として活動する十夜を、大地はずっと好きでした。
高校時代から惚れてたのですが、肝心の十夜は…天然です。

聖職者だからでしょうか、十夜は…

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