中原一也さんのレビュー一覧

ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

オヤジたまらんっす!!

表題作は、前作「あばすれ」のお父さんの物語。
オヤジ攻ですが、このオヤジっぷりが最高です!

で、オヤジ好きな私を表題作よりも惹いたのは、
息子の物語です。
オヤジの息子の空のお相手は、
空の双子の片割れの妹を好きな獣医の志垣。

空は、猫を助けてもらったお礼に、獣医の志垣に
妹とのデートをおぜん立てしようとすることから
2人の恋愛が始まります。

空もビッチぶっていて、か…

2

あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

強く生きる!

男をはめて、お金を巻き上げるという生活?をしていた
陸(受)が、弁護士である上月(攻)をカモにしたことから、
ストーリーが動き出します。

個人的に面白いと思ったのは、
陸が、「ビッチ」なのではなく、兄弟たくさんだから
お金を集めていて、その手段が上記っていう点(笑)

だから、全然「あばずれ」ではありません!
逆に、なんだかかわいい!!

そして、カモにしたはずの上月の腹黒…

0

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

癒し系オヤジ

オヤジ受好きには、逃せない作品と思い購入しました。

41歳司法書士の市ヶ谷と30歳の弁護士資格を有しつつも、
市ヶ谷の補助として働くことになった織田の物語。

市ヶ谷の枯れ具合というか、もうおじいちゃん!?と
思わせてくれるような具合がたまりません。
周りがおじいちゃんがいっぱいいる環境なので、
そうなるのも理解できるのですが、
その様子に、なんとも癒されました。

ただ、…

1

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

う~ん、ちょっと物足りない

このシリーズ、任侠らしい緊張感が私は気に入っているのですが、今回はそういう点では少し物足りなさを感じました。
主人公二人のカップルとしての関係はもう揺ぎ無いところまで来ているので、ラブラブなカップルものとしては楽しめましたが。
欲を言えば、芦沢さんの台詞がとても少ない気がしたので(エチシーンは饒舌なんですけど・・・)、もう少し芦澤さんにしゃべらせて欲しかったです。

任侠らしい点から言えば…

0

詐欺師は獣に騙される 小説

中原一也  鬼塚征士 

エロフェロモンおやじ

攻のエロフェロモンオヤジ(42歳)がいい味出してます。

受は、結婚詐欺師だけど、ずっこけ結婚詐欺師。
惚れやすくて、好きになっちゃう上に、
騙した金額も・・・ショボい。

そんな受が、或る事情からヤクザに追われ、
老人ホームに隠れ、働くことになります。
その老人ホームの園長が攻なのです。

また、この老人ホーム、普通の老人ホームじゃありません。
何がって、おじいちゃん、おば…

1

ワイシャツ奥の秘密 小説

中原一也  元ハルヒラ 

おやじ乳首

ついつい笑っちゃいましたよ。ピンク乳首。

40歳独身の受が、攻に偶然乳首を見られてしまう。
男同士なら、見られてなんだ?って感じですが、
この乳首はなんと、かわいいピンク色とのこと。

受は昔から、それがコンプレックスなのですが、
攻は、乳首フェチということで、受への猛プッシュが始まります。

この作品、フェチ話では終わらず、
攻がプロを目指せる程のテニスプレーヤであったのに…

1

中華飯店に潜入せよ 小説

中原一也  相葉キョウコ 

スレた受けさまが人情に触れたなら・・・

ワイルドな中華の料理人の攻め様と訳ありの受け様との
人情が色濃く残る場所での心が温まるようなストーリーです。

受け様はあまりにも恵まれない環境で育ち、生きていくために
いつの間にかヤクザの手先として生きている現状で
そのヤクザの兄貴分に命令されて組で地上げをもくろむ店に
スパイとして潜り込み弱みを握るように指示をされる。
そこは見かけもお世辞にも綺麗とは言い難い中華飯店で
行き倒…

3

居候には逆らえない 小説

中原一也  乃一ミクロ 

オッサン×超ネガティブ青年

帯『飯、旨かったぞ。―今度はお前を美味しく喰ってやる』

面白かったーー!!
老舗旅館の次男で、今は東京でフリーターをしてる葉山〔受〕は不幸体質&ネガティブ思考な青年。
そんな彼が、ゴミ捨て場で行き倒れていた男・鬼塚〔攻〕を拾ってしまい、そしてアパートに居つかれてしまうのであります。
もうねー、葉山のネガティブ思考というよりネガティブ妄想の激しさっぷりがおもろかった!
え、一気にマグロ…

0

後にも先にも 小説

中原一也  梨とりこ 

ん~・・

タイトルも設定も好きなんだけど、いかんせん萌えず
ぱらぱらっと流し読みにしてしまいました(´Д`。)グスン
ほかの方の評価を見る限り、もっと評価でそうなので読み返すべきか否か。
ただ、探偵とか刑事とか事件とか。
読まず嫌い含め~あんまり得意ではなく、あまつさえ
「好き」へ向かう道のりがわりと事件をはさんだことで薄かったな~という印象でした。ん~・・・・

バツイチ子持ち。
男女関…

3

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

記憶喪失

帯『いやらしい躰に、してください』

既にラブラブカップルで出来上がっている芦澤〔攻〕と榎田〔受〕
しかしもうすっかり榎田は淫乱でマゾっけ有り有りですね。
芦澤にされる事ならもうどんなプレイでも受け入れるし、羞恥に襲われながらも快感におぼれてしまう。

そんな折に、榎田が交通事故にあって軽症ではあったのですが何故か、芦澤やヤクザ関係の事のみすっぽり記憶から抜けてしまいます。
ベタな記…

2
PAGE TOP