中原一也さんのレビュー一覧

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

やっぱり中原さんの“おやじ”はいい!!

はぁー、満足ですw
決して他の作家さんでは味わえない、
Hシーンでのねっとり濃厚なおやじっぷりが、本当にクセになります!

今回のおやじは42歳ですからね。いいです♪
しかもなまはげフェイスなのに実は読書好きとか、結構純粋な面もあって
受けの良一じゃなくてもきゅんとしました☆
明らかにギャップ萌えです!

良一は、気持ちは一途、体はあばずれ、でした。
一人の男を想い続けながら、…

7

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

続きあるのかな?

シリーズ全巻読んでいて、待ちに待った続編でした。

相変わらずのネチネチしたHで…中原先生の持ち味炸裂でした。
Sの攻めさんと、Mの受さん…あのM度合いが、いい感じにS心をくすぐるんですよね。

ストーリーもしっかりしているし、脇の2人の心の機微も、自然な流れで書かれていて
寡黙だけど情熱的、淫乱だけど一途というアンバランスさも物語りにうまく浸透していて…。
恋愛だけじゃなく、男同士…

1

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

流され系?

息子!!!もうちょっと粘れ~!!押せ押せ~!!

と、読み終わった後の感想でした。
中原先生のお話は本人も言っている通り、いわゆる「オヤジ強気攻め」が 良いのですが、今回は「息子をゲイにしたくない」と言う一心でのHで始まり、流れ流され・・・最後までそんな感じで流されちゃった的な終わり方でした。

息子ちゃん・・・もう少し強引に引っ掻き回してくれたら良かったのに~。

受けさんも「淫乱…

2

雀荘恋愛事情 小説

中原一也  宮本佳野 

BLにおけるオヤジ

34歳って微妙だよねぇ……と思うのですがどうなんでしょう?

元サオ師の桃田は下ネタガンガンのオヤジなんですが、言動だけ見ると45超えてそうw
でもイラストが34歳にしても若すぎて、イメージが定まらなくて……
桃田が40超えたオヤジなら萌×2にしたかもしれません。
でも蒼井と桃田のコンビはいいコンビです。
昼行灯蒼井には桃田くらいのバイタリティがないとお付き合いなんて出来ないかも。

1

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

美麗なイラストで面白さ倍増です♪

小説の場合、想像(妄想?)を増幅させるのに挿絵はとても役立ちますよね。
この作品はそういう意味での相性はバッチリです。

その上この本ったらトップのカラーイラストが表裏あるのよ!
一枚目のカラーは、アングルがさかさまになってるので、どうなってるのかよ~く見たい私は、
本をさかさまにしてジ~っっと見ちゃったわ


2

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

よくある話ではない話。

初めて読んだ中原一也さんの小説。

36歳バツイチになりたて、既に将来の縁側こぶ茶の事しか頭にない、覇気もクソも感じられないサラリーマン・袴田と、肉食系の香りダダ漏れ、25歳の出世頭・池田とのお話。

枯れ男・袴田が元AV女優の妻に離婚届を突き付けられ、なすがままに判子を押し、その足でふらりと飲みに出た先で池田に声を掛けられ、その晩に交わり合っちゃいます。

これが【異性】であれば、酔…

2

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

最悪のラスト

これはもう、好き嫌いの問題なのでしょうね。
主役級の二人、諏訪と木崎の結末になんとも言えない悲しさを感じさせるラスト。
何処かで回避出来なかったのかなんて思いながら読み進めて、そして最悪の結果が
大切な人を守る為死を選ぶ男、その男の願いで愛する者を失ったまま、
慟哭の中を生きなければならない男の姿がとても哀れで切なかったです。
榎田の芦澤のカップルは続編が出るたびに絆が深まり、榎田の思い…

1

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

とうとう破滅への嵐が!

本編カプのほうは、これまでの話で榎田の芦澤と共にある覚悟ができ、榎田の芦澤を積極的に求める姿がエロさを増す、絆の深い恋人となりました。
芦澤の右腕だった木崎と悪徳弁護士諏訪の恋愛は、前作スピンオフでやっとよかったね~という結果を迎えましたが、諏訪と組長の娘・優花のことで、組員の木村を殺してしまったことが、彼らを破滅の道に導いているという、その始まりでもあったのです。
そして、今作でとうとうその…

9

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

兄だけが二人を見分ける事が出来る唯一の人

ガチで兄弟禁忌&双子で兄を独占してる、実は兄も・・・なんて感じの兄弟禁忌です。
タイトルが双子の獣たちですが、実は獣は兄ではないのかと読み終わって感じましたね。
ラストでの兄の態度は、やっぱり双子のお兄ちゃんで双子を軽くあしらっていて
双子が兄に翻弄されてテレてる、そんな微笑ましい感じで終わるのです。
禁忌ものだけど、兄弟愛の過剰な現象みたいに感じて、悲壮感をあまり漂わせない
却ってこの…

4

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

しばらく余韻に浸ってしまうほど…

エロいです!!(身も蓋も無い言い方ですが)

前半、兄弟同士で誉め合うシーンから既に
「この実の兄弟が後々すんごい事しちゃうのか…!」ともだもだしましたw

男同士で、しかも血の繋がった兄弟で、こんなこと許されるはずがない、という葛藤と
二人の真逆の愛撫に溺れていく様が…ああああ、新刊買いしてよかった!!
(最近中原さんからちょっと遠のいてしまっていたので…;)

次男の悦司は紅…

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