中原一也さんのレビュー一覧

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

オヤジ受~

オヤジ受です、市ヶ谷〔受〕は41歳ですがいっそ51歳でも良かった気もするって位に、のんびりした生活を送ってる市ヶ谷です、この市ヶ谷の枯れっぷりがいい!
市ヶ谷は司法書士事務所を経営してるんですが、これが何というかのんびりしてます。
休み時間には釣りに行ったり、同じ建物内にある年寄り達の社交場になってたりと仕事場ではあるんだけど、のんびりとした時間が流れてるって感じ。
そんな市ヶ谷の元で、知り…

1

不器用、なんです 小説

中原一也  鬼塚征士 

なかよしさん萌え

2m近い身長の強面で堅物なベテラン刑事麻生と、相棒は美形だが狂犬と呼ばれるほどのキレやすい百済。
そんな二人のタイトル通り不器用で純情な、なんだか初心に返るようなこっぱずかしさが心地よい作品でした。
BLだとか中原作品だということを忘れて、事件の展開を追っちゃってましたが、そういえば途中濡れ場一切なし…ちょっと押し倒したりなどはあったものの、こんな調子でBLとして着地はあるのか?なんて、いらん…

2

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

梅雨の時期に読みたかった

陰鬱な雨空の雰囲気がにじみ出ている物語でした。

出口が見えない闇に苦しむ望月に、手を差し伸ばす永岡。しかし彼自身が、望月を追い詰めているという背反。

綿密な心理描写で築け上げるがんじらめな閉塞感が不思議と不快ではなかったです。

直也の暴力的なSEXは心を凍らせるものだけれど、家族の温かみを知らない愛に飢えた子供という設定を間にはさむことで、母性本能にダメージが...。
どれだけ…

6

不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

可愛い狂犬の手懐け方

悪くはないんだけど、これといってピンとも来なかったというのがちょっと印象でしょうか。
個人的に、山葵さんの作品の、あのふわんとした可愛い受が最近すごく好きなのです。なので、今回ちょっとアダルトで
内容もどっちかっていうとオトナ~な雰囲気なので思ったのと違ったといいますか。
中原さん原作ということで、最初からとおしての話もろもろ~の流れはよくわかるのだけれど、ちょっと自分のなかで噛み砕けなかっ…

3

番犬は悪徳弁護士に狂う~極道スーツシリーズ番外編~ 小説

中原一也  小山田あみ 

幸せになってほしいのだが・・・

いよいよ満を持して出ました!!
サイボーグ木崎と病みまくりの悪徳弁護士諏訪編です。
単独で読んでも解るとは思うんですが、本編カプの芦沢と榎田との関係が深く絡んで色々あってこの展開が来ているので、本編を知っている方がより彼等の事がわかるかもです。
本編の番外にあった時も二人の勘違いの思い込みが苦しくて苦しくて、このすれ違いはどうやったら交わることができるんだろう?
二人の性格が性格なだけに、…

6

不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

落ちたのはどっち?

今回はヤクザのシノギを受けずに違法カジノを経営する謎の男と
女好きが祟って勤務先の病院をクビになった外科医のお話です。

2人の出会いから関係が落ち着くまでの本編&番外編と
原作者による番外編小説を収録。

受様は
見た目も腕も良い優秀な外科医ですが
女癖がとっても悪く

白衣の天使から院長の身内まで手を出して
勤務先の医院を追いだされてしまいます(苦笑)

1

不器用、なんです 小説

中原一也  鬼塚征士 

今回のおじさんは

最近は中原先生のおっさんらぶに磨きがかかり過ぎ、私のツボから
ちっとズレていましたが、今回のおじさんはごつかわいかったです。
恩ある先輩警察官の息子とコンビを組むこの攻めのおじさん。
その相方が素敵におてんばで暴走するので振り回されています。
でも個人的事情により(笑)自ら苦労を背負い込んでいるような。
受け君のパンツの世話までしてますから。
今回のコンビはらぶは少量ですが気楽に楽しめ…

0

不器用、なんです 小説

中原一也  鬼塚征士 

凶暴な受け

お色気シーンは少ないですが、妙にツボにハマるシーンが多かったです。

綺麗系なのに凶暴な受け。チンピラにも恐れられています。あだ名が可愛い。

餌付け・押しかけ女房(いや旦那)・巨◯…

可愛い健気受けよりも、色気ないヤンチャな受けが好きな方に是非。

1

よくある話。特製小冊子 グッズ

大人の色気!!

中原さんで、オヤジ受け好きに火がつきました。

特に「よくある話。」は、池田のワンコ攻め具合と
袴田のアンニュイさがダダ漏れの色っぽさが
ものすごく絶妙でした。
そして、妄想(なりきり?)全開なこの小冊子!!
短いながらも、二人のラブ度が濃くて満足です。

義兄プレイも若い弟子×書道家プレイも
もっと細かく読みたくなりました。

しかし、このSSもCDにして欲しかった!!

4

不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

まさに中原オヤジ

登場する全てが中原作品をほうふつとさせるアイテム、いや?キャラクターで構成されています。
きっと原作を伏せてこれを読んでも、絶対中原作品!!ってわかるに違いない特徴が色濃く出ていて楽しい♪
俺様なオヤジ、裏の雰囲気をにおわす職業に、ヤクザの組織、そしてオネエちゃん大好きな酔いどれの爺ちゃんに、主人公は本当は女が大好きだと言いながら攻めに虜にされていく跳ねっ返りの受け。
山葵さんのマンガ自体は…

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