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87/105(合計:1048件)
中原一也 陸裕千景子
marun
ネタバレ
読みやすいなんちゃってヤクザものが多いBLですが、この作品はオールハード系で 甘さが感じられないヤクザものでした。 でも、だからと言って任侠的なヤクザものと言う古臭さもないんです。 強いて言うなら新興ヤクザの無茶ぶりでしょうか。 組の若頭の攻め様とその右腕と言われる受け様の愛憎劇みたいなノリでもあるお話。 親殺しの噂を聞きつけ、25才の攻め様にスカウトされた18才の受け様。 受け様…
茶鬼
最近目にするヤクザものはスマートな経済ヤクザだったり、嫁に頭があがらないとか(w)、アットホームやくざとか、エロやくざとか、それでもカッコイイやくざが多かったような気がしますが、今回はワルなやくざです! 久々に、絶倫ではあるけれどフェロモンおやじでもあるけれど、おちゃらけてない獣のようなあこぎなヤクザ世界がかなりシリアスに描かれていました。 読む人によっては、スッキリしない後味もあったりするか…
中原一也 立石涼
ふら
話云々の前に文章が読み辛かったです。文章自体が難しいとかではないです。 視点の移り変わりが不自然。あと交番での直己と孝臣のやりとりの時にもこれはどっちの台詞?状態になったり。あとがき見るとデビュー前の作品を大幅改稿とのことです。 高校時代に喧嘩別れして10年間も絶縁状態だった二人なんですが、そのわりに意外とあっさりくっついちゃいます。事件のエピソードも内容が薄くてのめり込めなかったな~。 直己の…
中原一也 北上れん
アリスクレヨン
酔いどれ金魚ってなんだ?と思って手にとった一冊。 受けの門脇を一言で表した、ナイスなネーミングでした。 アルコール依存から立ち直り、断酒しなきゃ!と思いながらもお酒に魅入られているバーのマスターである門脇。 その門脇のセクシーな背中に惚れ込み、下ネタ連発しながら口説く天才彫り師の今井。 門脇は押しに弱く誘惑に弱いダメ男なんですが、なぜか読んでてイライラしない。どころか、少しかわいく…
中原一也 新藤まゆり
霧島伊都
攻めの花井さんの飄々とした雰囲気がとても伝わってきて、 面白かったです。 担当になったクラスで奮闘する受けの若名さんの頑張りっぷりが とても伝わってきて、楽しく読めました。 どちらかというと、攻めとの気持ちのやり取りを描いたというよりも、 弟思いな受けの、弟に対する気持ちの変化を描いたという印象が強かったです。 小さい頃から心が女の子だった弟の理解者であり味方だったのに、 …
中原一也 小山田あみ
奈々
魔性でフェロモン散々他人に無意識に煽って美しい顔が持っている受け様はまさかのひどいトラウマがあります 攻め様は幼馴染でしかも受け様の事が全部分かってずっと側にいた 最初は攻め様は受け様の事が好きで 少し感じていた 好きなのに受け様は人を拒まなくて色んな人たちとセックスする、攻め様は表面的に気づかないけど大変でしょうね 受け様はようやく自分の気持ちがわかるとき昔のトラウマが衝撃的に襲わ…
中原一也 奈良千春
弥七
中原一也さんの本を買うのは、エロが好きだからっていうのもあったはずなのに。 というか、このシリーズで一番好きなのは斑目の男臭さと、決して女っぽくはない坂下が、エロエロになってしまうとこだったはずなのに! 今作を読んで、もうエロなくてもいいんじゃない。 むしろBLじゃなくてもいいんじゃない、って思いました。(いい意味で) ずっとこの町での、出会いと別れを読んでいたいなと思い…
シリーズも4作目になると多少飽きが来ることがあるのですがこの作品は 毎回何かしらの楽しみがあって笑わせてくれます。 しょぼくれたオヤジ達が何やら可愛く見えてくるから不思議ですよね。 今回はかなりのハードアクションとでも言いますか、バイオレンス風味が 増大してるストーリー展開になっていて、最後に涙も誘う感じで終わります。 主役二人のエロはもちろんきっちり入れながらも、斑目さんの相棒でも…
「愛され」シリーズの4作目、今回はいつも斑目とつるんで坂下をからかう、若いのにしっかりした双葉の過去がいよいよ明かされる!? 毎回、場所が人生の悲哀を含むドヤ街だけに切ない展開が待ち受けているのですが、今回もまた、双葉絡みで人生が変わった人々が現れてそして・・・ 斑目と坂下の関係は、もうすっかりオヤジ×ツンデレのいつもの如くのテンションではありますが、こうした悲しい出来事を共有した後のエッチと…
中原一也 有馬かつみ
どうやってこの作品を見つけたのかは詳しく覚えていませんが、 中華風王朝モノを探していた時に知りました。 読んでみて一番に思い浮かんだのは、 秋山みち花 先生の『恋花 傾国の花嫁』です。 環境設定が昔の中国王朝で雰囲気が似ていて、 攻めの人物設定と受けの人物設定も似ていて、 描かれ方、作品から滲み出てくる雰囲気など、 全体的に似ています。 それなのに、読んでいると、「似ている」と…