中原一也さんのレビュー一覧

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

最悪のラスト

これはもう、好き嫌いの問題なのでしょうね。
主役級の二人、諏訪と木崎の結末になんとも言えない悲しさを感じさせるラスト。
何処かで回避出来なかったのかなんて思いながら読み進めて、そして最悪の結果が
大切な人を守る為死を選ぶ男、その男の願いで愛する者を失ったまま、
慟哭の中を生きなければならない男の姿がとても哀れで切なかったです。
榎田の芦澤のカップルは続編が出るたびに絆が深まり、榎田の思い…

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極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

とうとう破滅への嵐が!

本編カプのほうは、これまでの話で榎田の芦澤と共にある覚悟ができ、榎田の芦澤を積極的に求める姿がエロさを増す、絆の深い恋人となりました。
芦澤の右腕だった木崎と悪徳弁護士諏訪の恋愛は、前作スピンオフでやっとよかったね~という結果を迎えましたが、諏訪と組長の娘・優花のことで、組員の木村を殺してしまったことが、彼らを破滅の道に導いているという、その始まりでもあったのです。
そして、今作でとうとうその…

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双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

兄だけが二人を見分ける事が出来る唯一の人

ガチで兄弟禁忌&双子で兄を独占してる、実は兄も・・・なんて感じの兄弟禁忌です。
タイトルが双子の獣たちですが、実は獣は兄ではないのかと読み終わって感じましたね。
ラストでの兄の態度は、やっぱり双子のお兄ちゃんで双子を軽くあしらっていて
双子が兄に翻弄されてテレてる、そんな微笑ましい感じで終わるのです。
禁忌ものだけど、兄弟愛の過剰な現象みたいに感じて、悲壮感をあまり漂わせない
却ってこの…

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双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

しばらく余韻に浸ってしまうほど…

エロいです!!(身も蓋も無い言い方ですが)

前半、兄弟同士で誉め合うシーンから既に
「この実の兄弟が後々すんごい事しちゃうのか…!」ともだもだしましたw

男同士で、しかも血の繋がった兄弟で、こんなこと許されるはずがない、という葛藤と
二人の真逆の愛撫に溺れていく様が…ああああ、新刊買いしてよかった!!
(最近中原さんからちょっと遠のいてしまっていたので…;)

次男の悦司は紅…

4

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

イケメン双子に愛される美人兄さん

とても面白かったです。
初読み作家さんですが、笠井さんの美麗な挿絵、受けに矢印集中型の3P、攻めの一人が眼鏡、というのに惹かれて購入。
作家さんの傾向を全く掴んでいない状態で読んだので地雷があったらどうしよう??と思いながら読みましたが、この話は自分の地雷は全く有りませんでした。
嫌な人物が出て来ない安心して読める話でした。
血縁と3Pが苦手だ!という方以外は大丈夫だと思います。
血縁も…

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双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

20本の指に愛される兄w

何か最近、相手を指で表現するのがツボってます♪
題名からしてもズバリ!ガチ兄弟モノの双子の弟がお兄ちゃんを攻める組み合わせ。
兄弟モノというと禁忌感が漂うのですが、その点は思ったより薄い感じがするのは、両親がすでに亡く、とても仲の良い兄弟という設定のせいでしょうか。
イラストが笠井あゆみさんなんですが、麗人でいつも美麗で淫靡な世界の表紙を見せてくれるその世界を再現といいましょうか、何だかイラ…

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詐欺師は獣に騙される 小説

中原一也  鬼塚征士 

ぜひ攻めの声が聴きたいです。

知ったきっかけは覚えていませんが、発売されて随分と経ってから知りました。
タイトルが面白くて、あらすじを読んでみても面白そうだったので、
購入する前から期待してしまいました。
特典ペーパー付きでまだ販売されているのを見つけて購入しました。

読んでみて、期待していたのとは少し違う点で面白かったです。
主人公2人の印象よりも、養老院のお爺さんお婆さんたちの印象が
とても強かったです。

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親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

親子どんぶり突入か!?

タイトルの親友と言うには多少無理がある設定なのは気のせいでしょうか、
13歳年の差のある編集勤務のバツイチ攻め様と絵本作家の受け様との取引から始まる
長い片思いが実る恋のお話なのです。

受け様は子供の頃から攻め様が好きで、でも攻め様はノンケだし13歳も離れた
子供を相手にするようなタイプでもなくて、男臭いワイルド系なのです。
受け様の父親が有名な時代作家で近所に住んでいた攻め様はよく…

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親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

なまはげ攻め!?

作者さんあとがきで、なまはげ攻めと称していますが、
攻めの形相がどうも濃い顔らしく、しかめっ面をしているとき、怒ったとき、般若じゃなくてシーサーとかなまはげになるんだそうです(笑)
なので、受けはそんな攻めをずっと一途に想ってますから、なまはげグッズ・シーサーグッズを集めてる自称マニアだそうでw
しかし、この”なまはげ攻め”実に的を得た表現でしてね、
顔がなまはげなだけじゃない!「悪い子は…

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居候には逆らえない 小説

中原一也  乃一ミクロ 

年の差CP

おっさん攻め最高です!しかも40代×20代ですよ~。この年の差がたまりません。
とにかく鬼塚の思い切りの良い性格のお陰でラブに発展するまでは割とトントン拍子。
葉山の幼い頃のひと夏の思い出のエピソードも良いですね。葉山と鬼塚の間により一層お互いに対する強い想いが感じられます。
公園の青姦カットはちょと残念でしたが(笑)

葉山の事を昔会った小学生だと知りながらも、なんのためらいもなく手を…

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