中原一也さんのレビュー一覧

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

超ストーカーワンコ攻!

超ストーカーワンコ攻×傲慢ツンツンデレ美人ゲイ受
あらすじからシリアス寄りのストーリーをイメージしてたのですが、わりとコミカルなお話でした。
挿絵も美しくて絡みもがっつりエロ!
襲い受なのに、ワンコな攻がノッてきて形勢逆転しちゃうのもよいですね!!

ノンケで純朴そうなワンコの攻が受の美貌に惑わされて食われちゃった!…まではよかったのですがw、この純朴ワンコがとんでもないストーカー気質!…

2

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

エロいけど、爽やかで上質。

中原さんの本を何冊も並べてみると、この本だけちょっと毛色が違う感じがします。
爽やかでキラキラした印象を受けるのです。
表紙から覗えるのは、整った顔立ちの若いふたりのリーマンの、甘~い雰囲気。

読んでみてもその印象は変わらず、
通してオヤジ臭なしの(個人的にはすごく好きですけどね、オヤジ臭☆)、
爽やかさと甘さを感じる、ちょっと可愛いらしい一冊でした♪
あ、でもちゃんと(?)エロい…

9

よくある話。 小説

中原一也  朝南かつみ 

設定も面白かったけれど…

表紙の絵を見て勝手に勘違い。
それこそ自分には、よくあるはなし。
こちらの本、もっとしっとりとした大人のラブストーリーかと勝手に想像してましたw

読んでみると、
大のAV好きなワンコ攻め × 覇気のないオヤジ受け
の、軽めなタッチのお話でした☆
それはそれで全然アリで、素敵な設定だと思います。
その設定が存分に活かされた最初は、「うわぁ~こんなキャラなの~w」
そう思いながら楽…

1

酔いどれ金魚と野獣 小説

中原一也  北上れん 

惚れちゃったみたい・・・

中原さんの本はこちらが初めて。
読んでみて、最初の数ページでその文章に惚れました。
読みやすいなぁとか、
面白いなぁとか、
好きだなぁを通り越して、
惚れる……と思った小説は初めてかも。

まず、登場人物が話したり考えたりする時の、言葉のチョイスがすごく好み。
" まるで ~ " " ~ のよう "
これら が多用される比喩的な…

3

中華飯店に潜入せよ 小説

中原一也  相葉キョウコ 

優しい街の人

 西沖廉は、ヤクザの下っ端であった。
 幼い頃に父が捕まり、母に捨てられた廉は、コンビニの前にたむろしたり、悪い仲間とつるんだりして大きくなった。
 性別不明の容貌が周囲の男たちの目を引き、男に無理やり抱かれたこともあったが、それを当然のこととして受け止めていた。

 そんな廉に、再開発予定の土地を立ち退かない住民の中に紛れ込み、敵の弱みを探してこいと組の若頭に言われる。

 廉は、仕…

2

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

展開は王道かもしれないけれど…

ガツンと年下ワンコ攻め、堪能させていただきました!!
中原さんとくれば安心して読めるんですけども、
この度の立石涼さんの素晴らしい挿絵!!
カラー口絵で、もうどうしようかと思ってしまうくらい興奮しました!!

健全そうな村上ワンコが、あそこまで執着心が強くてストーカー気質だったとはw
それも庵野に惚れてしまったが故、なんですけども。
そりゃ、ビッチなのかと思いきや、
電車で赤ちゃん…

5

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

ベストカプを割れ鍋に綴じ蓋と呼ぶその心は・・・

ベストマッチングするカップルはついこの一言で表現したくなる。
それほどまでに、いいコンビ(カプ?)
テンポよく進んでいく展開も、軽すぎず重すぎず、丁度いい具合。
立石涼さんの色気ある絵がこれまた意欲をそそって、あきさせない一冊。
なんといっても、この攻めキャラのワンコデフォルトが素晴らしい!
ちょっと変態チックなストーカーワンコは、超意地っ張りのツンデレ様にはぴったりだったのです。

5

女王様と犬 小説

中原一也  立石涼 

妄想ワンコ攻め様に絆される?

まさにワンコと女王様と言うにふさわしい内容でしたね。
それに、このワンコが一途過ぎて、受け様大好きキラキラオーラ振りまいて尻尾を
ブンブンしてる姿が目に浮かぶような感じなのですが、振り向いてもらうまでは
かなりしつこく、ストーカー真っ青状態で猪突猛進爆裂し放題って感じなんです。

内容は、ノンケの同僚に片思いしているゲイの受け様が、叶わぬ思いに身を焦がしながら
身体だけでも一夜の慰めを…

9

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

やっぱり中原さんの“おやじ”はいい!!

はぁー、満足ですw
決して他の作家さんでは味わえない、
Hシーンでのねっとり濃厚なおやじっぷりが、本当にクセになります!

今回のおやじは42歳ですからね。いいです♪
しかもなまはげフェイスなのに実は読書好きとか、結構純粋な面もあって
受けの良一じゃなくてもきゅんとしました☆
明らかにギャップ萌えです!

良一は、気持ちは一途、体はあばずれ、でした。
一人の男を想い続けながら、…

7

極道はスーツを愛で貫く 小説

中原一也  小山田あみ 

続きあるのかな?

シリーズ全巻読んでいて、待ちに待った続編でした。

相変わらずのネチネチしたHで…中原先生の持ち味炸裂でした。
Sの攻めさんと、Mの受さん…あのM度合いが、いい感じにS心をくすぐるんですよね。

ストーリーもしっかりしているし、脇の2人の心の機微も、自然な流れで書かれていて
寡黙だけど情熱的、淫乱だけど一途というアンバランスさも物語りにうまく浸透していて…。
恋愛だけじゃなく、男同士…

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