中原一也さんのレビュー一覧

共犯&愛バクシリーズ総集編 小説

中原一也  水貴はすの 

気になるあの二人も登場

『共犯』『愛とバクダン』の番外編を集めた同人誌。
両シリーズに登場する、深見兄と橘のお話も入っています。


◆『共犯』番外編(國武×北川)
【G行為】
出張先から電話をかけてきた國武に促されるまま、北川の手は…という話。
今でも男に抱かれることに背徳感を感じている北川。
「課長」呼びも含め、真面目でストイックなのにエロイです。
帰ってきた國武とのイチャイチャもあり。王道オフィス…

1

熱風王子 愛とバクダン3 小説

中原一也  水貴はすの 

話は日常系、絡みはマニアックな方向に!

『愛とバクダン』シリーズ3作目。

トラウマにヤクザに薬に…とシリアスな展開だった1~2巻に比べ、ぐっと日常色が強くなった印象。
謙二郎の将来や周囲の人間との関わりがテーマで、ホームドラマのようです。
竜崎との関係も、恋人というより親子のように見えることもありました。絡みはドライなどあって相変わらずエロイですがw

謙二郎がレーサーにスカウトされる話と、
オリーブさん(謙二郎のママ的…

3

傷だらけの天使ども 愛とバクダン2 小説

中原一也  水貴はすの 

愛が深まる2作目

『愛とバクダン』シリーズ2作目。

今回は謙二郎に初めて友達ができます。
竜崎はそのことを喜びつつも崇(友達)に軽く嫉妬し、謙二郎を甘く攻め立てる(生クリームプレイ!!!激甘です)。
しかし、その崇がヤクザの金を持ち逃げしたことで竜崎たちはヤクザからの逃走劇に巻き込まれることに。
崇は、その後の展開をみるに性格良く頭も回る人物に思えるだけに
最初のこの行動には少し違和感が。頭にきたから…

3

愛とバクダン 小説

中原一也  水貴はすの 

オヤジ萌えの原点

初めて中原作品のオヤジ攻めに出会ったのがこの作品。
今読むとストーリーなど荒いところはあるのですが、オヤジ萌えの原点ここにありという感じで感慨深いです。

最近の中原作品のなかでオヤジ攻めと言えば「愛して」シリーズの斑目が一番好きですが、斑目の言動やキャラ造形には本作のオヤジ・竜崎のそれと共通するところが多々あるなと思います。
セクハラかまして受けに殴られ「おー痛て」とか言ってる台詞なんて…

2

愛に終わりはないけれど 小説

中原一也  奈良千春 

斑目が

このオヤジ、かっこよすぎ。

肉体労働で鍛えた男らしい体躯で、オヤジギャグでラテン系の明るいエロフェロモンまき散らし、
オマケに前職は優秀な脳外科医で、いざとなったら、その手腕は神業。
ただのエロオヤジと見せて、実は受け一筋で、チョー愛して大事にしている。
そこへ、今回は更に、医師をやめるきっかけとなった過去に苦悩する姿なんて物も見せて、
もう、これ、
惚れるなっていうほうが無理だよ…

3

愛してないと云ってくれ・番外編 坂下先生危機一髪 小説

中原一也 

やはり斑目さんはこうでなくちゃw

スケベオヤジな斑目さん、
なんだかもう安心するくらいですw
ところがこの度“イ○ポ”に…!?

診察室でキスをして戯れていると
双葉の邪魔が入って(揉め事が起こったらしい)
体に火をつけられたまま放っておかれ、
あまりにも斑目さんに翻弄されてしまう為
「斑目さんがイ○ポになりますように」と
今は亡きおっちゃんからもらった安産祈願の赤いお守りを握りしめます。

その後斑目さ…

4

愛に終わりはないけれど 小説

中原一也  奈良千春 

愛が続いてほしい

坂下&斑目シリーズ5巻。

斑目の過去が分かり、坂下との絆もさらに強固なものになりますが
二人の未来に関しては不穏な空気も漂う「引き」で、次巻でどうエンドマークが打たれるのか非常に気になります。

斑目のセクハラは今回も絶好調。「俺のスカイツリー」が光ってましたw
ストーリーが斑目の過去や現実の社会問題にも関わる重いものだけに、
深刻さを表に出さない斑目の明るさと懐の深さが救いでした…

6

仁義なき課外授業 小説

中原一也  新藤まゆり 

ちょっと物足りなかったかな

ストーリーがあまり好みじゃなかったです。

前の高校をある事情でクビになった、若名。
やっと見つけた教師の仕事・・・でも教える生徒たちはみんな、ヤクザで。
その生徒たちの中でも、花井には、よくセクハラまがいの事をされつつ、からかわれています(笑)
が、若名はこうなれば何としてでも、彼らを高卒認定試験に合格させようと、頑張ることに。
そんな時に、若名の弟が、若名を訪ねてきて・・・。

4

ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

面白かった~

「あばずれ」のスピンオフですね。
惣流家次男・空編と惣流家親父・一郎編の二つのお話です。

まずは空編。
「うそつき」
前作「あばずれ」にて惣流兄弟に脅されていた獣医と、空のお話になります。
かなり、おどおどしていた志垣先生。
でも、志垣は立派な大人だと空が気づいていく過程が良かったです。
2人がちゃんとまとまってからも、空が未成年だという事を気にしまくっている志垣が、なんだかか…

4

秘書の条件、社長の特権 小説

中原一也  タクミユウ 

結構若い

軽薄そうに見えて有能な社長の攻めの鴉屋と秘書を務める受けの白尾。
父親が失踪して以来、苦労した母と白尾を助けてくれた鴉屋の父親への恩もあり、甲斐甲斐しく奔放な鴉屋の世話を頑張る。
クールな受けだけど社長の事になると慌てたり動揺するギャップが可愛い。
その父親の事で原因で後半揉めるのですが最終的にきれいにまとまったなあと思いました。
簡単に和解したわけじゃなく、白尾は直接謝ることもできなかっ…

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