中原一也さんのレビュー一覧

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

表紙に釣られて

笠井あゆみ先生の表紙のイラストに釣られて購入しました
表紙もそうでしたが中身のイラストもかなりエッチな感じで
個人的には受け様の表情とかすきです(;´Д`)

両親は事故で他界して兄弟3人で暮らしていますが
兄弟ながら受け様(兄)を取り合うような感じのスキンシップ
ブラコンを気にしていた受け様は仕事の転職を期に引っ越そうとしますが
そこを攻め様(双子たち)が阻止しようと
監禁して食…

0

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

シモネタ強め

言葉のチョイス乙( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
ある意味ここまでぶっ飛んでくると何でも受け入れられる気がするわw
というわけで、ずっと読みたかったこの作品
うっかり手に入れてしまったので早速。

買うはずのなかったランプに吸い寄せられ
あまつさえ交わされて
気まぐれになでたらエロ親父登場wwとか
どんな話やねんっ!というところですが、結局のところ、ストーリーは薄め。
おっさん濃…

1

悪辣色男 小説

中原一也  奈良千春 

一途でサディスティックな執着

タイトルがピッタリくるストーリーで攻めになる鮎川は悪辣過ぎでした。
でもその裏に見える愛し愛されることが何より出来ない不器用さが愛しい気がする。
もしかしたら、受けになる7歳年上の川崎もそんな風に思ってしまったのかも。

川崎は25歳で結婚し3歳の一人息子がいて、結婚生活が破綻しているのです。
でもそれを解っていながら離婚しないのは川崎自身の罪悪感もあるかも知れません。
川崎は大学生の…

5

あばずれ 小説

中原一也  和鐵屋匠 

これは

 あばずれじゃなかった……^^。あばずれじゃないのかよ……、と。なんかあらすじと違った。ビッチな受なわけじゃないのかあ、と少し落胆しながらの読み始めでした。

 受も攻もよかったのですが、二人の仲を邪魔してくる女が出てきます。攻の妹?だったかな?そいつが限りなくうざい。その女が居て良かった~と思うような展開や話はないです。居ないほうが良かった。
 本当に最後(オチ)までその女がウザいです。そ…

1

媚熱 小説

中原一也  みずかねりょう 

引き込まれて読んだけれど…

2013年に発売された小説の中で一番グッときたのが中原さんの本だったので、
こちらの本も読んでみました。
途中まではとても面白く読み進めたのですが、
読み終わってみると、ちょっと残念な印象が残る1冊でした……


幼なじみのふたり、
捜査一課の刑事 × 鍛冶職人 のお話です。
攻めが追っている殺人事件と、受けの父親の失踪事件の真相を山場にしつつ、
恋愛関係はあて馬を登場させての展…

6

媚熱 小説

中原一也  みずかねりょう 

題材の重さと描写の軽さのミスマッチ

オヤジも下ネタもギャグも封印し、
たまにこうした重いテーマの作品を書かれる中原一也さん。
そんな引き出しの広さも魅力的で好きな作家さんですが、
本書は個人的にちょっと不発でした;


※ネタバレについて
事件のオチをバラしたりはしていませんが
未読の方はご注意ください。

◆【あらすじ】
田舎で鍛冶職人をやる遥人(受)を
幼馴染みで、東京で刑事になった青海(攻)が訪ねてくる…

6

アズマニア vol.14 if BLACK グッズ

「魂読者~ソウル・リーダー~」番外編の感想のみ

アズノベルズ創刊8周年記念フェア特別小冊子「アズマニアvol.14 if~BLACK~」です。テーマ〈if〉にちなみ、夢オチだったりお伽噺風だったり、ファンタジー色強い番外編が収録されています。

収録作品は…
中原一也『極道はスーツを愛玩する』番外編「極道の恩返し」
市瀬美咲『ボディーガードは愛を囁く』番外編「これも一つの幸福な日々」
藤村裕香『王子は迷宮に花嫁を捜す』番外編「王子は快…

0

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

このシリーズ大好きでした!

このシリーズは、一巻から購入!今作は読みながら四度も滂沱の涙です!!喜怒哀楽、色々な涙流させていただきました(T.T)斑目が惚れたのが解ります!芯にぶれないモノがある坂下、善い人(日本社会ピラミッド底辺のマザーテレサとお呼びしたい…。)
日常エロ?!斑目のオヤジさかげんには、おやおやと思いながらも、これが無いと「愛してないと云ってくれ」シリーズじゃないよね~♪BLパターンにはまらない変幻自在なエ…

3

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

積読

だったのですが、読了しました。半分でいったん終わり、続きが後半からという構成になっていて、半分まで読んでいて放置していましたが読み終えました。ですがすべていっぺんに読むとなると少し間延びするというか、じれったい展開になるので、やはり二本組みという感じで分けて読み進めるのがいいかもしれないと思いました。
ラストはもしや望月は刺されて死んでしまったのかというようなニュアンスにもとれてしまって、しかし…

1

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

かりそめの永遠の楽園から「いってらっしゃい!」

『愛とは溢れるものだから』ではないかと思います。

口絵でヤラれました、着地点が判明しちゃいましたよ…まぁ、わかっちゃいましたけれどね(笑)

最終巻となる今作は斑目の卒業を巡る坂下の恋情を軸に前巻から続く生活保護の不正受給とドヤ街の労働者への偏見による事件が微妙に絡んだ筋となっています。
坂下自身を含んだ彼の周囲は静かに、しかし大きく揺さぶられます。

これまで周囲の人の為に街に起きた事件の裏を…

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