中原一也さんのレビュー一覧

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

やっぱり擦ると出てくるんだよねw

苦手な設定ではあるのですが、中原先生は好きだしタイトルにも惹かれて手に取ったのです。
そして、予想通りのファンタジック感w

千年の間ランプの中に閉じ込められていたランプの精のキファーフと普通の日本人サラリーマン匡のものがたり。
匡は帰宅途中に怪しげな占いのお婆さんに騙されて汚いランプを売りつけられ、仕方なくランプを持ち帰ることになる。
ランプと言ったらやっぱり擦るw
すると!中心部を…

2

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

いいタイトル

中原さんの作品ということであえて買ったもの。ちょっと暗いイメージだったのでしばらく積ん読してましたが、ふと手に取ってみました。

高校の同級生同士、当時の想いははっきりと形にならないまま成人し、道場経営者とヤクザの借金取りというかたちで再会。攻めの手下たちに陵辱されまくります。それでも自分の意思を貫き通す純粋な受け。それが攻め様の手にかかったとたん、全身が官能の喜びにふるえ陥落する。。
本命…

1

検事が堕ちた恋の罠を立件する 小説

中原一也  水名瀬雅良 

キュンキュンしました♪

検察事務官の桐谷(受け)は
一見クールなSキャラだが、実は恋愛経験ゼロで
年上の検察官・杉原(攻め)に片想いする一途なゲイ。

ある日、憧れの杉原が実はバイで
後輩検事にフラれ落ち込んでいることを知る。
身体で慰めてあげましょうかと
遊び人のフリをしてセフレ関係になるが…。


攻めの杉原は36歳ですが、オヤジ成分ゼロ、
中原作品にしては珍しい正統派王子様攻めですw
基本的…

14

野良猫とカサブランカ 小説

中原一也  実相寺紫子 

子猫ちゃんらしくぜんぜん素直じゃありません

キャリアから脱落し所轄へ飛ばされた刑事須田とちょっと暗い過去をもつ野良猫のようなバーテンダー律の物語。
須田は律を「子猫ちゃん」と言ってからかう。ぜんぜん懐かない子猫ちゃん。

律にはパトロンがいた過去があって、その経験がトラウマとなっています。
そんなことから誰にも素直にはなれず、助けてくれた刑事の松本だけにこころを許しています。
定年が近い松本は同僚の須田に律をたくしたいようです。が…

0

検事が堕ちた恋の罠を立件する 小説

中原一也  水名瀬雅良 

検事様に尋問されたい!

検事☓事務官ってだけでもワタシ的には萌えまくりですw
「欲望の犬」が大好きで、中原先生の新刊が「検事」とくれば買わずにはいられませんでした。
あとがきで、何年か前に書いた検察官の話のときからこの二人のことはあったと書かれていて、それって「欲望の犬」のことかな♪
もうこの理由だけでポイントが高いんですが、ストーリー構成が巧みでややもするとありがちな展開かと思わせておいてあっという間に話に引き込…

6

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

イラストが

なんといっても神です。表紙絵はもちろんのこと、モノクロイラストも素晴らしく、見惚れます。そして3pものというと3人が入り乱れくんずほぐれつしているわけですから、それをイラストで表現するのはかなりの至難の業かと思われますがすべてが美しい出来映えとなっています。これはbl界の絵師さんの誰もができるわけではないと思いますのでほんとにこんな絵師さんがbl界にいらっしゃってうれしい限りです。
設定も魅力的…

0

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

兄貴には敵わない

今まで読まずに苦手と避けていたガチ兄弟ものに挑戦。
何故苦手そうなジャンルを手に取ったかというと、たまたま本屋で見かけた時にキャラ文庫フェアの小冊子が付いていたからという不純な動機がきっかけだったりする。
(すみません中原さん)

しかし、この話は拒絶反応なしに読むことができ、苦手そうなガチ兄弟もの(しかも3Pあり)でも内容を吟味すれば大丈夫かも知れないと読まず嫌いを反省する機会にもなった…

6

極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

次、まだかなー

イタリア編てことで楽しみにしておりました。ジャケでは鳥と青い空&海で、お花も舞ってるし。
いやー....甘かったぁ。
榎田さんは怖い人に怖いことされて痛かったりするのですが、読了直後の印象は「甘かったです、ごちそうさんでした」という感じです。

このシリーズ、アクションとエロが楽しみなんです。
シチリアというほぼ四面楚歌状態の土地で、ドンパチやらかしてくださいました。
ジャケでお二人と…

1

極道はスーツに契る 小説

中原一也  小山田あみ 

四作目にして

私個人的には萌えポイントが一番多かった一冊です。
これまで榎田には無かった腹の座り方が垣間見れた気がしたし、芦澤・榎田双方の『お互いなしじゃいられん』感を強く
感じられました。

朴に捕らえられたシーンでは『虎かよっ!』と、一瞬たじろぎましたが、そこは素人の知らない世界もあるのだろうと自分を納得させつつクリアしました。

楽しみにしていた『サイボーグ&諏訪』の関係は、まだまだ序…

2

極道はスーツと煉獄を奔る 小説

中原一也  小山田あみ 

話が佳境に入って来ました…

普段あまりレビューは書かないのですが、大好きなシリーズなので頑張ってみます。

今回はまさかのイタリアマフィアとの対決編。全く新たな戦いではなく、根底には芦澤の地位争いや木崎・諏訪問題も絡んできます。最初は極道エロス…と言った娯楽色が濃かったこのシリーズも、様々な人間模様で味わい深くなりました。

可愛かった榎田くんはすっかり精悍な青年に成長し、芦澤のただの恋人ではなく、誰にも代えられない…

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