中原一也さんのレビュー一覧

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

男ばかりのむさ苦しさが良し!

シリーズ1作目。
初回の掴みとしては萌え不足は否めないのですが、
個人的に1作目より2作目、2作目より3作目と楽しさが増すシリーズでした。
そして何よりスピンが最高オブ最高!!!(///Д///)激萌

メインシリーズは人情派アットホーム
スピンシリーズは冷え冷えする裏社会
と、全く雰囲気は異なってても世界観が繋がっているのが味なんです。
私はスピンが好きすぎて、こちらのシリーズは…

2

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

甘さもラブも控えめだが、萌えが滾るッッッ

『愛されすぎだというけれど』という作品を別視点で書かれた作品です。
↑では「え?そんな理由で?」と拍子抜けするコミカルさで書かれてましたが、それはあくまで表面上に過ぎず…。このスピンオフで、至るまでの経緯やその後を丁寧に書かれています。

愛されすぎ〜と同時に読んでほしい作品ではありますが、
単体で読んでも充分楽しめますのでテイストがお好みの方はメインシリーズ未読でも是非!


全く…

8

魔性の男と言われています 小説

中原一也  草間さかえ 

誰もが男惚れしてしまいそう!

“魔性の男”、えらく顔の綺麗な男というわけでもないのに
同性を惹き付けてしまう蒼司は
一方的に好意を押しつけられるばかりか、
人生を狂わせてしまう程の何かがあるらしく
そんな血筋に絶望し身投げをしようとしたところを
漆喰職人・比嘉に助けられ…。

おおー…、漆喰の壁、以前何かの番組で見たことがあったので
非常にイメージしやすく読ませていただきました!
なんというか、センスも勿論物…

3

親友とその息子 小説

中原一也  兼守美行 

一方通行の恋

設定が面白そうだなとワクワク。

【攻め息子→受け→父親(攻め)】の一方通行の恋模様。
受けと恋人になりたい息子と、それを阻止しようと必死の父親。
父親への片思いを貫くか、息子にグラリと傾くか受けは悩み。

ドタバタのラブコメ感と片思いの切なさもあって一気に読みました。

ただ、
個人的に萌えたか・萌えないかで言ったら萌えなかった。
息子に傾きかける受けの性格が合いませんでした…

5

「妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~」出版社共通SSペーパー グッズ

ワンコのしつけ?

文庫は帯がかかっていたので、こちらのペーパーで阿久津が蜘蛛の巣の上に座っているんだな、と初めて気が付きました。うっすらと阿久津が地面に写っているのも細やかで良いなと思います。(表紙で気が付けよという話ですが、A5サイズだと見やすくていいですね!)

ペーパーの内容は、本編のその後。翅が生えるようになって十回以上というので、結構時間が経っているようです。

それなのに、恋人同士だというのに、…

0

妖精ハンター×DT〜四十歳童貞男の逆襲〜 小説

中原一也  國沢智 

表紙とタイトルのインパクトがすごかった

中原先生の作品はもともと好きなのですが、今回はまずタイトルにどうした?!と驚いて、表紙イラストでぐわっと掴まれました。

腕時計、スーツ、たばこ、といういかにも働くオヤジの背中に羽根というのが良かったです。あと小説で主人公のみの表紙って自分には珍しかったので。挿し絵では、メガネをかけた阿久津と弁当持ちの犬山が好きです。

こんなイケメンオヤジがどうしてDTに?!と思っていたら、妖精にはなり…

2

魔性の男と言われています 小説

中原一也  草間さかえ 

オヤジの魅力に溢れてます‼

個人的に、中原先生の書かれるオヤジが大好きなのです。
懐が深くて人情味があり、そしてエロい。今回も、そんな魅力溢れるオヤジが堪能出来ます。オマケに作品の大部分を占めているお仕事パートが左官職と言う事で、こちらも個性に溢れたオヤジだらけ。オヤジ好きとしては大変楽しく読めました。


内容ですが、平凡な地味顔なのに何故か男にモテて、恋愛沙汰でのトラブルが絶えない名波。打ちのめされて身投げしよう…

10

東郷課長のどすけべな指先 小説

中原一也  逆月酒乱 

初期作品も中原節!

電子書籍で読了。挿絵有り。

あとがきによれば『東郷課長の危険な指先』は10年ほど前に書いたのだそう。2014年の出版なので2004年頃の作品。一昔以上前のお話と言うことになります。
でも、一生懸命なのにボンヤリしていてぬけている受けさんと、そこはかとなく悪い香りを漂わせている出来るオヤジの攻め様がくり広げる『笑える人情話』という、中原さんお得意の肩肘張らない良いお話しで、読んでいる最中、と…

2

悪癖でもしかたない 小説

中原一也  高緒拾 

ハマる人にはハマるハードなヤクザもの

中原さん作品を制覇しようと商品詳細も見ずにまとめ買い
この作品は怖かったです。とにかく怖かった
まず表紙からして怖い…攻め悪魔みたいな顔してませんか!?
怖すぎて部屋に置いている間表紙を隠してました
なんちゃってヤクザものではない中身も怖かった
受けはヤクザなのに超絶ビッチで男を喰いまくりですが、まさに『喰う』という表現が正しい喰いっぷりで、頻出表現『喰い締める』が何だか怖くなってくるレ…

7

色悪幽霊、○○がありません! 小説

中原一也  小山田あみ 

小道具のキセルにやられた

電子書籍で読了。挿絵有り。

昭和初期の色悪なオヤジに着流しはまあ定石として、キセルですよ、キセル!
渋い。
お話は皆さんが書いているように『アホエロトンチキ』なのですが、攻めの土方は普段のC調(死語?)ぶりに反して頼りがいがある『中原さんのオヤジ』で惚れ惚れするほど格好いいし、受けの安田くんは『いい人過ぎるうっかり君』という、これまた中原さんの定番の組み合わせ。
初めてのお店に入るほど…

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