中原一也さんのレビュー一覧

妖精ハンター☓DT 〜女体化!? 妄想ワンコの暴走〜 小説

中原一也  國沢智 

犬山君の秘密、暴かれる!そうか!そうだったのか!w

相変わらず妄想ワンコは大暴走ですが、
あの大仰すぎる台詞回しが可愛く聞こえてきたら、もうダメです!
犬山君に毒されてますw

今回は女体化ということで、
私的には完全に地雷なんですけれどね、
えぇ、中原さんの作品ということで、
自ら地雷に突っ込んでいきましたよ!

しかしなんというか、予想の斜め上を行かれて、
あれ?……という間に駆け抜けてしまいました(笑)

それよりも、…

1

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

囀る歓喜

最近多作な中原さんですが、前にレビューを書かれていたポッチさん(勝手にお名前出してすみません)が書かれているように、どれもこれも面白い!
ここのところ、コメディが多かったのですっかり失念していましたが、中原さんは『淫雨』とか、この手のノアールもお上手でしたよね。
加えて、笠井画伯のイラストが非常に雰囲気を盛り上げています。
私、BL読みとしては異端だと思うのですが『イラストはあればあるに越し…

19

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

とにかく面白い。

作家買い。作家買いですが、中原さん×笠井さんということでテンションMAXで読み始めました。

最近、個人的に中原作品はホントにはずれが無くてどれを読んでもめっちゃ面白いのですが、今作品もすんごく面白かったです。中原さんはコミカルな作品も書かれますが、今作品はどちらかというとシリアスでダークなお話でした。

すみません、ネタバレ含んでいます。





主人公は潜入捜査やおとり捜…

12

深森少年は烏に恋をする「梟はなぜ烏を黒く染めたのか」番外編書き下ろしSSペーパー グッズ

なんて可愛い!

本編でも書かれていた祭りの日の後のお話。
小学生時代の体育祭での出来事を深森少年視点で書かれてます。

深森の一目惚れ時の感情や、黒羽の歌声を聴いた瞬間の幻滅。
好きだっただけに自分の想像外のマイナス面を見て抱いてしまった感情が、すごく正直に素直に書かれています。
でもそのマイナスはギャップ萌となって深森の心に突き刺さり、体育祭での見当違いな行動に駆り立ててしまうのです。
その行動・思…

0

今、できること「ドMの変態がエロ男爵に恋をした!?」初回特典SSペーパー グッズ

前向き!

短いですが、本編後の気負わずに頑張ってる門倉の姿が見れて良かったな~と思えるSSでした。
タイトル通りに今できることを頑張ってる門倉の姿にきゅんっときました。

義務教育すらまともに受けてなかったのに、時間を忘れるほど、夜更かし迄して勉強してる門倉。
やっと高校の数学に突入したばかりと言ってますが、かなり頑張ってる姿が感じられます。
それもこれも、周りが敵だらけの弟をサポートしたいと思う…

2

ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

この母は、中原さんが書いてきた『オヤジ』像と被る様な気がして

まず、初っ端にひと言。
「私もあの猥雑な所が沢山残っていて、泥臭く、田舎くさい昭和が大好きです!!」

……と叫んでスッキリした所で感想をば。
中原さんの作品とは思えぬタイトル&ド派手な表紙です。特にマゼンタが良く効いたショッキングピンクの『ドM』と『エロ男爵』の文字がポップに踊っていて、たまらなく恥ずかしいです。
ここの所、中原さんの書かれるお話には大変驚かされている私は、とてもドキド…

8

溺れた純愛 小説

中原一也  高嶋上総 

是非読んでいただきたい(それしか言えない)

2015年9月刊行の『エロとじ♥悦』掲載作品。イラストが1枚入っています(表紙絵はそれを構成したもの)。

「北斎かよ!」と心中で『キワモノ』と決めつけて読み始めたのですが、ちょっと待って。これ、全然違う!
むしろ、今年の某有名映画賞で作品賞を取った『シェ○プ・オブ・ウォー○ー』を思わせるようなラストに、今日一日、無意識のうちにこの作品のことを考えてしまっていました。完全に心を持って行かれた…

13

ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

心に沁みる名作なんです!!

表紙やタイトルからは想像がつきづらいと思いますが、笑ってホロリと来てと、心に沁みる感動作でした。
逆に、このタイトルで「感動作ね!!」と想像される方がおられたらビックリですが(^_^)ゞ


まずこちら、現代が舞台でありながら、昭和感漂う「旅人遊郭」が舞台です。
そこで男娼として暮らす門倉と、客としてやって来た手塚と言うカップリング。

この門倉が、根っからのドMで変態なんですね~。…

9

ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

タイトルとのギャップがすごい

タイトルと表紙にちょっとビビりつつも、でも作家買い。

やばい。
すごく良かった…。

主人公は『旅人遊廓』で働く男娼・壱。
彼には戸籍がない。
戸籍がないから学も無く、34歳になった今も男娼として働いている。

と書くと、すごく薄幸なのかなと思うのだけれど、彼自身は自分の環境をネガティブにはとらえていない。
なぜなら、彼には母親から愛された記憶があるからだ。

彼の母親は…

13

ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

愛情たっぷり

昭和が香る現代遊郭人情モノ。
一見タイトルからは想像できないくらい愛情が溢れてました。
特に壱のお母さんの描写はとっても素敵です。

何でも持ってるけれども子供の頃に愛情を受けなかったので愛がわからない攻×お金的な豊かさとは縁遠いけど、愛情だけはたっぷり貰って育った受。
そんな二人の切なくどMエロいお話です。
遊郭なので仕込みとかお仕置きとか勿論お客とってますし、受がドMなので変態チッ…

10
PAGE TOP