中原一也さんのレビュー一覧

白銀のオオカミと森のお医者さん コミコミ特典SS小冊子 医者の心得 グッズ

獣医の本分

本品は『白銀のオオカミと森のお医者さん』のコミコミ特典小冊子です。

本編後、森で落石事故が起こるお話です。

穏やかな昼下がり。岡村は数日前に山小屋整理で見つけた野草の本を
見ながら紅茶と野いちごでティータイムを過ごしていました。最初に
発見した本と合わせるとかなりの知識を得られ、暇さえあれば目を
通していたのです。

ウサギ組の獣人に教えてもらったハーブティは美味しく、自給自…

4

白銀のオオカミと森のお医者さん 小説

中原一也  奈良千春 

可愛いもふもふ天国の実態はオヤジな極道界!?

今回は森の結界内に住む獣人でオオカミ組組長と
先祖代々の土地を継承して森にやって来た獣医のお話です。

人間社会に疲れた獣医が獣人達と中に居場所を得るまでと
受様の浮気疑惑が浮上する後日談を収録。

受様は子供の頃から動物が大好きで、獣医か動物園の飼育係になる
のが夢でした。父が早くに亡くなり、母を助けて家事をしていた事
もあり対人スキルはあまりありませんでした。

成長する…

7

愛しているとは限らない 小説

中原一也  奈良千春 

憎しみより甘い何か…克幸x湯月編、第3作

前作「愛していいとは云ってない」の後、またもや克幸の元に戻り、バーテンダーとしての生活を送る湯月。
克幸の財力で最新の治療を受けた釜男は、舞台復帰を目指しレッスンを始めていた。
…という時間軸で、ある日湯月は突然見知らぬ男たちに拉致されて。
彼らの湯月に対する要求は、釜男に手を出されたくなければ斑目を殺せ、と。
その方法は、毒殺。
酒を出すバーテンダーとしての湯月にふさわしく、斑目に出す…

5

愛していいとは云ってない 小説

中原一也  奈良千春 

あいつはただの金蔓だ…克幸x湯月編、第2作

冷酷ヤクザx美形バーテンダーのシリーズ2作目。
前作「愛しているはずがない」の後、一度は裏切ったが克幸の元に戻った湯月の日常から始まります。
戻った、とは言っても、克幸への愛だの恋だのが芽生えたわけではなく、あの傲慢な帝王の這いつくばる姿が見たい、という気持ちが湯月を支えているわけだけれど、そんな思考とは裏腹に躰の方は克幸の嬲り方に馴染み悦ぶ。
再び克幸への反感が膨らんだ頃、10代の頃に共に…

1

ろくでなし 小説

中原一也  和鐵屋匠 

猫会議と鍋の攻防!

スピンオフと知らずに、こちらから読破。
前作キャラクターは出てきますが、問題なく読めました。

次男編は出てくる猫達と空の関係がほのぼのv
猫の飼えない猫好きには夢であるのですが、
志垣先生のお説教は至極ごもっとも!
桜耳という呼び方は初めて知りました。
カワイイv

親父編は受けの相沢視点で、
前半コミカルな感じなのですが、
鍋の攻防の後辺りから、急に切なくなります。
あ…

0

白銀のオオカミと森のお医者さん 小説

中原一也  奈良千春 

オヤジー! 格好よすぎるだろーーー!!

人間社会に疲れた青年が始めたのは、様々な獣人達が暮らす森での「動物のお医者さん」でした。

と、メルヘンチックなストーリーになります。
いや、ストーリー自体はおとぎ話を思わせる可愛さなのに、ここに中原流捻りが大量にきかせてありまして!
もう爆笑ものなんですよ。
いちいちこれでもかと細かいネタがブッ込まれていて、もう完全に笑わせに来てるでしょー!!と。

あと、終始コミカルだったり痛快…

16

愛しているはずがない 小説

中原一也  奈良千春 

克幸x湯月編開幕!スピンオフ第1作

この作品は、ドヤ街でのワイルドオヤジと意地っ張り医師の物語「愛してる」シリーズのスピンオフです。
主人公CPは、冷酷なヤクザ幹部・斑目克幸(ドヤ街の斑目の異母弟)と、克幸の愛人でバーテンダーの湯月。
こちらは、スピン元の人情味とコミカルテイストな世界観とはガラリと変わって、ヤクザBLの王道、傲慢な帝王のような攻めと、過去を持つ美しい受けの紆余曲折がダークに、ハードボイルドに描かれています。

0

愛とは与えるものだから 小説

中原一也  奈良千春 

出会えて、よかった…シリーズ第6作、斑目x坂下編完結!

ドヤ街で、日雇い労働者と医師が恋をする。いよいよ完結です。
内容は前作「愛に終わりはないけれど」の続きで、貧困ビジネス叩きから生活保護そのものを叩く風潮、そして坂下が生活保護を斡旋している悪徳医師だと誹謗中傷されて、診療所の存続の危機、という展開に。
診療所がそんな状態で、斑目は離島に行ってしまうのか。
行かないで、いつまでも側にいて。
言葉にするとなんとも弱々しく、ただ斑目に寄りかかって…

1

俺が好きなら咬んでみろ 小説

中原一也  小野浜こわし 

予想を外される楽しさ&イラストが素敵

対等な関係のオヤジ同士、特に受けが攻めをどつくような力関係が好きな方にはオススメの作品です。

沖野(受)の視点が多めですが、菊池(攻)側もあり、分かりやすくドラマの様な臨場感があります。

冒頭で菊池が殺されて吸血鬼になって、沖野の前に姿を現します。
朝日で灰になるという吸血鬼のセオリーを抑えつつ、沖野の血がまずいという予想外さに加えて、軽快なやり取りが楽しいです。そのくせ、事件が解決…

3

白銀のオオカミと森のお医者さん 小説

中原一也  奈良千春 

モフモフあり、笑いあり、でもそれだけじゃない

作家買い。

ここ最近、中原作品はどれを読んでもハズレがなくて萌えと爆笑に包まれつつ読破していますが、今作品も面白かった!

中原さんと言えば、「オヤジ」をイメージしますが、この作品もそのイメージを覆すことのない男の色香ダダ洩れの「オヤジ」が登場します。が、この「オヤジ」がただのおっさんに非ず。

狼です。
モフモフです。
組長です。

カッコいいのに、クソ可愛い。
これが両…

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