中原一也さんのレビュー一覧

罪に濡れる夜に 小説

中原一也  片岡ケイコ 

神父さま、がんばれ!

大地は、ただ若い熱情のまま、十夜のことがすきなんです。傷つけたくないと思いながらも、ずっと思い続けている気持ちを押さえきれずに、告解室で告白してしまいます。
同じ教会に司祭も数人いるので、その思いに答えることもできずみんなに知られてはいけないと、大地に会うのはいつも告解室です。
個室なのに、間に間仕切りがあって、手を伸ばせば触れられるのに、触れてはいけないというシチュエーション萌えますねえ。。…

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灼けつくほどに抱かれたい 小説

中原一也  藤咲なおみ 

ワイルドさが、かっこいい。。

リゾート先で知り合った柴田に、目が離せず最初から惹かれていた桂木。
ある事件をきっかけで強姦まがいに寝てしまって。
韓流ドラマのような、すれ違いで帰国してしまう桂木と、強姦したままのような別れをしてしまった柴田。
帰国後も柴田のことを忘れられない桂木、捨てようと何度も逡巡しながら、捨てられない柴田の部屋のスペアキー
旅行会社に問い合わせしたり、射撃場を調べることも出来るだろうとやきもきして…

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覗く瞳、濡れる心 小説

中原一也  室上ハル 

セピア色の思い出が切ない・・

あっさりと自分を捨てていったカメラマン久世が、大人になって水商売のオーナーをしている桐原の前にふいっと戻ってくるというお話です。
とっくに過去のこととだと自分の中で決着をつけていたはずなのに、本人が目の前に現れると、心が揺れ動いて。
別れの挨拶ひとつもなしにいなくなった久世をうらみ、素直になってなんかやるものかと思いながらも、気になって気になって・・
いつ久世が手を出してくれるかって物欲しそ…

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