中原一也さんのレビュー一覧

極道はスーツがお好き 小説

中原一也  小山田あみ 

シリーズ第1弾!

従業員に金を持ち逃げされたテーラーの二代目・榎田。借金の変わりに気に入るスーツが作れたらチャラにしてやるというヤクザ・芦澤。が、スーツが出来上がるまで愛人になれと、なんとも無茶な要求から始まったアダルトカップルのお話です。

芦澤の舎弟・木崎が『妹の敵』と榎田を拉致したときも、命をかけて助けに向かう芦澤。拳銃を向けられたときも「撃たないで」と芦澤を庇う榎田。
カラダから始まった関係ですが、抱…

6

酔いどれ金魚と野獣 小説

中原一也  北上れん 

彫る・掘る・惚れる・・・

「酒は人を魅する悪魔である。うまい毒薬である。心地よい罪悪である。~アウグスティヌス~」から始まる門脇の苦悩の日々のお話。

一気読み!いやー、エロくて情けなくて可愛かった。
登場人物が少ないので、神評価は甘いかなとも思ったけど、楽しかったからいいや。

元アルコール依存症のバーのマスター門脇と、彼の背中に惚れ込んで「刺青を彫らせてほしい」とバーに日参している天才彫り師今井のお話ですが、…

5

欲望の犬 小説

中原一也  奈良千春 

普段真面目な人が乱れるのって凄くそそられる

さて、中身の話ですが、中身はねぇ・・・なんというか・・・・タイトルと表紙で膨らみすぎた妄想とは・・まるで違った内容でしたね。
モチロン面白かったですよ?
面白かったんですが・・・・・タイトル。。欲望?!犬!?みたいな。
若干タイトルを見直したくなるような内容でした。


ある雨の夜、珍しく心も身体も疲れ果て、家路に着こうとしていた検事の水上。彼はね、男しか愛せない身体なわけ。で、こうい…

2

罪喰い 小説

中原一也  小山田あみ 

弟×兄っていうのは今じゃ常識になりつつありますが

兄弟ものです。
兄弟モノ・・・兄弟・・(´Å`)はぁはぁ・・・
挿絵を一見するかんじでは、お決まりの弟×兄かなと思ってたんですが、今回は兄×弟。なんだろう・・・・弟からの掛け算が脳内に刻み込まれてしまっているせいか、兄から始まる掛け算にちょっぴり新鮮さを感じました。

話としましては、三兄弟の一番上と一番下が出来てしまうという話です。
せっかく3人いるなら、真ん中が上から下から攻められて…

3

熱風王子 愛とバクダン3 小説

中原一也  水貴はすの 

いつの間にやらあまあまに

シリーズ三巻目。
なかなかハードな展開で痛いお話だったのですが、気づけばあまあまな展開に。
探偵と助手の事件を挟みながらの展開ですが、今回はプライベートな事件。
謙二朗にレーサーとしてのスカウトが。
そして謙二朗のママ代わりのオリーブにお相手が出来て拗ねる謙二朗……

謙二朗にレーサーの道が開けて、竜崎が身を引こうかと考えるお話。
あの竜崎が?身を引くなんて殊勝なこと全然似合わなそう…

2

罪に濡れる夜に 小説

中原一也  片岡ケイコ 

神父さま、がんばれ!

大地は、ただ若い熱情のまま、十夜のことがすきなんです。傷つけたくないと思いながらも、ずっと思い続けている気持ちを押さえきれずに、告解室で告白してしまいます。
同じ教会に司祭も数人いるので、その思いに答えることもできずみんなに知られてはいけないと、大地に会うのはいつも告解室です。
個室なのに、間に間仕切りがあって、手を伸ばせば触れられるのに、触れてはいけないというシチュエーション萌えますねえ。。…

2

灼けつくほどに抱かれたい 小説

中原一也  藤咲なおみ 

ワイルドさが、かっこいい。。

リゾート先で知り合った柴田に、目が離せず最初から惹かれていた桂木。
ある事件をきっかけで強姦まがいに寝てしまって。
韓流ドラマのような、すれ違いで帰国してしまう桂木と、強姦したままのような別れをしてしまった柴田。
帰国後も柴田のことを忘れられない桂木、捨てようと何度も逡巡しながら、捨てられない柴田の部屋のスペアキー
旅行会社に問い合わせしたり、射撃場を調べることも出来るだろうとやきもきして…

1

覗く瞳、濡れる心 小説

中原一也  室上ハル 

セピア色の思い出が切ない・・

あっさりと自分を捨てていったカメラマン久世が、大人になって水商売のオーナーをしている桐原の前にふいっと戻ってくるというお話です。
とっくに過去のこととだと自分の中で決着をつけていたはずなのに、本人が目の前に現れると、心が揺れ動いて。
別れの挨拶ひとつもなしにいなくなった久世をうらみ、素直になってなんかやるものかと思いながらも、気になって気になって・・
いつ久世が手を出してくれるかって物欲しそ…

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