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11/23(合計:225件)
柏枝真郷 茶屋町勝呂
こにしそる
ネタバレ
Windowsってタイトルですが、Windows95からきてるんですね。Windows95…懐かしい響き。 舞台が90年代のニューヨーク。20巻以上ある長いシリーズです。 実はほぼ最後の巻数まで既に読み終えた上で、今1巻の感想を書いているのですが、1巻では恋愛部分はほぼなくて、少し物足りなさを感じます。でも手に取られる方には是非、2人が結ばれるまで(巻数がかかるのですが)読んでほしい! …
高遠琉加 茶屋町勝呂
雲絶間姫
BLとエロは切っても切れないもの。そもそもエッチシーンなしでBLが成り立つのか? そういう議論になるといつもこの作品のことを思います。この一冊の中で主人公の2人、櫂谷と黒澤の接触はキス以上には進みません。シリーズ前作「天使の傷痕」では、一度だけ関係を持つシーンがあります。裏表紙の作品紹介では「甘い一夜の記憶」とあるけれど、私には到底「甘い」とは思えませんでした。 当時2人の関係は、も…
かわいゆみこ 茶屋町勝呂
Krovopizza
「家」とは何か。 ある人にとっては安らぎ、ある人にとっては絶ち切りたい因縁の象徴。 また他人と「家」を作ることは、その人の人生を受けとめ責任を持つことも意味する。 本書は恋愛小説であると同時に、そうした「家」への様々な想いも伝わってくる、上質なヒューマンドラマ。 97年の発行だが、少しも古さを感じさせない。 とても普遍的で身近なテーマが胸に迫ってくる。 大阪の暴力団組長の妾…
kumachi7
虚無仮説のような小説が読みたいと思っていて、偶然、むしろドラマCDのキャストさん目当てでCD聴いてみようと思って、原作も読んでみようと思って読んだら、すごく良かった。 もう何年も前の本だけれども。 2冊め出された後続刊はされてないようだけれども。 まだ続くんですよね? ぜひ続きを書いて欲しい。 ネクタイ外してくれっていうシーンがとてもエロく感じた(*´Д`)
榎田尤利 茶屋町勝呂
cryst
魚住くんたちのその後が知りたくて購入しました。 遠距離恋愛を選んだ魚住くんたちに、らしいと思いましたが、やっぱりファンとしては幸せな姿が見たくて。離れても、近くにいた時と変わらない距離感のメールにじんとしました。 魚住の久留米あてのメールがよかったです。 ヒューストンに旅立った魚住と仲間たちのメールのやりとり、カラーコミック、山田ユギさんや宮本佳野さんの寄稿、Q&A、イラスト入りダイジェ…
レビューでの高評価を見て、夏の塩と合わせていつか読まねばと思って購入。装丁とボリュームから、これはしっかり態勢を整えてじっくり正面から読むべきだろうと、準備ができるまでお預けにしてから一気に読みました。 夏の塩は色とりどりのざわめきという印象に対し、こちらは終始静かで透明な水の印象でした。夏の昼下がりに遠くに喧騒が聞こえる奥まった場所で、建物の壁に水の波紋がゆらゆらと光を反射している中にたた…
なんと言っていいかわかりません。 興味深い、感動するようなお話を読むと、その感動を語りたくなるものだと思っていました。 この作品を読んで、逆に何も言いたくないということもあるのだなぁと知りました。 あらすじも分析も感想も、何も言いたくないのです。 不安定な器になみなみと入った透明な水を受け取った気分です。それをこぼさず波立てず、そのまま奥深くにしまっておきたい。そんな気持ちになりました。 …
ココナッツ
『世界の果てで待っていて-天使の傷痕-』の続編です。 先にあとがきを読んで知ったのですが、まだ続くようでして。 前作に引き続き、攻め受けの視点が切り替わる作品です。 よく、続編を先に読んでも問題ないものも多いですが、出来れば順番通りに読まれるのをお勧めします。 変わらず攻めは元・刑事で探偵の統一郎。 受けは元・統一郎の同僚で刑事の雪人です。 といってもこの巻では、最後まではありませ…
最近読み始めた高遠さんの作品。 新装版ということで、イラストは茶屋町勝呂さんとなっています。 書き下ろしSSつき。 攻め受けの両視点です。 攻めの統一郎は探偵事務所の所長。 行動力があり男女問わず惹かれる魅力のある人間で、二年前までは刑事でした。 受けの雪人は、元・統一郎の同僚で渋谷警察署の刑事。 端正で切れ者の雰囲気。 現在も統一郎とは縁続きです。 渋谷が舞…
雀影
かつての同僚刑事だった統一郎と雪人。 2年前、統一郎は警察を辞め、今では一人で探偵事務所をやっていて、 雪人はそのまま警察に残っている。 ある雨の日、統一郎の事務所で彼の帰りを待っていた依頼人は、制服を着た中学生で、、。 ストーリーが進む中で、少しずつ明かされる二人の間の過去の出来事。 このお話の二人は、恋人同士でもないし、目眩く肉欲の世界が展開する事なんて尚更無いし、BLとして…