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10/23(合計:224件)
柏枝真郷 茶屋町勝呂
ココナッツ
ネタバレ
一巻は'96年発行の、ながーいながーいシリーズ物です。 わたしは柏枝さんの他の作品が好きで読んだのですが、エロほぼ無し(Whiteheart文庫だしね)のまま進むというこちらのシリーズにとうとう手を出してしまいました… わたしがエロ無しなんて!読み切れるのか?という心配もございましたよ、最初は。 もう昨今のエロ当たり前という作品(好きです)に慣れていましたので。 でも柏枝さんの作…
こにしそる
この2人が大好きで大好きで可愛くて仕方ない。2人とも20代の後半なのに、少年のような恋をしているのが、すごくきゅんとなってせつなくて何とも表せない気持ちになります。 すでに完結している作品ですが、途中何度も、最後まで早く読みたいけどまだ読み終わりたくない!って気持ちになりました。 お話がすごく面白い!て感じではなく、人によってはなかなか進展しないお話を退屈に感じるかも・・・。内容も、毎回刑…
自分はいったい何物か?という、前回の悩みを引きずったまま、日本に戻ってきた伸行サイドのお話と、今回初めてシドニー視点でお話が交互に進んでいきます。 NYで不法滞在の日本人に会い、アメリカ国籍を持ってるのに日本人にもアメリカ人にもなりきれていないと感じた伸行。 自分は何をしたいのか、これからどうなりたいのか、その折り合いをつけるため、二度と戻ることはないと思っていた日本へ帰国します。 根を…
硝子の街にての第6巻。 伸行の勤める会社が敢行するNYツアーの客が指名手配犯らしき男に連れられて行方不明になってしまう、という事件が発生します。 舞台はニューヨークですが、だいたいいつも日本人が事件にからんでいて、伸行の助けが重宝する設定になってるのがよく出来てるなあと思う。 毎回何かしら社会的な問題をおりまぜてくるお話ですが、今回はアメリカの移民法について書かれています。 たくさんの…
合意じゃないけど4巻目にしてようやくキスシーンがあり、でも5巻に入るとやはり何も進展しておらず、もとの「親友」で「隣人」に戻ってる…と思ったら、最後に大きな進展のある一冊でした。 糖度の低さに慣れていたので正直少し驚きました。 シドニーが伸行を好きな事は誰がどうみてもわかりやすく書かれているのですが、それをちょっとわざとらしいくらい伸行が気がつかない…のが一種のステイタスになっている作品だ…
読めば読むほどこの2人が好きになっていくのですが、同時に結ばれて欲しいけど、まだ友達のままでいて欲しいとも思います。 それはこの二人の友情が大人のものとは思えないくらい綺麗だからなんですが。 この作品、BLだけど子供が読んでも大丈夫じゃないかなと思える、そのくらいピュアです。 作者さんはたまにフィクションなら避けて通るんじゃないかなと思うような社会的なテーマを練り込んでお話を作られますが…
硝子の街にて、の3巻。 何故かすごくあせた雰囲気のある懐かしい感じの作品です。 舞台は90年代のニューヨークなのですが、書かれているのも90年代なのでリアルタイムを追っているはずなのに、何故かわざと懐かしい感じを出してるんじゃないかな?て思ってしまうような、淋しい感じの漂うシリーズなんですよね。この雰囲気がすごく好きです。 主人公の伸行とシドニーの間にはまだ進展らしい進展はないのですが、…
西条公威 茶屋町勝呂
雲絶間姫
初めて読んだのはもうずいぶん前で、当時は衝撃のあまりレビューの言葉も正直見当たりませんでした。「答姐」の「イタイ話」トピで久々に思い出し、数年ぶりに読み返してみると、痛いのも重いのにも変わりはないんですが、少しだけ衝撃以外のものも受けとめることができたような気がします。 主人公のエスは31歳。アンダーグラウンドで傷や死体や畸形など「壊れかけた身体」を専門に撮る写真家だ。みずから「傷に選ば…
硝子の街にての第2巻。 1巻を読んだときには、恋愛でなく友情に重きを置いてる作品だと思ったのですが、シドニーのほうは伸行を恋愛対象としてはっきり意識している感じです。 ゲイのシドニーは伸行を「初恋だった」、と前回笑いながら言っていましたが、終わった恋でなく今でもずっと好きなんでしょう。 子どもの時から考えると長い年月ですね。その間に付き合った人もいるんだろうけど。 今回、雪の日に埋…
Windowsってタイトルですが、Windows95からきてるんですね。Windows95…懐かしい響き。 舞台が90年代のニューヨーク。20巻以上ある長いシリーズです。 実はほぼ最後の巻数まで既に読み終えた上で、今1巻の感想を書いているのですが、1巻では恋愛部分はほぼなくて、少し物足りなさを感じます。でも手に取られる方には是非、2人が結ばれるまで(巻数がかかるのですが)読んでほしい! …