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77/93(合計:924件)
杉原理生 竹美家らら
pop
ネタバレ
前作が好きだったので楽しみでした。 真紀の印象がかなり違うので前作既読だとちょっと戸惑うかもしれません。 でも、見た目と中身のギャップが可愛かったので途中から気にならなくなりました。 楽しめたのですが、ちょっと惜しかったなあと思うところがあったので以下よりネタバレです。 ↓ 二人のすれ違いはやきもきするのですが、途中で攻めの太一の気持ちが予想できて、 着地点が見えてしまうの…
marun
『羊とオオカミ』の続編スピンオフで前作の攻めの従兄弟と受けの弟が主役です。 受けになる真紀が赤ずきんで攻めの太一がオオカミという雰囲気の話ですが、 真紀は赤ずきんと言うよりビクビクウサギさんにも見えます。 真紀の従兄弟で太一の友人と言う亮介の一応紹介で付き合い始めた二人ですが、 ホンの数か月で真紀から付き合いを解消してからのお話です。 真紀ちゃんは見た目クール美形で大人っぽい雰囲気な…
一穂ミチ 竹美家らら
snowblack
浜辺で出会う若い男と島の娘、という まるで映画の一シーンのような場面から幕が開く。 え?これは一体誰?……嵐……じゃないよね?と思いながら ページをめくると改めてタイトル、そして話が始まる。 ある日嵐が家から持ってきた砂時計が一つ、前触れもなく壊れる。 落とした訳でもぶつけた訳でもなく、まるで勝手に破裂したかのように。 不思議なことだと、製作者の父親に訊ねてみようと思っていると…
紫陽花まつり
とっても好みの作品でした。 表紙の雰囲気とあらすじに惹かれて購入したのですが大当たりでした〜! 元カレの太一に「友達として仲直りしよう」と言われ、承諾した真紀。年上の余裕を見せねばと、素直になれず意地を張っているが、恋愛経験のほとんどない真紀は太一の『友達』としての行動に戸惑うばかり。 最初の恋のトラウマからなかなか素直に自分を曝け出せない真紀と、素直に思ったことを口にする太一が…
はなみなは
友人にお勧めされて読みました。 私はそれまでBLに触れる機会がなかったのですが、この作品を切っ掛けに変わりました。 失礼ですがBLといえばエロが中心で、内容なんてないんじゃないかという偏見を持っていました。 (ごめんなさい!過去の私を殴り飛ばしたいです。今はエロも大好きな立派な腐女子になりました) 『 雪よ林檎の香のごとく』は私の固定概念を見事に打ち壊してくれました。 優しくて綺麗な文章…
イチ。
小説はいつも決まった作家さんのものしか読まないので、久々に新規開拓!と思って手にした作品。 ということで、この作品を読んだ当時、この作家さんとは初対面でした。 評価の高い作家さんだし、表紙も切なさを醸した雰囲気のものだったので、期待とともにわくわくしながら読みました。 が、しかし結論からいうと相性がとっても悪かったようで、かなり苦手でした…。 会話、シナリオ、キャラ設定、すべてにおいて…
竹美家らら
御影
「トッピング・ボーイズ」 いつも女の子と長く続かないヒロスエと、その友達のゆーすけのお話です。二人は幼なじみで同じ、調理の専門学校に通っていますが、ゆーすけはヒロスエが誰とでも相性がいい、まるでパスタのような人間、「誰もが食欲をそそられる」と気づいているのです。昔からヒロスエのことが好きなゆーすけは、彼の「いつものやつ」のポジションを狙います。 ゆーすけのひとつにできなくても、定…
__モコ__
『雪よ林檎の香のごとく』同人誌11冊目。 クラフト紙のナチュラルな柔らかさと、少しはだけて胸が見えそうな着方をしている桂の着物姿のミスマッチ感に、思わず頬を覆ってしまいました。 どきどきする! 桂の流し目にどきどきします! 育てて育った、穏やかな愛情。 熱量が半端じゃなく、何もかもが必死できらめいて息苦しくて目がチカチカしたような愛情とは違う、今の志緒の心。 好きの度合いが減った…
『雪よ林檎の香のごとく』同人誌10冊目。 このシリーズの同人誌も、いよいよ2桁の大台。続いてくれている事が嬉しいな、と、じわりじわり感じます。 もし。 もし大事な人が、盗撮されたかもしれない状況だったら――? 決して穏やかではない出来事が、志緒の大切な妹と幼馴染に降りかかります。 何も考えずに無鉄砲に挑む姿は、一見男らしく見えもしますが、実際はとても危険で怖くて真似できない。 そし…
『雪よ林檎の香のごとく』同人誌9冊目。 今回は、「赤」という色の縛りでのショートストーリーが4作。 ・誕生日プレゼントは大人の「証明」。内容は高校の校外学習の回想がメインの『ヴァーミリオン』 ・気が退けるほど赤く染まったアレ。食べられない人と食べてしまう人、人それぞれの『カーマイン、クリムゾン』 ・ナナカマドのえぐみと渋味はなくてはならないものだった『スカーレット』 ・赤いというより…