竹美家ららさんのレビュー一覧

FOOLS RUSH IN 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

潮が浮気?ハメ撮り??

イベントごとに番外編で新作を出してくださる一穂先生。商業作品も発行ペース早いのにすごい!
そしてこの『イエスかノーか半分か』のカプは毎回エロがあるから嬉しいです!

♦︎FOOLS RUSH IN♦︎
今回は、潮の浮気疑惑⁈しかも相手は竜起⁈⁈
まぁあり得ないことだとわかっているのですが、見事にしっかりと騙されかけて遊ばれて騒ぎまくる計のお話です。

二日酔いで目覚めた計の目に飛び込…

6

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

あっぱれ日本一!

新年一発目だったかな?年末だったかな?
そのあたりに読んだのですが
「このBLがヤバい!2016」でさすが1位だなと
もう、あっぱれ、日本一!と叫びましたね。

とにかく絵がいいし
読みやすい文章が!

まず設定が旬すぎてもう目からうろこ。

今、本当に注目されてる職種がでてきたり
テレビの特殊なあの職種の裏側も垣間見えたり
社会的な人の上っ面の付き合い方というか
なんと…

6

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

結局、読み手次第なのかも

最初に読んだ時は、正直おもしろいと思えませんでした。ごめんなさい。
『ふったらどしゃぶり』を読まずに、先にこちらを読みました。
評価が高い作品だし、本屋を探して『ふったら~』が見当たらず、スピンオフだけど大丈夫と判断し読み始めたのですが、登場人物たちに好感を持てず、苦手な一冊だと記憶していました。
それが今回レビューを書こうと『ふったら~』と続けて読んで、びっくり。
おもしろい。
以前は…

5

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

和章が嫌いだとムリ

『ナイトガーデン』と、その後の二人を描いた『ブライトガーデン』が収録されています。
『ふったらどしゃぶり』がすごく好きだったので、そのスピンオフと聞いて迷わず購入しました。
が、私には合わなかった……。
うーん、趣味じゃない。
何がダメだったのかな。
多分、『ふったらどしゃぶり』の時から、和章が好きではなかったというのが、大きいと思います。
考え方にちっとも共感できなくて、勝手なヤツ(…

4

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

萩原の彼女に共感してしまった

『ふったらどしゃふり』とその後の二人を描いた『ふったらびしょぬれ』の2作品が収録されています。
BLでセックスレスがテーマって、すごくビックリ!
そんなのあり得るんかいっ!!って……。
でも、読んでいくうちに、これってBLならではこそだなって気がしました。
BLじゃないとここまで書けないな……
私は、物語に彼女が出てきても気にならないので、この作品も全然大丈夫でした。
むしろ、萩原の彼…

7

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

雨音が聴こえてくる空気感

この作品の持つ雰囲気が好きです。
雨音と一緒に雨の匂いまで香ってきそう・・・どの場面でも雨がすごく効果的だったと思います。

メールの誤送信から始まった交流。顔が見えない相手だから本音を明かせて、顔が見えないからこそ心に惹かれる。文字だけのやりとりなのに、そこから相手の気遣いを互いに感じ取るところ、いいなぁと思いました。
互いが同期だとバレた後、整と萩原がさらに惹かれあっていく過程は、雨粒…

1

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

贅沢なボーナストラック

本作程度の甘さがどの作品にも含有されて
いれば、この作者さんの評価の振れ幅は
現状より少し狭まるかも知れませんね。
少なくとも上方向に。

本作単独で読んでも実際の所そうそう
混乱する事はありません。
そう言う所がこの作者さんは折り目正しい
ですね。
本一冊の空間を用いて力技も使わずに
世界をきちんと分けている。
しかも毎度の如く、生みの親のエゴを
極力排して産んだ子供〔小…

4

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

腑に落ちる、かも知れない

この作家さんへの評価が余りにも判り易く
二極化する要因が視えてくる様な、そう言う
一冊でした。
非常に整った世界観ですね。
そして無駄な冗漫さが入り込む余地が一切ない。
後書きにしてみても作品の補完の一部であって
作者自身の内面の吐露ではない。
観客として物語を俯瞰したい人にとっては
垂涎ものの物語でしょう。
ただ、疑似体感を読書作法として取り入れて
いる方にとっては取り付く島…

1

おとぎ話のゆくえ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

おとぎ話とは

あ、自分はこういう無垢な受が苦手なんだな、と気づいてしまいました。なんだろうな…二人の温度差がどこで縮まったのかよく分からず、お互いに「この人じゃなきゃダメなんだろうな」という気がしませんでした。

あと、この作品には竹美家ららさんのイラストはマッチしてないんじゃないかな~。特に、隼人が普通の優しいお兄さんにしか見えませんでした。表紙絵の感じもこう、優しいしね。

作家買いしそうなほど好き…

3

上海 小説

かわい有美子  竹美家らら 

心の琴線が震えました

かわい有美子さん
初読みでした。
舞台は近代、第二次大戦前の上海の租界。
歴史もの、外国人が出てくるものは避けていたのでしたが。
もうきっと歴史の中でしか存在しない租界のノスタルジーと
主従関係でも結ばれたファンタジーとダブルで感動しました。
皆様が行っている通り戦火のなか、イギリスに帰ろうとするレイモンドだけどエドワードには旅券がない。どうしても二人で船に乗りたいのに、外国籍以外中国…

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