竹中せいさんのレビュー一覧

年下の恋人 小説

吉田ナツ  竹中せい 

お互いを高め合える存在

二十歳の新人俳優・徹の髪に触れた途端、
口数が少なく、おとなしく見せてはいるけれども
素直で快活という本質を感じ取った理知。
ゲイで、28歳、今まで誰かを苦しくなる程愛した事のない男が
ストレートだった徹に惹かれてゆくものの
いずれは手を離さなければならない時が来るから
好きだという心のままの言動が出来ないもどかしさが切ないです。

友人を大切にし、自分の事に関してはそうじゃないの…

3

砂漠の王子に囚われて 小説

矢城米花  竹中せい 

アラブもの嘗めてました…

アラブものBLを読むのはこれで二度目。同作家の『熱砂の王子の不機嫌な愛情』のレビューでも書いたのですが、この系統の物語は傲慢な金持ちアラブ王子が男を王宮に囲むのが定型です。ある日突然、アラブ人攻めに攫われる日本人受け。初めは攻めに反発していた受けだが、やがて王宮の贅沢な暮らしと攻めの過剰な愛情に溺れ、身も心も攻めに捧げるようになる…。そんなイメージが拭えなくて、どうもアラブものには手が伸びませんで…

1

煌く砂漠の聖娼 小説

上原ありあ  竹中せい 

細かい設定がめちゃくちゃ……

 独特な神話的世界観が今もなお息づくカースィム。
 大学生の彰斗は、以前、近所に住んでいた知り合いの老婦人から託された美しいダイヤのネックレスを持って、神殿を目指していた。
「いつか神殿に返してほしい」と言った老婦人は、どことなく日本人ではないような顔をしていて、不思議なスパイスの香りがするお茶を彰斗に振る舞ってくれていた。
 そんな老婦人との約束を守るために、彰斗はわざわざヒッチハイクをし…

0

愛で濡れる花 小説

高峰あいす  竹中せい 

読むのしんどかったです。

 イベント企画会社の元バイト、今は正社員として働く基樹は、やる気だけは一人前。未だにバイト気分が抜けず、言葉遣いも適当。それでも失敗してもくじけない前向きさだけは、いっぱし……とあれば、上司の頭痛の種の一つだった。
 そんな基樹が、フラワーアレンジメント会の寵児・古柳の担当に大抜擢される。何でも、先方が履歴書を見て、基樹を「ぜひに」と希望してきたらしいのだ。
 さすがに、社会人としては半人前の…

1

アナタのくれる簡単な答え 小説

火崎勇  竹中せい 

弁当持っていくバイト

大学生の桑原は、昔から友達だと思っていた男にばかり告白される事が嫌だった。
ある日隣に越してきたウェブデザイナーの阿部に食事を持っていくバイトをする事になった。
阿倍の仕事に興味があり、一緒にいる時間が増えるうちに友達から告白される悩みを打ち明けるようになるが、
「好きだ」と言われ犯される。
阿部だけは他の友人と違うと思っていた桑原はショックを受け…

設定は好きです。
ただ、主人公…

0

聞かせてよ、愛の言葉を コミック

竹中せい 

たまに補給したくなる♪

文句なしの、ザ・イケメン同士!!という感じのお話☆
特にこの本は、芸能界での話だから余計なのかな?
顔ちっちゃくて手足長くて~という、スタイル抜群のイケメンばっかりが登場~
なんだかちょっと、少女マンガを読んでいるようなドリーム感があったかも。
(一緒くたにするのはダメかなとも思いますが)
でも、こういういかにもマンガ!という出来過ぎな感じのお話も、
わたしは時々読みたくなりますね~

4

聞かせてよ、愛の言葉を コミック

竹中せい 

好物は

大事にとっておいて、後から食べる方ですか?

芸能界物。
天才子役といわれていた子供が、ちょっと優しくされたのがきっかけで、年上のきれいな俳優さんに懐きました。
そして、子供の刷り込みの恐ろしいところは、17歳の年の差を物ともせずに12年間しつこく追い回して、ついにはお付き合いするようになりました。
お付き合いしているつもりでも、年の差のせいか、いろいろすれ違いがあって、ヤキモキしたりも…

1

俺様彼氏 -平リーマンの逆襲- 小説

日向唯稀  竹中せい 

デレ様

オレ様嫌いの私が、珍しく楽しめた「俺様彼氏」

俺様な本性は、すぐに限りないデレに変換され、受けに対して惜しみなく愛情表現する方向で俺様発動しているからだな。

あとは、受けの安達がとっても自立したポジティブちゃんで、鷹宮の俺様言動が、鷹宮本来の人間能力の高さを土台にした物で、何故かはわからないけど自分を愛してくれていて、その愛情があふれ出した結果だって、ちゃんと冷静に認識して、受け入れて…

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砂漠の王子に囚われて 小説

矢城米花  竹中せい 

見事に地雷を踏んでしまった

作者の「得意分野」知らず、古本屋で購入した。
輪姦を読んだ途端、思わず投げ出した・・・
輪姦無理です!乙女心ですいません!ファンの方すみません!
この作家の作品はもう二度と読まないつもりです _| ̄|●

1

背中から抱いて コミック

竹中せい 

短いのが惜しい

竹中せいさんの作品で初めて読んだコミックです。
表紙の絵が好みだったので読んでみました。

表題作と「後ろから囁いて」以外はどれも独立した短編です。
この表題作のシリーズももっと長編でじっくり読んでみたかったという印象です。
各作品、設定は色々で楽しめるのですが、ページ数が少ないのがとても残念><
これからというところでどの作品も終ってしまうような感じで、消化不良のようなあと味を感じま…

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