池玲文さんのレビュー一覧

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

池さんの描かれる龍の絵が好きです

ファンタジーものと現代ものがバランスよく収録された一冊だと思います。
しかも1作を除いて日本の田舎を舞台にしたお話で、テーマがよく纏まっています。
全体的に可愛い雰囲気のお話が多いです。特に受けのツンデレ具合とか素直な所にキュンとします。
思い返してみれば、池さんって結構ファンタジーが入ったお話を描かれてるんですよね。
余りそう思ったことがなかったのですが、気づかされなかったということは違…

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涕涙まくら コミック

池玲文 

印象的なお話が多かったです

ファンタジックで印象的な作品が多く収録されていたと思います。

表題作と「シューカツ」はコミックスになる前に読んでいたのですが、「シューカツ」がお蔵入りにならずコミックスになってよかったです。閻魔様がかなり好きだったので(笑)。
地獄モノでちょっと恐ろしげなカットもあるんですが、閻魔様本人はとってもコミカルで楽しい(しかも壇田には甘い。笑)。

「宵越しルーガルー」は単行本「hide a…

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≠ ノットイコール 1 コミック

池玲文 

タイトルの意味

 銅版画家の父、末続果を探して、その子どもの涼が合いに行きます。ところが、突如タイムスリップしてしまい30代だったはずの父は、涼より若い14歳になっているのです。

 自分に起こったことを理解しきれずに、何とかして現代に戻ろうとする涼が面白かったです。そしてそれを端から見ている果には笑えました。

 だんだん打ち解けていった果と涼ですが、涼は果に対する気持ちに気づいてしまいます。
二人の…

1

バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

グレアム・レジンスカを愛でるための作品。

評価に迷った~。
なのでなかなかレビューできず、まあ迷ったといっても【萌×2】との迷いなので、そんな時は高めでもいいかと【神】評価に。

何が【神】かというと、この作品に出てくる攻めの執事・グレアム・レジンスカが素晴らしい!
こんな凝った執事は見たことがない。

まずは衣装・首元から見えるのは黒いレースの襟。
そして左右非対称な黒い執事服。
片方の腰元から覗くレースは手元から見せて…

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バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

私にはハードルが高すぎて・・・

「No.99:人間玩具」の執事の話のスピンオフです。

執事・グレアム×フットマン・アレックスです。
両親が亡くなって、バンフォード侯爵家のフットマンと勤めることになった、
アレックスですが以前、グレアムに助けてもらったということもあり、
告白をして、グレアムに抱かれるのですが・・・
(出会って、告白するまでの展開が速かった気がします・・・)

初Hが私には受け付けることができませ…

2

たつのおとしご コミック

池玲文 

浮世絵みたいなカラー絵

 浮世絵のようなカバー絵がとてもきれいだなと思っていたら、これが本編の鍵を握っているなんて…(笑)

 ある日メカ屋は、山の中で角の生えた子どもを拾います。親探しも試みるのですが、いつしかメカ屋は、自分が父親代わりになり一緒に暮らし始めます。
 その後、ツノは剣御雷神という神だと分かり、天上からの迎えが来るのです。
 
 さらに、剣御雷神の本当の父である大雷公も、剣御雷神を取り戻そうと下…

1

ひんやり廊下、万華鏡 コミック

池玲文 

絵だけで萌える。

学園物の短編集。
先生と生徒、先輩と後輩、弟と兄、の3カップル。

正直話自体は、ストーリーと呼べる程のものもなく特にどうっていうこともなく、
BLの王道という感じの要素を並べている感じがするが、
設定と絵柄だけで、エロくて萌える。

一番好きだったのは、表題作の先生と生徒の話。
鬼畜の先生と可愛い生徒でエロも濃く、いいのか?これ?っていう話ではあるが(笑)
双方実はべた惚れとい…

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バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

ストーリーが

腑に落ちた。

この本「人間玩具」のその後のお話、いろいろ詰めあわせて1冊になっています。
「人間玩具」の方は、読んだのがずいぶん前なのでほとんど記憶に残っていなかったのですが、これを読んでじわじわと思い出しつつ、「PINK GOLD」掲載の「The Show」が間に入って、「バンフォード侯爵の恋人」へと繋がり、ようやくすべてのストーリーが腑に落ちた。

こういう事なら「人間玩具」も含め…

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≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

あああっ!!

一巻を読んで、二冊まとめて入手しなかったことを激しく後悔し、
速攻で購入した二巻…
実は果の子ではなかったというオチはやめて欲しい、と思いながら開いたのだが、
安易な結末にせず描き切られていて、強く心を揺すぶられて読み終えた。

元妻にも、実の母にも明かせない重いタブー。
それを抱えながらも共に生きていくことを選んだ二人。

思い出の場所に、精霊流しを見に行く二人。
かつて15の…

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≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

それぞれの想い。

CDが1巻分のみで終わってしまい続きが気になるじゃねーか!というわけで書店へ走って手にした第2巻。
ここでは現在の2人を中心に、それぞれがどう在るべきかが描かれています。
息子の凉は父子であることはわかっていても、それよりもどちらかと言えば「好き」という感情が前に出ていて。
一方の父親・果はなんとか自分の中に折り合いを付けて「父子」という距離を保とうとしている。
でも、保とうと努力してはい…

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