池玲文さんのレビュー一覧

媚の椅子 コミック

池玲文 

屈しない受けが美しい…!

 梅崎組・若頭の加賦(カブ)と、カブが拾ってきた男・韮沢(ニラサワ)の任侠ラブ。
カブが韮沢を殺しそうになるほどのシリアス展開を見せながらも、全体に甘々な雰囲気が漂っています。
 どんな痛みにも屈しない韮沢が「好きだ」を連発し、いつも怖い顔をしているカブまでもがあっさり「好き」という言葉を口にしてしまう、これはもうバカップル認定で良いと思います。振り回される組員さん達が不憫ですが、ラブラブ路線…

2

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

ぐっと読みやすくなった任侠ラブ!ラブです!

 ドロドロ優位で痛々しい話は苦手ですが、甘々優勢な任侠ものは大好きです。絵とストーリーがシリアス調なので任侠の雰囲気が十分に堪能でき、なんちゃってダークな世界に浸りながら純愛ドラマが見られる、美味しいとこ取りな作品でした。
 よくばっちゃって、いいんですね! あとがきで作家さんご本人が「シリアスなのかギャグなのか」とおっしゃってますが、このさじ加減が大好きです。

 シリアス色強めだった『媚…

11
非BL作品

Geofront 非BL コミック

池玲文 

エロがなくても楽しく読めました♪

池玲文さんと言うと、
激しいエロをお描きになる方!というイメージが強いので、
その池さんが非BLを描くってどんなかんじ??とかなり興味津々で読みました。

表題作は面白かったですよ~♪
池さんの既刊コミック「No.99:人間玩具」に収録されている短編、
「花降る地下街」をベースにした作品で、
地上の世界からはみ出た者達が移り住むGeofront(地下街)を舞台とした物語です。

10

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

あえて

あえて、既刊を読まず、続編から読んでみました 
1って書いてあるし、なんとかなるかなーと
視点が変わるところはわかりやすく読みやすかったです
ひとまず、韮沢って人 性格歪んでるなぁが第一印象
なんで主の加賦に対して”欲しい”という感情を抱くのか
子供時代に、父親からの愛を一切受けなかった描写が、
加賦との誕生日祝いの日に、描かれていたので、加賦本人ではなく、
父親という役割の部分だけ…

4

No.99:人間玩具 コミック

池玲文 

ずっと気になっていた作品

ずっと気になっていた作品でした。池玲文先生の絵は綺麗ですよね。
乳首フェチの私にはとても美味しそうな乳首が描かれています。
代表作のNo.99も好きですが、私は黄金島と幻想黒子が好きです。
黄金島は立仙と蘭の関係があとがきに描かれているイラストを見ると逆転しているんですよね~。そのお話も読みたいです。
幻想黒子はやっぱ乳首ですね!BLで乳首責めって素晴らしい。
苦手な作品は花降る~ですか…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

なにが正しい、なにが違う、なにがだろう

読者は凉視点であるからこそ、凉の感じている現実と過去とのギャップ(当たり前ですが)に胸がチクチクなりますね。凉にとってはついこの間の出来事であっても、果にとっては20年自分の記憶に座り続けた消し去れないものなのだから仕方ないと分かっていても……。
けれども果が問いただす、凉は果を父と知りながら行為に及んだのか、には間違いはないと思います。確かにそう。だからこそあの時、思いとどまれるのは何も知らな…

4

≠ ノットイコール 1 コミック

池玲文 

背徳感とのせめぎあい

凉のモノローグで印象的なものが多く、何度読んでもハッとさせられる一巻です。
「母ちゃんなんかにやるもんか 父親なんかにならせるもんか」なんて、凉がまだまだ子供なんだと理解する一文ですし、稚拙で力任せで一生懸命な独占欲が存分に表れていてとても好きです。
ただ彼らふたりがどれほど愛しあおうが繋がりを深めようが、抗えないのは『親子』であること。ストーリーの要所要所で思い知るたびに、凉に対して踏みとど…

4

hide and seek コミック

池玲文 

貴重なガチムチ受け

髭のガチムチ受けがいいです。
なかなかガチムチ受けって見かけないので、好きな人には貴重な一冊だと思います。
短編でやってるだけの作品が多いのに、なぜか笑ってしまいました。


紙本だと無修正のようですが、renta!の電子版ではしっかり修正入ってます。
基本的には無修正派なんですが、この作品に限っては修正あって良かった気が…笑
それくらい濃いです。

表題作と狼人間の話が一番好み…

1

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

ハラハラしちゃいました。

ガチ親子の恋の話。親子で男同士で超、禁断な話ってワクワクしちゃいました。実の息子だから愛しちゃいけないって自分の本当の気持ちと葛藤するのとが、超せつなかった。涼は、好きって言ってくれた14歳の果のところに戻りたいって思っちゃうのもわかります。題名が≠だったので、果の親に家を渡せって言われて、ヤケクソになって涼に抱いてもらったんじゃって思って、もしかしてバットエンドになるんじゃってドキドキしちゃった…

1

媚の椅子 コミック

池玲文 

大人な作品

池先生の作品は、これが初めてでした。
イラストが受け入れられるかが心配だったのですが、私は大丈夫でした。
表紙より中のイラストの方が好きでした☆

表題作のシリーズよりは、最後の短編の「成立しない朝」の方がリアルっぽくて個人的には好きです。
昔気になっていた大学時代の後輩と主人公が仕事で出くわして…という内容です。
ただ、短すぎて展開が早いのが玉に瑕なのですが(;^_^A

最終…

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